2022年09月02日

病理

 昨日、県立中井やまゆり園の職員が、知的障がいのある利用者を台車に載せて殴る映像がマスコミに報じられました。その様子は直視できるようなものではなく、その痛ましさに言葉もありません。
 その暴力が行われたのが去年の9月と言うのですから、この施設での様々な問題が発覚して、施設をあげて改善に向かって行こうと、職員も県庁も真剣に動き始めていた時期の事です。更に言うなら我々議会も現地の視察に入った頃の事。当時の施設の管理者は殴った事実を映像で確認していながら「平手で押した」というような報告を上げていたというし、映像には他の職員らしき人たちも映っていて、おそらく暴力を見て見ぬふりをしていたのですから、問題は更に深刻で罪深い。

 あえて「病理」という言葉を使わせて頂きますが、この施設の中に、この施設で働く人たちの中に、こうした事をしてしまう、こうしたことがあっても見ぬふりができる、病理的な何かがあるのではないかと思えてしまいます。そういう意味では、施設内部の映像をマスコミに委ねた人が施設の中にいるなら、それはむしろ救いなのかも知れない。

posted by おさだ at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感