2022年06月30日

精神障がいについて

 今とても関心を持って取り組もうとしているテーマが精神障がいの医療と福祉について。
 国の法律では精神病院は、一般の病院よりも医師の数は三分の一で良い事になっていて、看護師の数は半分で良いとされています。そのため多くの入院患者が充分なケアを受けられないまま病棟に放置(ちょっと言いすぎかもしれませんが)され、急性期には身体拘束も当たり前のように行われています。外来患者は3分診療。そして多くが薬漬け。

 やはりこうした医療の分野は欧米の方が進んでいて(日本が遅れているだけかも知れません)、医療的なアプローチよりもカウンセリングのような手法や、丁寧な人的ケアによって症状を改善させる手法がとられていて見事な成果を上げているようです。心配する人がいると思うので付言しますが、こうしたケアの方が公的な財政負担が少なくなります。

 さて今、神奈川県は福祉のあり様を大きく変えようとしています。例えば県立の知的障がい者施設での身体拘束を無くそうとしているし、本人の意思確認を丁寧に行って、自立した生活を営んで頂けるよう支援のあり方を変えようと努力しています。これを成功できれば、私は全国の知的障がいの福祉現場を大きく変えることができると思っています。
 この流れの中に、精神障がいの分野を乗せて行きたい・・・それが今の私の思いです。
 昨日、精神障がい者家族会の皆さんととても深い懇談の場がありました。

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2022年06月26日

若い人が多いですね

 一気に、すっかり、真夏ですね。
 参院選も最初の週末を迎えましたが、近年の選挙運動は街頭活動が主体ですから、候補者にとってこの暑さはたまりません。しかもマスクは外せないのですから、くれぐれも熱中症に気を付けて熱い選挙戦を戦い抜いて頂きたいものです。
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 それにしてもその街頭宣伝活動ですが、海老名駅は県下でも有数のターミナル駅であるうえ小田急の本社が新宿から移転して来るなどのニュースも伝わってか、連日多くの候補者が駅頭でのピーアール活動を行っています。それも神奈川選挙区の候補者だけでなく、全国比例の候補者が続々と海老名駅に。私も依頼されて今日は午後から自民党全国比例区の候補者の街頭活動を行いますが、きっと駅周辺でご商売をされたり、通勤通学で毎日駅を使う人の中には大音量のスピーカー音に辟易としている人も多いはず。その辺りよく気を付けてやってまいりたいと思います。

 ただ、うれしいことが一つ。あちこちから海老名にやって来る候補者やスタッフが異口同音に言ってくれるひと言「若い人が多い街ですね」。その通り!

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2022年06月22日

停滞は後退

 今日から参議院議員選挙が始まります。神奈川県選挙区ではこれまでにない21人以上の立候補が予想され、下手をすると公営掲示板の数が足りなくなってしまうのではないか・・・と心配されています。

 それにしてもこんなに多くの立候補者があるのは、新興勢力の新しい政党が次々と候補者を擁立しているためと言えます。これまで、新しい政党と言えば自民党とか民主党とか、既存の政党が分裂してできるというケースが主でしたが、近年の新党は既存の政党とは無縁の人が立ち上げ、マスコミに取り上げられずともインターネットを通じて既存政党が踏み込みにくい部分の主張を展開して一定の支持を獲得するようなケースが多くなっています。
 こうした社会潮流をどう受け止めるべきか・・一過性の流行りものと馬鹿にしていると私のような既存政党にいるものはたちまち生き残れなくなる、という感じがしないでもありません。「変化できず停滞するもの、すなわち後退を意味する」というのが現代の世界的な流れですから。

 支持する候補者の当選を目指すということとは別な意味で、この選挙に注目していたいと思います。

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2022年06月21日

議会と選挙

 県議会では先週の金曜日から代表質問が行われています。
 この2年は新型コロナウイルス対策に関する質疑に多くの時間が割かれて来ましたが、今回はあまり取り上げられなくなり、質疑も多彩な内容になっています。

 いよいよ明日から参院選が始まります。
 選挙の話題になるとどうしても衆議院の方の選挙区割りが変更される件について話題が向くのですが、私の地元も大きな変化があり・・こればかりはどう受け止めてよいやら・・・・言葉が見つかりません。

