せっかく案内を頂けるようになっていた、盆踊りや夏のイベントがここへ来て新型コロナウイルスへの感染者拡大に伴って「中止に致します」と開催を取り消す手紙が届くようになってしまいました。今の状況では仕方の無い事ですが、今年もイベントの無い夏になってしまうのか・・・私などは構わないけれど、子供たちや若者たちにとっては二度とない若い日々、楽しいはずの夏の経験が色あせてしまうのではないかと、可哀そうでなりません。
議会はこの時期から来年度の予算編成に向けて動き出します。この季節は県内市町村から要望の聞き取り調査を行います。併せて、議会として制定を目指している条例についても市町村からのご意見を集めます。
2022年07月29日
2022年07月28日
政府と党本部に言いたい
政府と自民党本部に意見したいと思いますが、安倍元総理の国葬についても、甘利代議士による追悼演説についても、焦らずに、もう少し時間をかけて国民の理解を得るためのプロセスをふむべきではないか?「あれだけの功績を遺した総理大臣だったのだから、国葬で送ってあげよう」という国民からの声が上がるのを待ち、与野党に幅広く理解を求めてからでも葬送は充分に行えたはず。また、そうできる雰囲気は充分にあったと私は思います。
「タラは北海道」とは大相撲の解説者北の富士さんの言葉ですが、今さら「たら」とか「れば」と言っても仕方の無いことですが、今回の事件を機に統一教会との関係を指摘されて浮足立っているとしか思えません。
「タラは北海道」とは大相撲の解説者北の富士さんの言葉ですが、今さら「たら」とか「れば」と言っても仕方の無いことですが、今回の事件を機に統一教会との関係を指摘されて浮足立っているとしか思えません。
2022年07月26日
7月26日
7月26日は私たち神奈川県民にとって永遠に忘れてはならない日。
津久井やまゆり園事件から今日で6年。お亡くなりになられた19人の方たちのご冥福を祈り、心より哀悼致したいと思います。
「意思疎通のできない重度障害者は人の幸せを奪い、不幸をばらまく存在」と、裁判で語った植松死刑囚。彼の心をここまでむごいものにした根本原因に目を向け、改善の歩みを進めて行く事こそが大切だと思います。
植松死刑囚だけでなく多くの人が、知的に重度な障がいをお持ちの方は何も分かっていないと決めつけていたのは大きな間違いでした。実は意思も気持ちも考えもちゃんとお持ちで、ただそれを表現することが上手にできないということ。周囲の丁寧な関わり方次第でその意思を確認することができ、その意思に沿った生活環境を整える事でこれまで身体拘束をされていた人が自立した生活を営むことができる。この現実に目を向け、それを実践することこそが大事なこれからの福祉である事に、私たち神奈川県行政は気づき、今それを実践しようとしています。
事件があってようやくそれに気づかされたというのはあまりにも悲しい現実ですが、でも事件があったことでそれに気づくことができたのだから、前向きに福祉のありようを変えていく。その原点を忘れないために、私たちは7月26日を大切な日として胸に刻むべきなのだと思います。
津久井やまゆり園事件から今日で6年。お亡くなりになられた19人の方たちのご冥福を祈り、心より哀悼致したいと思います。
「意思疎通のできない重度障害者は人の幸せを奪い、不幸をばらまく存在」と、裁判で語った植松死刑囚。彼の心をここまでむごいものにした根本原因に目を向け、改善の歩みを進めて行く事こそが大切だと思います。
植松死刑囚だけでなく多くの人が、知的に重度な障がいをお持ちの方は何も分かっていないと決めつけていたのは大きな間違いでした。実は意思も気持ちも考えもちゃんとお持ちで、ただそれを表現することが上手にできないということ。周囲の丁寧な関わり方次第でその意思を確認することができ、その意思に沿った生活環境を整える事でこれまで身体拘束をされていた人が自立した生活を営むことができる。この現実に目を向け、それを実践することこそが大事なこれからの福祉である事に、私たち神奈川県行政は気づき、今それを実践しようとしています。
事件があってようやくそれに気づかされたというのはあまりにも悲しい現実ですが、でも事件があったことでそれに気づくことができたのだから、前向きに福祉のありようを変えていく。その原点を忘れないために、私たちは7月26日を大切な日として胸に刻むべきなのだと思います。
