2023年07月31日

盆踊り

 夏の風物詩。盆踊りが海老名のまちにも4年ぶりに帰って来ました。やぐらを組んで、提灯を飾って、スピーカーから炭坑節が流れて、浴衣姿の女性、ねじり鉢巻きで大太鼓のバチを握る男性、アイスキャンディーの行列に並ぶ子どもたち。そんな当たり前の日常がとてもありがたい。そんな週末でした。
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 明日からようやく8月ですね。
 この暑さ、いつまで続くのかと、それこそめまいのするような思いです。

 国会議員の皆さんは会期の外れたこの季節に外遊に出かけるそうですが、外遊って言葉がいけませんね。まるで遊びに行っているように思えてしまいます。ロシアによるウクライナ侵略を機に世界が冷戦時代のような分断の時代に向かおうとしている今、我が国が同盟するべき国々と絆を深めると同時に、中国やロシアとも交渉できるチャネルを持つべきであるし、グローバルサウスと呼ばれるような国々とも多様なパイプを構築することは、政府の役人にはできない国会議員の役目です。
 小選挙区制になって国会議員のスケールも小さくなったと言われる昨今。国会の先生方は地元の盆踊り回りに汗を流すことも大事ですが、グローバルな視点も大いに養って欲しいものです。

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2023年07月29日

ワンマン社長

 暑いのと、忙しいのと、ブログを書く時間も無く気づけば週末に。時間の経つのがやたらに早く感じる今日この頃です。

 若い頃、広告会社の営業をしている友人の結婚披露宴に招かれたときの事。友人の勤める会社の社長さんが来賓としてスピーチに立ちました。
「社員には三つのタイプがいます。それは赤字社員、黒字社員、トントン社員」
 人生には三つの坂があるとか、大事な袋が・・とかそんな挨拶かと思いきや、祝いの言葉もそこそこに新郎と参席している社員たちにハッパをかけ始めたのです。
「いいですか! 手取り給料30万、結婚、マイホーム、そしてかわいい子ども。それが欲しかったら○○君(新郎)のようにガンガン働いて黒字社員になれ!!」
 あっけにとられる来客も多い中、なんと新郎もその同僚社員も一斉に立ち上がって「ハイ!!」と。

 まだバブル景気も冷めやらぬ時代のことでしたから。こんなワンマン社長もマインドコントロールされたような社員や、そんな社風の会社はけっこうありました。

 ビッグモーターという中古車販売会社の不正が話題になっているのを見て、そんなことを思い出したもので・・。売り上げノルマのためにわざと車を傷つけただけでなく、店舗前の街路樹に除草剤をかけて枯らしたという疑惑も・・・。上場企業でもないのに、社長が辞めたところで何の責任をとることになるのでしょうか?

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2023年07月25日

人間社会

 作家の森村誠一氏が亡くなったとのこと。先日国立公文書館から旧関東軍731部隊の組織表が発見されたというニュースがあったばかり。
 中学生の頃、私は旧日本軍による生物化学兵器の開発や人体実験が行われていたことをルポタージュした森村氏の「悪魔の飽食」を読んで、戦争は悪だ、日本はいけないことをした国だったんだと、痛切に胸に刻んだものでした。
 またその一方で、こうした自国の恥ずべき過去を、わざわざ現世にさらし、子どもたちに日本は悪い事をした国だと教え込むことの意味について「自虐的過ぎる」と批判する意見もあり、それもまた傾聴すべき意見だと・・それはもう少し大人になってから感じたものでした。

 昨日は清川村の村長さんや役場の幹部の方と懇談させて頂きました。県に対する要望の中に毎年載せられることですが、相変わらず宮ケ瀬湖に身を投げる自殺者が多く、そのたび村役場では遺体の引き上げや保管、火葬、遺品の保管など、多くの行政負担に悩まされているとの訴え。県としても自殺の名所とされる橋の欄干を高くし、有刺鉄線を張るなどの防御策を講じているものの、それでも自死者はそれを乗り越えて命を絶つのだと・・・。
 私たちにできる事はなに?という思案に出せた答えは、自死者の多くが乗る路線バスに、デジタルサインを表示して自殺防止のメッセージを出そう・・・と、論じていて切なくなるほどの現実。

 戦時も平時も、人間社会は病理を抱えるものだとつくづく思います。

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2023年07月24日

足の下の石

 豊昇龍の初優勝と大関昇進で幕を閉じた大相撲名古屋場所。
 今まで「生意気な若者が出て来たなぁ・・」と、あまり良い印象は持てなかった力士ですが、15才の時にモンゴルから日本にやって来て、血のにじむような努力で、23歳でここまで這い上がった根性に私は惚れました。これからファンの一人になろうと思います。
 それに引き換え、大関同時昇進をと期待した大栄翔と若元春の情けないこと・・。大事な14日目の取り組みでそろいもそろって立ち合いの変化。意表を突いた相撲で勝とうとした時点で大関の資格無し。どちらも応援していた力士だけに残念。15日間戦える体と心を養って、一から出直して下さいな。

