2021年12月31日

年末年始発熱外来情報(海老名市内)

 以前は、忘年会、忘年会って言うけれど、いったい何を忘れたいの? そんな思いもあって「望年会」なんて字をあてて年末の懇親会を主催したりしていたもの。でも昨今のコロナ禍もあってか、忘れたい年ってのもあるよなぁ・・・と、そんなことを思う年の瀬です。

 通常年末年始にはほとんどの医療機関が休診しますが、オミクロン株の拡大が心配される中で万が一発熱した場合に、診察してくれる医療機関の情報について、年末の私の広報誌に掲載して市民の皆様にお知らせをしました。
 ここで言う年末年始というのは12月29日から1月3日までのこと。その期間の情報をお伝えするのですから、印刷したり配布をするのに時間もかかりますから12月20日頃には情報が欲しい・・。しかし、この情報が県によって公表されたのが12月29日の当日。従って私の広報誌に載せた情報は12月23日現在の不十分なものとなりました。
 大事な情報が年末年始が始まる当日にならなければ出てこないという点、県当局も危機事象の中で混乱しているんだろうな、とは思います。でもその情報を掲載した県のホームページがまた見にくいことこの上ない。PDFの一覧表はとにかく大きなもので、実寸にすると畳3枚分はありそうな資料をモニターで手繰って詳しい情報をつかむのはほぼ不可能。
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/80634/20211230_kokai.pdf
 医市町村別に辿って行くような仕組みにできないものか・・。と、今さら言ってももう大晦日、とても残念な出来事です。

 仕方がありませんので、海老名市内の情報のうち、医療機関名と電話番号だけここに掲載させて頂きます。発熱された場合、診療時間や検査方法等、詳しい事は電話で問い合わせ頂いた方が良さそうです。
海老名総合病院 電話046-233-1311
こっここどもクリニック 電話046-292-0115
もり整形外科眼科 電話046-234-5565
海老名市医師会 海老名市急患診療所 電話046-231-1912
海老名田島クリニック 電話046-233-1313
海老名メディカルプラザ 電話046-234-6529
まなべ小児科クリニック 電話046-234-8331


 感染に気を付けて、良いお歳をお迎えください。
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2021年12月27日

駅に立つということ

 マイナス5℃の朝、今年締めくくりの駅頭活動を行いました。
 お配りしたレポートには年末年始に市内で発熱外来を実施して下さる医療機関の情報と、生活に困窮されている方々の相談窓口をまとめたものを掲載させて頂きました。
 政治家が駅に立って挨拶をしたりビラを配ったり・・・いつの頃からかこの国に定着した風習。たぶん他の国では見られないものだと思います。目の前を通り過ぎる人の中には「邪魔だな」と感じる人もいらっしゃるだろうし、ただ有権者に「媚びているだけ」のようにも見えると思います。すべての政治家がこうしたことをするわけではないし、「何を無駄なことを」と思う人もいるのだろうと思います。
 でも、10月の総選挙で甘利さんが小選挙区での当選を逃したとき、こうした活動が意味するものをつくづくと思い知らされました。
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 私は駅に立って28年。
 今一度原点に立ち返ろうと思う年の瀬です。

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2021年12月24日

聖夜

 今日はクリスマスイブですね。
 クリスマスソングと言えば・・・?
 子供の頃は「きよしこの夜」中学生の頃は「ホワイトクリスマス」・・・やがてジョンレノンにワム、マライアキャリー・・でもやっぱり私の世代にとって一番のそれは山下達郎ですね。♪雨は夜更け過ぎに♪雪へと変わるだろ♪JR東海のコマーシャルが浮かびます。あの頃はよかったなぁ、世の中の何もかもが発展する、成長する、やがて良くなるとみんなが信じていた気がします。

 オミクロン株の市中感染によって政府は年末年始の外出について注意喚起を始めました。
 今年のクリスマスも感染防止のため、静かに過ごさなければいけないようです。でも本来の聖夜って、そういうものかもしれませんし。

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2021年12月23日

出もの腫れもの

 冬至の昨日はゆず湯に浸かり、冷えた身体を温めました。湯舟にゆずを浮かべるだけで肌がピリピリとすると言う人もいますが、私は・・肌が強いのか鈍感なのか、特にそういった変化は感じません(笑)

 来年7月の参議院議員選挙。神奈川県の自民党は三原じゅん子さんに続く二人目の候補者として浅尾慶一郎氏を公認(申請)することとしました。私もこれを決めるメンバーの一人として自薦、他薦の複数名の候補者の中から選考をしましたが、神奈川県全体を選挙区とする選挙で、最低でも60万票からの得票を期待できる人を見つけ出すというのは容易なことではありませんでした。