 今は定例議会と選挙に集中しようと思います。

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2022年06月16日

争点

 アメリカのFRBが0.75%の利上げを決めたという今朝のニュースには驚きました。ドル高を誘導して輸入物価の高騰を防ごうと、なりふり構っていられないといったところでしょうか。日本も金利を上げて円安を防ぐべきでしょうけれど、経済的にその体力がないというのが実情。借金をしている人や企業は利息が上がれば利払いに苦しむし、なによりその代表が政府で、国債の利払いが上がれば国家財政が破綻しかねません。

 いよいよ参院選が近づいて来ました。物価の高騰がが選挙の争点になるだろうと新聞が書いていますが、争点と言ったって、原油高やウクライナでの戦争、そして米国の金融政策が原因の物価高にどう対応するのか・・・明確な処方箋があるなら聞いてみたいと思ってしまいます。ま、しいて言えば円安に乗じて輸出に力を入れる・・とか? まさか更に国債を増発して国民にお金をばらまく・・とか言い出すのでしょうか。

 しいて言えばこの選挙、世界的な危機事象の中で我が国ではどの政党が政権を担当するのが妥当か国民に判断して頂く。そういう選挙になるのではないでしょうか。

 今はホタルが明滅しながら飛び交う季節。ホタルは成虫になると1〜2週間の寿命だそうですが、その間は水しか飲まないのだとか。♪ほっほっほーたる来い♪こっちの水は甘いぞ♪ そんな歌がありますが、こんな時代に甘い話に乗るのは一番危険。
 
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2022年06月15日

ホタル

 市内某所でホタルを見かけるようになったという情報が寄せられました。事実なら自然環境が回復しているということでしょうし、是非私も見てみたいと現場へ。
「子供の頃はこのあたりホタルがいっぱいいてね、それはそれは幻想的な光景だったよ」と、一緒に暗闇を見つめながら年配の男性が昔を語ってくれました。でも、私の世代で海老名に育った人たちにはそうした思い出は無いと思います。つまり世の中の自然環境がどんどんと悪化して、ホタルなど姿を消していった頃に私たちは育ったということで、できるならば、生きている間に先輩が語った幻想的な光景を見てみたいと、結局光を見つけることができなかった暗闇に想像を膨らませてみました。
 ちなみにホタルと言えば源氏ボタルと平家ボタルが代表的ですが、日本には40種以上のホタルがいるのだとか。

 梅雨寒(つゆざむ)とはまさに今日のような気候を言うのでしょうね。
 そして明日は一転して暑くなるのだとか、どうぞお体にお気をつけください。

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2022年06月13日

国のありよう

 梅雨らしい天候が続いていますね。昨日は午後になっていきなり雷と共に大粒の雨が降り出し、うかつにも傘を持っていなかったので濡れてしまいました。でもそんな雨が相模平野を潤し、小川を伝って相模川に集まり、その水を取水し、用水路に導いて、海老名耕地にも水が張られ、田植えが始まりました。
 新型のウイルスと戦争と円安でこれからますます物資の高騰は進み、とても短期間のうちに収束するものではないのでしょう。私たちはこれを機に色々と考えるべきことがありそうです。とりわけ食料については、三割ほどしか自給できていないのに米が余り、全国のいたるところに耕作が放棄された土地がある。それがかつて瑞穂の国と自らを自称した私たちの国の実態で、そんな今のありようについて「なんとかしなければ」という思いがつのります。
 単純に資本主義の競争原理に依っていたら、日本の農林水産業はますます衰退することでしょう。競争原理だけではない経済のありようをいかに立てていくか、岸田内閣の目指す「新しい資本主義」は、スローガンだけで終わらせてはならない、とても大切なテーマだと感じます。

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2022年06月11日

『原油価格・物価高騰等総合緊急対策』

 昨日は県内農林水産業の団体の皆さんと懇談させて頂きました。大半を輸入に頼っている家畜のえさや、船を走らせる燃料の高騰で生産現場は採算が取れない状況に陥っているとの訴えがありました。

 そこで、県は『原油価格・物価高騰等総合緊急対策』として216億円あまりの補正予算を組み、燃料や資材の高騰に苦しむ業界を支援するほか、生活に困窮する県民に対する支援を行うこととし、来週から始まる定例議会に提案、審議することになりました。
 詳しくは↓をご覧ください。
令和4年度6月補正予算案等の概要.pdf
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2022年06月10日