 さて、梅雨明けってしたのかどうか・・気象庁もふんぎりの付かないまま夏本番。
 この時期は議会が無いため、議員にとっては大事なインプットの季節。我々自民党の所属議員は連日様々な団体や市町村長と面会して、県政に対する要望をヒアリングしています。
 県議会の本会議場を国技館の土俵に例えるなら、こうして地域の声を拾う作業が相撲で言う「稽古」にあたりますね。しっかりとやらなければ・・。今日は厚木の会場で県央地域の市町村長さんと対話をさせて頂きます。

 豊昇龍がモンゴルに帰郷したした際に、叔父の元横綱朝青龍氏が与えた言葉は「山の上じゃなくて、足の下の石を見ろ」だったそうです。

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2023年07月21日

紫陽花の色

 紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘      正岡子規

 いつしか紫陽花の花も消え、梅雨明けも間近ですね。
 政界を揺るがした河井元法相の大規模選挙違反事件。今朝の新聞では特捜部の検事が金を受け取った市議会議員らに「不起訴にするから」といった趣旨の利益誘導をして、事実でない自供させたと。

 昨日の誠、今日の嘘。正岡子規も紫陽花の色の移ろいやすい様を人の心になぞらえて一句したためています。でも司直がそうであっては国家は成り立ちません。

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2023年07月19日

あがき続ける

 こんなケースに出会ったことがありました。(市外でのこと)
 その子は小学6年生の女子。家族はおばあちゃんとお母さんの三人暮らし。高齢のおばあちゃんは足腰が弱り、トイレに立つにも介助が必要。お母さんは以前より精神を患っていて外出が困難。そのためその子は日常的に二人の家族を介護しており、学校を休むこともある事から先生も家庭訪問を繰り返して必要な行政につなごうとされています。
 私など安直な人間は話を聞いて「子どもが介護のために学校を休むなんて良くないことだ。それならばまずおばあちゃんに介護認定を受けてもらって施設入所」と答えを出そうとします。そして「次はお母さんを精神科の病院へ」・・「子どもは・・・一人になるから一時保護」。
 現在の私たちの国の介護や医療や児童福祉の制度を使えばそうした対応となるのが一般的であるのかもしれません。でも、その子が望んでいることを聞くと「優しいおばあちゃんと、お母さんと一緒に暮らしたい」と言います。

 ヤングケアラーという言葉が使われるようになり、併せてダブルケアとか、老々介護、介護離職など、超高齢化社会の中で、家族のケアにまつわる新たな課題が浮き彫りになっています。そこで大事な視点は「大変だったら制度を使って楽になりなさい」といった安易な対処ではなく、ケアする人ケアされる人が何を望んでいるかということについて、もう一歩踏み込んだ、しかし決めつけすぎないアプローチが必要だということ。
 元気な人は「なんでそこまでする必要があるの?」と思うかも知れません。でも実際に当事者になれば、その思いはとても複雑なものだと思います。

 40年、献身的に妻の介護を続けて来た夫が、いよいよ施設入所の段取りとなった妻を大磯の海に車いすごと突き落とした事件。昨日その判決がありました。3年の実刑判決。夫も裁判で刑罰を受け入れると言っており、82歳の夫はこれから3年の懲役刑となります。

 社会はこうした人たちに何ができるのか・・・
 あがいて、あきらめずに、あがき続けるしかないのでしょうね・・・。

 今日も暑いですね。

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2023年07月16日

夏の陽射しの中に

 さぁ、今日は暑くなりますね。
 朝イチの仕事は剣道大会の開会式に来賓として出席すること。
 続いて門沢橋渋谷神社の例大祭と中新田諏訪神社の例大祭で神輿に肩を入れます。その後柏ヶ谷地区のお祭りと知人宅で行われているバーベキューに参加。

 あ、そうそう、昨日久しぶりにジーパンをはいたら・・ポケットから100円硬貨が出て来ました。
 小さな幸せ・・ですかね。
 さてと、夏の陽射しの中に4年ぶりの日常生活が戻って来ます。
 
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2023年07月15日

大相撲

 定例議会が終わり、ブログネタが尽きた・・(笑)