2022年07月25日
冷静な議論を
安倍元総理が凶弾に倒れた事件は、犯人の犯行動機からすっかり宗教と政治の問題にマスコミの焦点があてられるようになっています。政教分離はとても大切なことですから、この際政治が宗教を利用したり、宗教が政治を利用するような実態があったのか、しっかり検証すべきだと思います。ただ、政教分離は政治原則ですが、一方で思想信条の自由は憲法で保障された権利でもあります。実態としては政党とつながりのある宗教団体は今回取りざたされている統一教会に限らずたくさんある中で、信仰の自由と国民が政治に参画する自由の侵害とならないよう、冷静かつ真摯な議論が求められると思います。
さて、暑い日が続きますね。
新型コロナが流行し始めた頃、「ウイルスは温度と湿度が上がる夏場には少なくなる」と医師も研究者も言っていましたが、新型はその常識を覆し、昨今の感染拡大はまさに未曽有の事態。究極のところ、やはり国民一人一人が感染防止に努める。これしかないのかな・・・。
さて、暑い日が続きますね。
新型コロナが流行し始めた頃、「ウイルスは温度と湿度が上がる夏場には少なくなる」と医師も研究者も言っていましたが、新型はその常識を覆し、昨今の感染拡大はまさに未曽有の事態。究極のところ、やはり国民一人一人が感染防止に努める。これしかないのかな・・・。
2022年07月22日
家賃が高い
うまい言い方をするなぁ・・・と思ったのは大相撲。人気解説者の北の富士さんが、先場所優勝争いをする大活躍をして番付を大きく上げた力士が、今場所は上位の力士に勝てず早々に負け越したのをみて一言「ちょっと家賃が高すぎたな」と。
さて、県議会は昨日諸議案に対する採決が行われ、第二回定例会が終了しました。審議の中では私たち自民党が発議して安倍元総理を悼み、暴力には屈しない旨の決議を提案しましたが共産党がこれに反対する一幕がありました。凶弾に倒れた人を哀悼し、暴力には屈しないという議会の意思表示にどういう理由で反対するのか?同党の討論に注目致しましたが、残念ながら反対の趣旨を理解することはできませんでした。
安倍元総理の国葬にも反対する人や政党があります。国民の象徴である皇室とは違って政治家の事ですから、反対する人がいても仕方がない事でしょう。そこは心ある大多数の民意を受けて粛々と進めれば良い事だと思います。
自民党県議団(49人)の団長に就任して2か月が過ぎ、定例議会を一つ乗り越えました。その間に参院選があり、定例会の最中に黒岩知事が海外に出張すると言い出す一幕があり、続いて議員の新型コロナウイルス感染が相次ぎ・・・良い事も悪い事も、常に情報が寄せられるこの仕事。私には少々家賃の高い仕事です。
さて、県議会は昨日諸議案に対する採決が行われ、第二回定例会が終了しました。審議の中では私たち自民党が発議して安倍元総理を悼み、暴力には屈しない旨の決議を提案しましたが共産党がこれに反対する一幕がありました。凶弾に倒れた人を哀悼し、暴力には屈しないという議会の意思表示にどういう理由で反対するのか?同党の討論に注目致しましたが、残念ながら反対の趣旨を理解することはできませんでした。
安倍元総理の国葬にも反対する人や政党があります。国民の象徴である皇室とは違って政治家の事ですから、反対する人がいても仕方がない事でしょう。そこは心ある大多数の民意を受けて粛々と進めれば良い事だと思います。
自民党県議団(49人)の団長に就任して2か月が過ぎ、定例議会を一つ乗り越えました。その間に参院選があり、定例会の最中に黒岩知事が海外に出張すると言い出す一幕があり、続いて議員の新型コロナウイルス感染が相次ぎ・・・良い事も悪い事も、常に情報が寄せられるこの仕事。私には少々家賃の高い仕事です。
2022年07月21日
今日は採決の日
相撲部屋で新型コロナウイルスの感染者が出て優勝の期待がかかっていた若手力士が休場したり、プロ野球ではジャイアンツで38人の感染者が出たとのこと。私が所属する自民党県議団も現在5人の議員が感染して自宅療養に入っています。これまで経験したことの無い係数での感染拡大を「コロナと共に生きていく」という感覚で乗り越えられるのか・・・・明確な答えを持っている人は少ないのではないでしょうか。