 そして今回思うのは、本来6年の任期に就く4人の参議院議員を選ぶべき選挙なのですが、これに加えて今回は改選ではない、残り任期3年だけの参議院議員一人も同時に選ばなければならない選挙になることについて。4+1=5人区の選挙をやって5位で当選した人が、この任期3年の方にまわるというこれまで聞いたことのない異例な選挙になるのです。
 これは参議院議員だった松沢成文氏が任期の途中で辞めて横浜市長選挙に立候補したため、補欠選挙をしなければならなくなったことが原因なのですが、あの選挙もこの選挙もヒョイヒョイと出る同氏のやり方は本当に「はた迷惑」としか言いようがありません。
 いくつもの政党を渡り歩き、県知事だったときも選挙直前に放り出して東京都知事選に出たのには本当に驚きましたが落選。それならと、今度は元県知事としての知名度で参議院議員に当選。これも途中で辞めて横浜市長選に・・の落選。
 この人はいったい何がやりたいのでしょうか?これでまた、いやいや失礼しましたと参議院選挙に出ちゃおうなんてことになったら、本当に有権者とか選挙というものを何だと思っているのかと、あきれてしまいます。

 出もの腫れものところ嫌わず ってことですかね。

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2021年12月22日

縁起物

 おはようございます。
 今日は冬至、一年で一番昼間の時間が短い日です。
 日本の風習ではこの日、湯舟にゆずを浮かべて温まるもの。先日は自宅の庭に植えてあるゆずの木から実をもいで議会の仲間に配りました。
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「融通がきく」と、ゆずを縁起物として、子供の頃は正月に食したもの・・・ゆずと融通、昆布はよろこぶ、鯛はめでたい・・まるでおやじギャグですが(笑)

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2021年12月21日

季節感

 師走も20日を過ぎ、日ごろお世話になっている方々に「暮れのごあいさつ回り」をしています。
 「こんにちは、暮れのごあいさつに伺いました。今年も一年お世話に・・・」
 近代的な生活の中で、季節感とか、節目というものはあまり意識されなくなっているのでしょうか「ああ、もうそんな時期ですねぇ」といった反応を頂くことが多くあります。実をいうと「良いお年をお迎えください」と言っている私もなんとなく実感が伴っていません。

 そんなわけで、歳末を前にこの一年を振り返ってみるのですが、そう言えば皆さんに報告していなかったことが一つあったような・・・。引き続くコロナ禍とその自粛の時間の中で小説を一つ書き上げました。最初の一行を書き始めてからはもう4年くらいかかってしまったのですが、明治期の海老名をはじめ相州一帯に沸き上がった自由民権運動の一端を、三人の英傑の視点から書いたものです。↓に書き始めを紹介したページを作りましたのでよかったら読んでみて下さい。
https://osadashinji.com/img/book/taido.pdf
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2021年12月20日

生活にお困りなら・・

 大坂での放火事件があったかと思えば今度は松田聖子さんの娘さんの突然の死・・年末になってつらいニュースが続きますね。
 引き続くコロナ禍については政府も助成金や貸付金、協力金、10万円給付金など、次々にカンフル剤を打って全体としてはなんとか正常を保っている感じですが、個々の国民を見れば職業を失うなどして生活に困窮している人が急増しているのが現実。
 こうした中で神奈川県は「生活困窮者支援対策推進本部」を立ち上げました。今の日本という国では、適切に公の支援を受ければ、経済的に困窮して生きていけなくなるということは無いはずです。自死される人や路頭に命を沈める人、刑務所に入るために犯罪を犯す人・・そうした人たちの多くは公的な支援を受けるすべを知らずに追い込まれてしまうケースが多く、支援の情報と、それを受けやすくする仕組みや、支援を受けるにためらわずにいられる社会的な風潮を作ることが大事だと思われます。

 今、生活にお困りの方、あるいは身近にそういう人がいる、という方は是非↓の神奈川県生活支援ポータルサイトをご覧いただき、まずは相談のお電話を!
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/r6w/cnt/f530760/index2.html

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2021年12月16日

コロナ助成金問題

 コロナ対策の雇用調整助成金を受け取っていた政党支部があるということが報道され、与野党の議員がやり玉にあげられています。まったく、政治団体でも助成金が受けとれる・・と、よくそういう発想が浮かぶものだな、と私も思いますが、これらは政治団体の収支報告書から発覚しているようです。
 実は、政治団体の収支報告は毎年年末に帳簿を締め、翌年三月末までに選挙管理委員会に報告することになっていますので、今年の分についてはまだこれからということ。ですから、今年に入ってからそういう助成を受けていた団体があればこれから報告がされて、もしかすると次々と同様な問題が発覚する可能性はあります。まさか、帳簿を締める前に返金しちゃって、報告書に記載せず発覚を逃れる・・・なんて、慌ててそんなことをしている政治家もいたりするのだろうか・・・。