 今日は大相撲について。
 照ノ富士が負けた二番を見ましたが、もう限界ですかね。強い横綱には違いありませんが、対戦相手が「よし!金星を狙え」と毎番ガムシャラに当たってきてしまう。ただでさえ両ひざのケガを抱えながらこれではつらいでしょうね。途中欠場となりましたが、もしかすると引退・・そして横綱不在の角界という事態もあり得ますね。
 今場所から大関を務める霧馬山改め霧島も、怪我で初日から二日間休場するつまづき・・。これじゃ今場所休場で来場所かど番の貴景勝と、下手をすると大関も不在になりかねません。
 こうなると期待は、若元春、大栄翔、豊昇龍の三関脇。三場所33勝という大関昇進ラインにそろって手がかかる三力士ですが、序盤ですでに一敗、二敗と、ちょっと固くなっているかな・・。とにかく横綱、大関を張れる強い力士が欲しい今、三人そろって大関昇進を熱望しています。

 そのほか横綱・大関を目指せる力士と言えば琴ノ若。朝乃山も、もうひと皮むけてくれたら・・・なのですが。
 まぁ、「どうせ今場所も白鵬だろ」と、絶対王者にはまともに当たって行く力士もいないような以前の大相撲に比べたら、今は面白いと思いますよ。
 というわけで、大相撲大好きな私が今一番好きな力士は、最小兵ながら小細工せずにだれに対しても真っ向から全力でぶつかって行く翠富士!!是非ご注目下さい。
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2023年07月11日

冷や汁

 昨年のこと、40年間介護して来た79才の妻を大磯の海に突き落として殺害した82才の男性について、裁判員裁判が行われたと、朝刊の記事。息子が相談があるそうだと嘘をついて妻を車椅子に乗せ、海に連れ出したと書かれています。そして「まだ来ないの?」「そのうち来るよ」と、そんな会話の後に日が暮れ、防波堤から妻を突き落とした。そのとき妻は「嫌だ!」と言ったと。
 老々介護の日々にどんな思いの蓄積があったものか・・とても語りつくせぬものがあろうし、小さな記事でそれを理解しようとするのも無理なことですね。

 それにしても毎日暑いですね。
 冷や汁を作りました。
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 今はインターネットで検索すればレシピはいくらでも紹介されていますから、料理好きの私には便利です。

 さて今日は定例会最終日。
 電車の中でこの日記を書いています。

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2023年07月10日

操法大会

 昨日は4年ぶりに海老名市の消防操法大会が行われ、市内14の消防分団が迅速かつ正確な放水技術を競い合いました。
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 福岡など九州地方ではレベル5の集中豪雨にみまわれており、先ほどから気象庁の緊急会見が行われています。
 それとは対照的で、あまりにものどかな相模平野の朝に戸惑いすら感じます。

 今日は議会運営委員会。
 明日の採決に向けて様々な調整が行われます。
 では行ってきます。

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2023年07月08日

ローンオフェンダー

 ローンオフェンダー。組織に属さず、一人でテロなどの犯罪を計画実行する人のことをローン(一人)オフェンダー(攻撃する人)と言うそうです。

 子供にとって不適切な内容の動画をYouTubeやYouTube kidsなどだれでも見られるプラットフォームに流し拡散されている状況をエルサゲートと言うそうです。 例えば暴力、セクシャリティ、フェティシズム、トイレのユーモアなどの内容だそう。

 多くの人が同一の目的で一か所に集まる状況で偶発的な事故や熱しゃなどによって多数の要救護者が同時に発生する事態に備える。そんな時にその集団をマスギャザリングと呼ぶそうです。

 色々な言葉が生まれるものですが、最近のものは喜ばしくない内容のものが多いですね。
 何年前のことでしょう・・「アベノミクス」が流行語大賞に選ばれたとき、「ああこれでこの国は良くなるなぁ」と思えた、あの感覚がなつかしい。だからその安倍晋三という人を突然失った喪失感はとてつもない。
 思い出す光景・・「安倍ヤメロ」そんなプラカードを掲げて安倍総理を攻撃した人がいました。ならばあなたに何ができる?そう問いかけてもみたくなります。

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2023年07月07日

安全

 先日、海老名暴力団排除協会の総会があり、出席させて頂きました。
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 海老名市内にも暴力団の事務所がありましたが、市民の皆さんや警察の努力によってこれを排除することができたとの報告がありました。市民の安全な暮らしのために、一般の人たちがこうして活動して下さっていることに感謝したいと思います。

 安倍元総理が凶弾に倒れてから一年。事件の動機は旧統一教会に対する犯人の恨みが、教会と関わりのあった安倍元総理に向けられた・・と、そんな認識が一般的です。私はそれに併せて就職氷河期世代の犯人が、進学校を卒業しながらも就職したり家庭を持ったりという、犯人が求めていた社会生活を営むことができなかったことで、そんな状況を生んだ社会や政治に対する不満を募らせていたのではないか・・そんな背景もあるような気がしています。