私は最近思います。このウイルスは人の心にも感染しているのではないかと・・・。

ともに生きる・・でたまたま語彙が重なってしまいましたが、昨日は「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を普及するため、早朝の桜木町駅前に立って有志の議員たちとピーアール活動を行いました。あの津久井やまゆり園事件から間もなく6年が過ぎようとしています。障がいをお持ちの人に対する差別的な思想が生みだしたこの事件。やはりこれも人間の心に巣食うものに向き合うべき課題なのだろうと考えながら。
今日は県議会定例会の採決が行われます。
私は最近思います。このウイルスは人の心にも感染しているのではないかと・・・。
ともに生きる・・でたまたま語彙が重なってしまいましたが、昨日は「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を普及するため、早朝の桜木町駅前に立って有志の議員たちとピーアール活動を行いました。あの津久井やまゆり園事件から間もなく6年が過ぎようとしています。障がいをお持ちの人に対する差別的な思想が生みだしたこの事件。やはりこれも人間の心に巣食うものに向き合うべき課題なのだろうと考えながら。
今日は県議会定例会の採決が行われます。
2022年07月18日
様々な事態を想定して
三連休はいかがお過ごしでしょうか。
ここのところの新型コロナウイルスの感染拡大は急激なものがあり、県議会議員の中からも感染者が相次いでいます。私も、感染された議員と議会内で一緒に仕事をしておりましたので、感染に備えて外出を控え、抗原検査キットを購入しましたが、幸い今のところ発熱などの異常は無く、抗原検査も陰性です。
ただし、5人以上の感染者が議会内に生じた場合にクラスターということになるのか? 万が一そうなった場合に議会の審議をどうすべきか・・。
今週は定例議会の採決を控えています。私も自民党県議団の代表として、様々な事態を想定をして議会の準備をする必要があり、それができないと補正予算や条例が成立せず、県行政が停滞してしまいかねないと危惧しています。
コロナも不安ですが、天候も不順ですね。なにもコロナだけが病気ではありません。くれぐれもご自愛ください。
ここのところの新型コロナウイルスの感染拡大は急激なものがあり、県議会議員の中からも感染者が相次いでいます。私も、感染された議員と議会内で一緒に仕事をしておりましたので、感染に備えて外出を控え、抗原検査キットを購入しましたが、幸い今のところ発熱などの異常は無く、抗原検査も陰性です。
ただし、5人以上の感染者が議会内に生じた場合にクラスターということになるのか? 万が一そうなった場合に議会の審議をどうすべきか・・。
今週は定例議会の採決を控えています。私も自民党県議団の代表として、様々な事態を想定をして議会の準備をする必要があり、それができないと補正予算や条例が成立せず、県行政が停滞してしまいかねないと危惧しています。
コロナも不安ですが、天候も不順ですね。なにもコロナだけが病気ではありません。くれぐれもご自愛ください。
2022年07月15日
SP
安倍元総理の国葬を行うと政府が決めたことは、安倍さんの功績からすれば当然な事だと思います。ただ、治安の面で考えると奈良での事件を模倣するような人間がいないとも限らず、心配な面はあります。
今回の事件のこと、いまだに色々と考えてしまうのですが、私たち選挙運動をする側にも考え直さなければいけない面があるなぁ・・と。というのは、私の地元の甘利代議士も長く大臣を務められましたが、その間地元に戻るといつもSPの方が同行して来ました。そして選挙の時などは特にそうなのですが、甘利さんが駅頭で演説をしたり、雑踏の中に入って有権者と握手を交わしたりという場面についてはSPの皆さんも大変な神経を使うわけです。それでも私たちは候補者を有権者の前に露出させないことには選挙に勝てないと思うので、危険は承知でもそれをしてしまう。更に言うと、黒服のSPが一緒だと場の雰囲気に合わないので目立たないようにして欲しい、くらいのことを要求してしまうこともありました。例えば盆踊りの会場に入るときなど・・。