 県議会は本日「調整日」。
 明日の採決に向かって各派の賛否や政府に対する意見書の提出などについて、調整が図られます。
 私の事務所から海老名駅まで歩いて20分。今朝のように寒い日は結構つらいものがありますが、行って参ります。

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2021年12月15日

開き直り

 友達ががんの宣告を受けたとラインで知らせて来ました。年齢的にももうそういう世代だし、二人に一人がり患する病気だから驚くなと励ましますが、彼は新型コロナの影響で健康診断を一回(一年)見送った間に発症し、発見が遅れたことをすごく後悔しています。
 私は定期健診のたびに思います。「自動車だって2年に一度車検があって10万円近いお金を払うのだから、自分の身体にお金をかけて検診するのはあたりまえ」
 がんだけではありません。糖尿病も心疾患も、発見が遅れるほど命のリスクは高まります。皆さんも身体の定期的なケアを怠らぬようご注意下さい。

 県議会は本会議、常任委員会、特別委員会と、一通りの審議を終え今日は中休み。
 でも来夏の参院選に向けて党の方の仕事が朝からあります。

 がんの話にもどりますが、やはりストレスが一番の発症要因じゃないかな・・と思います。56歳、年齢と共に責任の重い仕事が増えますが、最近ではもっと出世したいと身構えたり、立場やメンツにこだわったり、そういうものを捨てて、どこかで「まぁいいか」と開き直る術を身につけたいと思ったりもします。

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2021年12月14日

応援する姿勢も

 今日は寒くなりそうですね。そして今夜はモンスター井上尚弥の試合がある。昨夜息子に「明日の井上の試合、テレビ録画しておいて」と頼んだところ「番組表にないよ」と。息子が調べると「民放じゃなくてアベマの独占配信だって」・・・・しかも3500円払わなければ見れないとか・・。一気に見る気がしなくなり、今夜試合があることは忘れることにしました。

 さて、昨日は県議会の「共生社会推進特別委員会」で、一時間ほど質疑をさせて頂きました。津久井やまゆり園での事件を契機に、重度な知的障がいをお持ちの方たちに対する支援の実態が表に出て、それに対して改善すべきことがたくさん見えて来ました。身体拘束、居室施錠、モニター監視・・・。
 事件がきっかけになったというのは残念ですが、それでも今神奈川県の福祉を担う人たちが真剣に、そして自ら変わろうとしています。こんなとき、議会は行政に対するチェック機関ではありますが、応援する姿勢も必要だと私は思っています。

 ま、なかなかそういうことで意見が合う人ばかりではないのが、合議制で多様な人の集まっている議会という場の現実なのですが・・。

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2021年12月10日

師走

 最近頭髪の白髪が増えてきたものですから、行きつけの床屋さんで「白髪ぼかし」というのをやってもらいました。そうしたら思いのほか髪が黒くなって、鏡の前にたつのもちょっと気恥ずかしいほど顔の印象が変わったと自分では感じます。でもどうでしょう、そのことに家族も事務所のスタッフも出会う人たちもだれも気づきません。人の見てくれなど、他人はさほどに気にせぬものか・・・と、今朝も髭を剃りながら思ってみたり。

 今日は私が所属する文教常任委員会が行われます。コロナの感染予防に関することはもとより、最近増えている通学路上での事故防止、あるいはヤングケアラーなどという新たな行政課題も議論されるようになっており、議論を深めるべき問題は多様です。

 クリスマス商戦も歳末商戦もどことなく控えめなコロナ世相の中、師走も中旬にさしかかりました。
 では、今日も行ってきます。
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2021年12月09日

ブレているだけでは?

 雨模様が続いていましたが、ようやく晴れ間が続くようになるみたいですね。

 国会では、全国の子供たちに10万円を配る事業について、5万円分はクーポンで配る政府の方針に対して、自治体の業務が煩雑だとか費用がかかるなどの理由で全額現金にしろとか、そんな事が話題になっています。そもそもこのタイミングで子供を対象にお金を配ることに私はあまり意義を感じないのですが、大事なことはワクチンの三回目接種のときもそうですが、当初8ヶ月月後だったのを6ヶ月後も認めることにしたり、今回も自治体の実情に応じて全額現金での給付も認めると総理大臣が言いだすなど、これでは単に政策がブレているだけだというのが問題だと感じます。意見を聞く力のある岸田総理なら、政策を練り上げる時点でしっかりと聞き、簡単にブレるとこのない精度の高い政策を提示して欲しいものです。

