2022年11月22日

議長就任

「大磯の海で起きた悲劇を知っているでしょう。40年間妻の介護をした夫が、その妻を車椅子ごと海に突き落とした。こんなことが起きてしまうのは我々政治の責任なんだよ!」

 昨日は第115代となる神奈川県議会議長に就任した敷田博昭さんの就任報告会に発起人の一人として参加してまいりました。会ではダウン症の書家金澤翔子さんによる揮毫が行われ、大きな筆で「愛」というすばらしい文字が書き上げられました。翔子さんと親しい敷田議長は、一人暮らしを始めた彼女のために毎朝のモーニングコールを欠かさず続けているのだとか。
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 議員にはそれぞれカラーがありますが、敷田議長は常に障がいを始め社会的弱者に対する政策の推進を訴えられ、その点において一切ブレず、一点の曇りもない。そんな人です。
 今も、私は敷田議長と一緒に「ケアラー・ヤングケアラー」への支援について取り組んでいます。冒頭の発言は先日も熱くケアラー支援を訴えた敷田議長の言葉です。81歳の夫が、長年連れ添い、足の悪い妻を43年間も介護してきたその果てに「疲れた」と言って一緒に暮らしともに眺めて来たはずの大磯の海に、車椅子のまま突き落とした。
 その人の心情はどんなものだったのか、妻の心は・・、政治の立場でその人(ケアラー)のためにできることがあったのではないかと自責する気持ちが持てないなら、政治家など辞めた方が良い。私と敷田議長の共通する認識です。

posted by おさだ at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感