悔やんでも悔やみきれない事件ですが、あまり現場にいた警察官のことを責めないであげて欲しいな・・と、そんなことも思います。
今回の事件のこと、いまだに色々と考えてしまうのですが、私たち選挙運動をする側にも考え直さなければいけない面があるなぁ・・と。というのは、私の地元の甘利代議士も長く大臣を務められましたが、その間地元に戻るといつもSPの方が同行して来ました。そして選挙の時などは特にそうなのですが、甘利さんが駅頭で演説をしたり、雑踏の中に入って有権者と握手を交わしたりという場面についてはSPの皆さんも大変な神経を使うわけです。それでも私たちは候補者を有権者の前に露出させないことには選挙に勝てないと思うので、危険は承知でもそれをしてしまう。更に言うと、黒服のSPが一緒だと場の雰囲気に合わないので目立たないようにして欲しい、くらいのことを要求してしまうこともありました。例えば盆踊りの会場に入るときなど・・。
悔やんでも悔やみきれない事件ですが、あまり現場にいた警察官のことを責めないであげて欲しいな・・と、そんなことも思います。
2022年07月13日
政府要人の動き
昨日、安倍晋三元総理の逝去に対して神奈川県庁では半旗が掲げられ、弔意を受け付けるための記帳所が設けられていました。自民党の県議会議員が集まる団会議では冒頭に黙祷を致しましたが、いまだ覚めぬ衝撃にすすり泣く声もありました。
半旗も記帳所も、私などは当たり前だと思うのですが、前例の無いことなので行政は事前の合意形成にかなりの労力や決断が要ったようです。
安倍氏のように元総理大臣という人はこの国にたくさんいらっしゃいますが、同じ元総理でも現実として国の意思決定に強い影響力のある人が暴力によって亡くなった。これを受けて急きょ国の要人が集まり事態を確認し、当面の対処方針を決める。その際、移動のために自衛隊や警察のヘリコプターを利用するくらいのことはあって良いのではないかと私は思います。
世界情勢が緊迫の度合いを増す今、政府要人に対することは警護の問題だけでなく、様々に準備をしておくことがあるのではないでしょうか。
半旗も記帳所も、私などは当たり前だと思うのですが、前例の無いことなので行政は事前の合意形成にかなりの労力や決断が要ったようです。
安倍氏のように元総理大臣という人はこの国にたくさんいらっしゃいますが、同じ元総理でも現実として国の意思決定に強い影響力のある人が暴力によって亡くなった。これを受けて急きょ国の要人が集まり事態を確認し、当面の対処方針を決める。その際、移動のために自衛隊や警察のヘリコプターを利用するくらいのことはあって良いのではないかと私は思います。
世界情勢が緊迫の度合いを増す今、政府要人に対することは警護の問題だけでなく、様々に準備をしておくことがあるのではないでしょうか。
2022年07月11日
また一歩
事件以来、空しさのあまりにブログもSNSも更新する気持ちになれませんでした。安倍元総理の悲報。「暴力には屈しない」と勇み立てるほど、犯人の犯行動機は政治的なものではなく、単なる凶行ということなのでしょう。ご冥福をお祈り申し上げますと言えるほど、まだまだ現実を受け止められません。一人の人間の馬鹿げた動機によって一国の宰相を務めた人の命が奪われ、そこに引き寄せられていた人々の思いが行き場を失い、その人の言動によって具現されていた理念が形を失ってしまう。なんと空しいことなのか、なんと儚いことなのか・・。
ともあれ、参院選が終わりました。
自民党の二人の候補と公明党の候補をご支援頂いた皆様、ありがとうございました。
安倍さんのことも、選挙の結果も、現実を受け止め、また一歩、また一歩、歩んでいく。
それしかありませんね。
ともあれ、参院選が終わりました。
自民党の二人の候補と公明党の候補をご支援頂いた皆様、ありがとうございました。
安倍さんのことも、選挙の結果も、現実を受け止め、また一歩、また一歩、歩んでいく。
それしかありませんね。
2022年07月08日
民主主義
