広島でのサミットが終わりました。何はともあれ大きな事件が無く終えたことに、そして裏方を支えて下さった皆さんに感謝ですね。
ウクライナでの戦争が長引き、ロシアのプーチンが核のボタンに手をかけないとも限らない情勢の中、被爆国日本のヒロシマにゼレンスキー大統領もやって来てのサミット。その平和的成果を強調する向きもあれば、一方で「核を無くそうという熱を感じない」と批判する被爆者の声も報じられています。私が感じたのは、「核兵器を無くそう」という考えと「核兵器を使わないようにしよう」という考えは似ているようでまったく別物だということかな・・。
それにしても先進7ヶ国。
自らの国を「先進国」と呼べる国は実に優越感を持てますが、その先進国が集って握手をする様を見せつけられる他の国々はどんな思いを抱くのか・・・その大小の反作用の方にこそ私たちは注意することが必要だと思います。
かつて、軍艦を減らせ、大陸に手を出すな、石油の輸出を止めてやる、と、連合国という当時の先進国からの優越的な態度と圧力に抗って、我が国はノモンハン、真珠湾と勝てるはずもない戦争に突き進んだ歴史を持っているのだから。
今日は県議会常任委員会。
物価高騰対策のための予算案を審議します。