オイルショック以来の危機

 昨日は神奈川県公衆浴場組合の皆さん、つまり県内で銭湯を営む人たちと対話をする機会がありました。「とにかくこのまま燃料の高騰が続いたらみんな潰れる!」それはとても強い訴えでした。都市部では銭湯を利用して生活している人も多くいらっしゃいますが、湯を沸かすためのガス、または重油の価格が1.5倍以上に高騰していて、月々の経費が50万円以上膨らんでしまっている銭湯もあるとのこと。わずかな収益で細々と営業している銭湯でこれだけ経費が膨らめば営業を続けられるわけもありません。

 今日も運輸や酪農など、物資の高騰に悩む業態の方たちからお話を伺います。

「あのオイルショック以来の危機だ」と言った経営者の声が耳に残ります。
 原油価格の高騰はウクライナ危機より前の昨年の秋に始まり、その影響が今出ているわけで、それに輪をかけて、ロシアへの経済制裁によるエネルギー需給のひっ迫がこれから世界的に始まるわけです。つまり半年とか一年で落ち着く問題ではないのかも知れません。

 政府は緊急対策しとて多額の予算を計上しましたが、おそらくそれでも焼け石に水といったことになるのでは・・、いったいどんなことになってしまうのか、想像がつきません。

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2022年06月06日

降る雨や昭和は遠くなりにけり

 雨模様の一日になりそうですね。
 今朝は5時前に目が覚めました。
 コーヒーミルをガリガリやりながら寝ぼけた脳みそを刺激するのが毎朝のルーティーン。
 続けてPCの電源をON・・窓越しに雨の降る様子を眺めていると、いつものようにe-mailを拾いに行く気になれず、代わりにYouTubeを開いて「雨」のキーワードで聞きたい曲を探してみました。最初の曲はイルカの「雨の物語り」それから画面の右に表示される関連曲の中から好きな曲を続けて聞いていて・・気付くのは「全部昭和の歌ばかり」。あの時代が過ぎてもう34年も経つのにね・・と。

 今日と同じように雨の降っていた二月の休日、大手出版社が主催するコンクールにエッセイを一本書いて応募してみました。コンクールのテーマは「あの日の秘密」。
 メーラーを開くと結果を知らせるメールが届いていました。残念ながら大賞は逃しましたが、最終選考まで残ったとのこと。

 ま、いいか。そんなもんでしょう。もの書きはあくまでも趣味。

 さて、今週から6月定例会の準備に入ります。ウクライナでの戦争や円安による物価の高騰に対処するため政府から臨時交付金が都道府県と市町村に交付されます。これをいかに有効に使うか。これが目下の重要案件。雨を見ながら昭和がどうのと言っている場合ではありませんね。


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2022年06月05日

蓮の花

 昨年、庭の睡蓮鉢に植えた睡蓮の花が咲きました。
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♪どぶに落ちても根のあるやつは ♪いつか蓮(ハチス)の花と咲く♪

 「男はつらいよ」で寅さんが歌う歌詞の一節ですが、水底の泥の中から芽を出して、こんなにも美しい花を咲かせる様子は見る者の心を奪います。仏像が蓮の花の上に鎮座していたり、蓮華という言葉が使われたり、その様子が仏教の教えにも通ずると言うのですから尊いものですね。

 今日も参院選に向けて、様々な活動を行います。

注) 蓮の花と睡蓮は別種です。

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2022年06月01日

来月は参院選

 今日から6月ですね。私事ですが、先月二人目の孫が生まれました。元気な女の子です。そのため、上の孫を我が家に預かっていますが、これがまた活発に動く子で(笑) 毎日新しい言葉を覚え、泣いたり笑ったり、その変化を見ているのがとても幸せです。私の晩酌のおつまみを横取りされるのには困っていますが・・(笑)

 来月の参院選に向けて各党、各候補予定者の動きが活発になっています。私も自民党と公明党の候補者から要請を受けて様々な活動に協力させて頂いています。ロシアによるウクライナ侵略が続く中、ロシアと海峡を挟んで接する我が国の政権が不安定なものであっははなりませんので、ここは大切な選挙だと思って取り組んでいます。

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