県議会では異例となる5月補正予算が審議される見通しです。
昨日発表があった通り、物価高騰対策の追加として政府から167億円あまりの予算がやって来て、これをプロパンガスの値上がりを抑えるためとか、資材の仕入れ価格が上がっても利用者から頂く料金に乗せられない福祉施設や病院などに給付して、この物価高騰を凌いで頂こうというもの。
国会議員さんは、例えば「プロパンガスにも予算を付けました」とそれは手柄のように言われますが、プロパンガスを売る会社というのは、ほとんどが中小零細企業であり、県内に老舗から安売り販売の参入業者まであまたある事業者を特定し、それぞれの顧客の数を正確に把握して、公平に補助金を給付する作業を担う自治体の仕事を考えてみると、それは決してたやすいことではありません。国政に関わる皆さんにはそういうことも理解して欲しいな・・。しかもそれを迅速に行わなければならない。従って県議会の議論も即応性が求められます。
さて、広島でサミットが始まります。これまで国内でのサミットは、洞爺湖とか沖縄とか伊勢志摩など警備がしやすいように都市部を避けて行われて来ましたが、今回は「戦争」ということが主要テーマでもあることから、かつて原爆が投下されたこの地が選ばれたものと思います。
ただ、安倍元総理の事件や先日の岸田総理の街頭活動中の爆発事件などを受けて、日本の警備警察が大変な状況にある中で、都市部開催の広島サミットとなると、きっとその警備は全国の警察官にとって極めて責任の重い仕事となっていることと思います。
どうか無事に終わって下さいと、祈るばかりです。