英国のジョンソン首相が辞意を表明したとトップニュース。今朝のラジオで識者が「英国の民主主義の力を見せつけられました」と解説していたのが印象的でした。つまり明らかな政策ミスや議会の辞任要求が無くとも、国民的な評価が下がればトップが自ら辞任をするという現象を「民主的だ」と評価しているようです。確かに、ロシアや中国あたりの独裁的な体制と比べれば明らかに民主的だと私も思います。そしてその一方で、ロシアによるウクライナ侵略に対してはとても強い態度で臨む姿勢が明らかな国でもあり、独裁を許さず、主主義を守るという強い意思を持った国民性なのでしょうね。
ここのところ新型ウイルスの感染者数が明らかに増大していて、第7波が来たと見られています。ようやく社会の動きが正常化しようとしている中でまたしてもの拡大。取り急ぎ医療現場の体制を整えること。ワクチンの4回目接種を進めること。そして今後県民に対する行動制限についてどうするか? 神奈川県としても早急な検討が必要です。
ここのところ新型ウイルスの感染者数が明らかに増大していて、第7波が来たと見られています。ようやく社会の動きが正常化しようとしている中でまたしてもの拡大。取り急ぎ医療現場の体制を整えること。ワクチンの4回目接種を進めること。そして今後県民に対する行動制限についてどうするか? 神奈川県としても早急な検討が必要です。
2022年07月06日
魔の水曜日
昨日は海老名市内の県道で大型トラックがノーブレーキで車列に突っ込み、電柱をなぎ倒して停止したという交通事故がありました。前方の車の車載カメラがその様子をありありと映した映像がネットにアップされているのを見ましたが、電柱が倒れてトラックの荷台を直撃する様子はまさに背筋の凍るような光景でした。怪我をされた方がいるそうですが、軽いものであれば良いのですが・・。
さて、参院選も終盤に入りました。タイトルの通り投票日前の水曜日あたり報道各社が当落の予想を報じます。ところがこの報道というのが実にクセモノで、候補者によってはこの報道に足をすくわれ積み重ねた努力が損なわれるようなことが度々起きます。
今日の神奈川新聞の記事を読み込んでみると、「県内有権者への電話世論調査の結果に取材を加味して総合的に分析」とあります。この「取材を加味して」というのが実に不信なもので、そこに報道側の恣意的なものが入り込まないとは限りません。また、「4割弱が投票先を決めておらず、投票日までに情勢が変わる可能性がある」と、この報道によって情勢に変化が生ずることを期待するような・・または予想が外れても仕方がないよと、あらかじめ逃げを打っているようにも思える書きよう。
そんなわけで、自民党の三原、浅尾両候補が「抜け出す」という今朝の大見出しですが、こういうものに一喜一憂せずに選挙戦の終盤を引き締めて行きたいと思うばかり。
それにしても連日の海老名駅、「憲法を守ろう」と大書きした看板を掲げながら、特定の候補者の名前を挙げて「落選させましょう」「すでに投票してしまった人は大いに反省しなさい」と落選運動を続けている人がいます。規定の方法以外の手段で「投票してください!」と発信すると選挙違反になるけれど、「落選させよう」という内容なら制限はないという現在の公職選挙法についてはすぐにでも改正しなければいけないと強く感じます。
さて、参院選も終盤に入りました。タイトルの通り投票日前の水曜日あたり報道各社が当落の予想を報じます。ところがこの報道というのが実にクセモノで、候補者によってはこの報道に足をすくわれ積み重ねた努力が損なわれるようなことが度々起きます。
今日の神奈川新聞の記事を読み込んでみると、「県内有権者への電話世論調査の結果に取材を加味して総合的に分析」とあります。この「取材を加味して」というのが実に不信なもので、そこに報道側の恣意的なものが入り込まないとは限りません。また、「4割弱が投票先を決めておらず、投票日までに情勢が変わる可能性がある」と、この報道によって情勢に変化が生ずることを期待するような・・または予想が外れても仕方がないよと、あらかじめ逃げを打っているようにも思える書きよう。
そんなわけで、自民党の三原、浅尾両候補が「抜け出す」という今朝の大見出しですが、こういうものに一喜一憂せずに選挙戦の終盤を引き締めて行きたいと思うばかり。
