2023年01月31日

思想

 育児中の方も含めてリスキリングを後押しする、と言えば「育児中にそんなことしているヒマはあるか」と言われ、外遊中に秘書(息子)が土産を買いに行けば「公用車を使った観光だ」と批判される。

 政権や首相個人が何を言ってもやっても野党はそれを批判のネタにするのが仕事ですが、それをマスコミがいちいち取り上げるようになると、この負のスパイラルは政権が終わるまでなかなか収まりません。きっと今日もまた新しい批判のネタが出て来るのでしょう。馬鹿げたことだとは思いますが、それが私たちの国の現実。

 1月も今日で末日となり、統一地方選挙まで2ヶ月となりましたが、この政権下で自民党に所属する地方議員にとっては「静かで強い逆風」が吹いていると受け止めています。その逆風の根源的な理由は、少子化にも経済の衰退にも有効な手を打つことのできない政治に対する不満。異次元の少子化対策と言われて「そんなことできるものか」と一層不安になってしまう世相。

 ふと思います。いっそ少子化、つまり人口が減少することを前向きに考えることはできないものか・・。
 明治維新以来、150年ほど続いたこの国の人口爆発が今は経済的な成熟とともに収束を始めたということ。国土の広さや天然資源の量、国民性など、日本の国は日本の身の丈に合った国になろうとしているということであり、それは考えようによっては今よりも幸福で心安らぐ社会の到来を予感させるものではないか・・。

 これ以上こんなことを書いたら怒られますからやめておきます。でもこれは、日ごろ私が携わっている政治のこととはちょっと次元の違う、思想の問題ですから。

posted by おさだ at 07:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々雑感