2022年02月01日

健康安全保障

 一昨日フランスから2年ぶりに帰国した友達は今ホテルで6日間の隔離生活をしていますが、テレビを見て「日本のテレビはコロナの事ばかり!」と驚いています。フランスは人口が日本の半分程度ですが、毎日40万人とか50万人の感染者が出ています。それでも最近のテレビニュースの主な話題はウクライナ情勢がメインで、コロナの事は状況をまとめて伝える程度とか。更に「フランスのワクチンパスは日本で使えるか?」と言うので、日本じゃそれを使うことはほとんどないし俺も持っていないと言ったら鼻血が出るほど驚いていました。フランスではそれ無しに外出することなどできないと。

 今朝のラジオ番組では、こうした欧米の状況について「危機体制から管理体制」へ移行していると解説していました。併せて「国家対応から自己対応」ということも。

 一方、外出禁止と決めれば軍が銃を持って街を警備するような体制の欧米と違って「国民協力」によって危機を乗り越えようとしている私たちの国はどうか・・。昨日の神奈川新聞の特集記事で、神奈川県の阿南統括官のインタビューが掲載されていましたが、そうしたことをとても分かりやすく解説されているので、読んでいない方は是非読んで頂きたいと思います。併せて、私がこの記事を読んで阿南さんの慧眼だと感じたのは「健康安全保障」という言葉を使ったこと。私が遅れているのかも知れませんが「健康安全保障」という言葉は初めて聞きました。
 アフターコロナのときが来れば、我が国の医療体制や保健所の在り方など色々と制度変更をしなければならないことになると思います。その際、ワクチンの自国生産や国際的な供給のあり方、空港や港あるいは米軍など、国際間を行き来する人への水際対策など、国際的な戦略も大切な課題となる事でしょう。そうしたことを「まるっと」まとめて「安全保障」という観点から進めて行くことは、現在議論が進んでいる「経済安全保障」と同じように大切な事だと思います。

 今日から二月。
 冬来たりなば春遠からじ  ですよね。

posted by おさだ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感