 今日の県議会は常任委員会が開催されます。

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2021年12月08日

自ら考える

 今日は冷たい雨と風が吹いています。山茶花(さざんか)の花咲くこの季節に雨が続くことを山茶花梅雨(さざんかづゆ)と言うそうです。

 さて、昨日の一般質問では戦争の歴史を教育の現場でいかに子供たちに教えていくか、ということが議員と教育長との間で議論されていました。「戦争の語り部」となる戦争を体験した人たちが少なくなる中ですから、子供たちに戦争の現実を教えるには工夫が必要ですね。
 それで、こうした議論の時に私が思うのは、肉親を失ったり、暮らしていた街が焼け野原になったり、食べ物が足りないなど戦争の悲惨な現実を教えることも大事ですが、「どうして戦争が起きたのか?」「なぜ戦争は起きるのか?」ということを子供たちに考えてもらう教育こそ大事だということ。なぜ戦争は起きるのでしょう・・? もちろんその答えは一つではないでしょうし、考える角度や立場によって色々だと思います。
 そんな意味で、例えば昨日アメリカが北京オリンピックでの外交的な交流をボイコットすることにしましたが、こういうことがやがて戦争の火種になるのではないか・・ということについて子供たちに考えさせてみてはどうでしょうか。
 子供たちに考えさせるって・・つまり私たちも考えるという事なのですが、リアリズムの立場に立って考えれば、やはりオリンピックの本来的な意味を踏まえ平和的な外交は維持すべきであると私は思います。ウイグルでの人権問題は確かに世界的な世論を惹起する必要を感じますが、逆にオリンピックを外交カードとして使った前例を作ってしまう面もあります。もちろんそうではない考えの方もたくさんいらっしゃると思いますが・・・さて、岸田総理はどんな答えを出すのでしょう。「国益の観点から自ら判断していきたい。」と発言していましたが、その自ら≠ニいうのが大切なキーワードであるような気がします。

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2021年12月06日

潔さ

 批判されると分かってるだろうに・・
 岸田総理が石原伸晃氏を内閣参与に起用した事について。日給制の非常勤とはいえ、参与とはあくまでも公職なのですから、ましてこのタイミングで友達人事みたいなことをすれば国民から不評を買うことくらい周囲の人たちがアドバイスできないのだろうか・・。さらに言うならば、受ける方もどうかと思います。石原さんに潔さというものは無いのだろうか・・。

 さて、我が国では新型コロナウイルスの感染が落ち着いており、まちのイベントや行事も少しずつ行われるようになってきて、この週末は5件の行事に参加することができました。
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 私は50歳を過ぎた頃から健康のために少しだけ空手をたしなんでおり(万年白帯です)、昨日は道場で行われた昇段試験を見学させて頂きました。
 コロナ禍でも子供たちの笑顔は変わらず、そして何も言われなくても履物をそろえ、稽古が終われば掃除を一生懸命やる子供たち。大人が学ぶべきお手本は子供たちなのかも知れません。

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2021年12月01日

議員の選挙区

 昨夜はすごい雨でしたね。海老名市南部では午前2時過ぎに雷鳴と共に雨が降り出して、6時過ぎまで激しく降り、8時現在は空の一部に晴れ間がのぞいています。それにしても雨雲レーダーというのは正確なものですね、どちらの方角から雨雲が来ていて、あとどのくらいでどちらの方向に抜けていくか、一目瞭然とはこのこと。

 さて、昨日から県議会は代表質問が始まりました。オミクロン株の国内侵入と拡大が懸念する中、感染防止の決め手となる三回目のワクチン接種を進めるため、県は独自の接種会場を設けるなど、準備を進めています。
 また、昨日国勢調査の結果が公表されました。これに基づいて国会では衆議院議員の選挙区割りについて、一票の格差是正の観点から10増10減の変更を行う必要があり、現行18選挙区ある神奈川県では2つ増えて20の選挙区となる見込みです。
 更に県議会議員の選挙区についても、公職選挙法の規定から人口減により現在の選挙区が維持できない選挙区が発生します。すでに新聞等で報道されていますが、三浦市と愛甲郡(愛川町・清川村)、足柄下郡(箱根町、湯河原町、真鶴町)の三選挙区が現行法ではこの対象となり、強制的に近隣の選挙区と合区されることになります。
 単純に人口割合だけで議員の選出数を決める今の法体系では、県の行政施策が少ない政令市から選出される議員が増え、人口が少なく、県政課題の多い町村部からの議員が減って意見が行政に反映されにくくなるばかり。4年に一度の選挙のたびにこんなことを繰り返していてはいけません。最高法規としては憲法上に依拠する問題ですので、国会でしっかりと議論して法改正を行って欲しいもの。神奈川県議会としても具体的な行動を起こすべきと考えています。

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