 ここのところ嫌な事件が続いています。
 今日も暑くなるみたいですね。
 どうぞお身体ご自愛ください。

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2023年07月04日

地域が学校に

 昨日は「共生社会推進特別委員会」。テーマの一つに今政府が進めようとしている、中学、高校の部活動の地域移行がありました。運動や文化系の部活動を地域のスポーツクラブや体育協会、文化サークルなどの活動に移行して教育現場の負担を軽減して行く。となれば、議論は市町村の体育館や運動場、文化施設などは足りるのか・・どの地域にも子どもたちを指導できる人材はいるのか・・大会は運営できるのか・・といった話になって行くのですが、私から見ると、地域に移行する部活動もあれば、同時に「地域が学校に入って行く」部分もあって良いのだろうと思えます。体育館や音楽室など学校の施設を利用しない手はありませんし、これまで通り部活動を指導したいという教員もいるのですから。ただ、地域の人たちが学校に入るとなると、教員や学校長が管理の面で抵抗があるのは分かりますが・・。

 さて、国会議員や地方議員、首長などの昨年分の所得が今朝の新聞に報じられています。その中で、甘利代議士がお酒(ワインやウイスキーなど)の譲渡所得として771万円を計上したという記事がありました。昨年は選挙区に変更が生じて事務所を移転。その際に不要なものを処分したという話は聞いていましたが・・・きっとうまいウイスキーもあったんだろうなぁ・・引っ越しの手伝いに行けばよかった・・と後悔。

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2023年07月03日

黒帯!!

 グローバルサウスと呼ばれる新興国の中にも債務超過によって通貨がデフォルトになろうとしている国が増えていると今朝のNHKラジオが解説しています。そしてそれらの国の多くが中国から金を借りているとのこと。以前から言われていることですが、ジャブジャブと金を貸して、その国の経済を身動きのとれない状態にして、政治的にコントロールしようという中国のしたたかな戦略が見えて来ます。
 一方、かつて通貨危機に陥った韓国(ウォン)の要請で、円を融通する協定(スワップ協定)を結んで危機を救ったのが日本。その後の両国の関係悪化でこの協定は無効になっていましたが、昨今の関係改善の象徴として、改めて協定が結ばれたとか・・。
 一時の感情で国際的な約束事も反故にしてしまう韓国という国に、これまで何度も煮え湯を飲まされてきた我が国ですが、したたかな中国などに比べたら、私たちの国はなんともお人好しな国だと思います。それにマイナンバーカードひとつ国民に浸透できないような国家体制で、これからの国際環境を生き抜いて行けるのかと、実に心もとない昨今です。

 今日は県議会で特別委員会が開催されます。

 それと私ごとですが、健康のために通っている空手の道場で、まぁほとんどご褒美と言って良いかと思いますが「黒帯」を頂くことができました。
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 心身ともに健全でありたいと願いつつ、今日も議会へ行ってまいります。
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2023年07月01日

ものは見よう

 野球好きで知られる徳光さんが大リーグで活躍する大谷翔平選手について「彼が日本でプレーしていたらこんなにホームランを打つことはできない」と言ったとか。徳光氏いわく「日本の投手ならもっと大谷を研究するが、大リーグの投手はそうした努力が足りないから打たれる」と。そしてここからが面白いのですが。「世界で一番野球が強い国は日本ですよ。アメリカは二番だ」と。春のWBCの結果を見れば確かにそうで、ものは見ようですね。

 昨日県議会の産業労働常任委員会で同僚の議員が「介護離職の実態」について、県内の状況を質問していました。しかし県の担当課は「特に把握しておりません」と。
 その後の質疑応答を聞いていても、どうも県の産業労働局は介護離職は福祉分野の問題で、私たちに聞かれましても・・・と、そんな風に思っているように感じられて思わず私も議論に割って入ることになりました。

・進む人口減少によって労働力が減退し、我が国は現在の社会経済体制を維持できるかどうかの瀬戸際に立たされている(政府見解)。
・少子化対策も子育て支援も、ものの見方を変えれば女性に働いて頂くための政策でもある。
・家族の介護のために仕事を辞める人が増えていて、失った労働力による損失は全国で年間9兆円と推計されている。

 と言った上で、有効求人倍率がバブル期を超え、労働力の不足がわが国経済の最重要課題である今、介護の問題も子育ての問題も「経済政策」の側面から見て政策を打ち立てるのが産業労働局の仕事のはず。介護離職の状況などすみやかに把握して、どうしたら離職者を減らすことができるか、産業労働局が主導して福祉部門との協働を始めるべきだと主張致しました。つまり「福祉即ち経済」「経済即ち福祉」。

 職員の皆さんに理解してもらえたか・・・分かりませんが。

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