それにしても連日の海老名駅、「憲法を守ろう」と大書きした看板を掲げながら、特定の候補者の名前を挙げて「落選させましょう」「すでに投票してしまった人は大いに反省しなさい」と落選運動を続けている人がいます。規定の方法以外の手段で「投票してください!」と発信すると選挙違反になるけれど、「落選させよう」という内容なら制限はないという現在の公職選挙法についてはすぐにでも改正しなければいけないと強く感じます。
2022年07月04日
祈り
暑い日が続きましたが、今日は久しぶりのお湿りが海老名の地を潤しています。
昨日、12年間一緒に仕事をさせて頂いた人の葬儀がありました。カトリック教会でのミサと聞き、その人がクリスチャンである事を知りました。初めて参列したミサはとても安らかな心持ちになれる素晴らしい体験でした。故人は19歳のときに自ら入信して、生涯を終えるまで日曜日のミサに通った敬虔な信者であったと聞き、何事も真っ直ぐに受け止め、頑固なまでに意思を貫いた故人のお人柄に合点の行く思いがし、できるなら私もそんな信仰を持ちたいと、率直に思いました。
ロシアによるウクライナへの侵略は止まるところを知らず、ついにルハンシク州が露軍の手に落ちたと今朝のニュース。このまま侵略が続けば、米軍やNATO軍の参戦もあり得ないことではありません。つまりそれは第三次世界大戦の勃発を意味するとも言え、そうなれば、我が国も対露、対中、対北の臨戦態勢を取らねばなりません。実際に戦闘が始まれば、そこで憲法などどれほどの意味を持つものか・・。
ただ、ただ、そんなことにならないことを祈るばかりです。
昨日、12年間一緒に仕事をさせて頂いた人の葬儀がありました。カトリック教会でのミサと聞き、その人がクリスチャンである事を知りました。初めて参列したミサはとても安らかな心持ちになれる素晴らしい体験でした。故人は19歳のときに自ら入信して、生涯を終えるまで日曜日のミサに通った敬虔な信者であったと聞き、何事も真っ直ぐに受け止め、頑固なまでに意思を貫いた故人のお人柄に合点の行く思いがし、できるなら私もそんな信仰を持ちたいと、率直に思いました。
ロシアによるウクライナへの侵略は止まるところを知らず、ついにルハンシク州が露軍の手に落ちたと今朝のニュース。このまま侵略が続けば、米軍やNATO軍の参戦もあり得ないことではありません。つまりそれは第三次世界大戦の勃発を意味するとも言え、そうなれば、我が国も対露、対中、対北の臨戦態勢を取らねばなりません。実際に戦闘が始まれば、そこで憲法などどれほどの意味を持つものか・・。
ただ、ただ、そんなことにならないことを祈るばかりです。
2022年07月02日
人と野生の生息域
暑い日が続いていますね。
今日は二四節季の半夏生。農事歴ではこの日までに田植えを終えましょうという季節。
ところで、今年はカラスやハクビシンなどの鳥獣による農作物被害が多発しています。

私の家の周辺にはトウモロコシ畑が多くありますが、20羽くらいのカラスがいっせいに畑に舞い降りる様子が見えます。農家も鳥が嫌う糸を張ったり、爆音を鳴らしたりと対策を講じていますが、なにしろ頭の良い相手で、効果はいっとき、たちまち意味のないものになってしまいます。
人と野生の戦いは太古の昔から続いてきたものですが、近年私たちの国では人口が減少するとともに人間の生息域が野生側から押し戻されている。そんな事かもしれません。
今日、私の地元の神社では蝗除祭(こうじょさい)という神事が行われます。イナゴなどの被害を逃れ、秋には豊かな実りがありますようにと祈願する式典です。
今日は二四節季の半夏生。農事歴ではこの日までに田植えを終えましょうという季節。
ところで、今年はカラスやハクビシンなどの鳥獣による農作物被害が多発しています。

私の家の周辺にはトウモロコシ畑が多くありますが、20羽くらいのカラスがいっせいに畑に舞い降りる様子が見えます。農家も鳥が嫌う糸を張ったり、爆音を鳴らしたりと対策を講じていますが、なにしろ頭の良い相手で、効果はいっとき、たちまち意味のないものになってしまいます。
人と野生の戦いは太古の昔から続いてきたものですが、近年私たちの国では人口が減少するとともに人間の生息域が野生側から押し戻されている。そんな事かもしれません。
今日、私の地元の神社では蝗除祭(こうじょさい)という神事が行われます。イナゴなどの被害を逃れ、秋には豊かな実りがありますようにと祈願する式典です。