昨日の9月11日は22年前にニューヨークで同時多発テロが発生した日。
政治は難しいものだと思うのは、米ソの二大大国によって世界が二分されていた冷戦時代が1989年、ソ連の経済的な崩壊によって終結し、ベルリンの壁が壊され、私たちは本当に平和な時代がやってくるものだと信じていました。しかし、世界のパワーバランスが崩れるというのは恐いもので、それまでソ連が睨みをきかせることで静かにしていた中東諸国で諍いが起こり、翌年にはイラクがクェートに侵攻し、これに米国が参戦して湾岸戦争が勃発します。米国は世界の警察を自任しますが、イスラム諸国の反発は強く、2001年のニューヨーク同時多発テロへと続いて行きます。
そのテロから22年・・・アメリカの目が中東に釘付けになっている間に中国が膨張し、私たち自由主義諸国とは相いれない統制主義的な社会秩序を構築し、気が付けば一帯一路構想を軸にその勢力を世界に拡大させています。
今日は北朝鮮の金正恩がロシアに向かって列車を走らせています。ウクライナ戦争を機に、世界の分断は大きく進むことでしょう。
一年間に生まれる子どもの数が80万人を割った日本。この子どもたちが大人になる頃、生まれて来る子供の数は年間50万人を下回る予想です。
私たちはこれからどうやって生き残っていくべきか・・・まさに正念場です。
県議会は今日から代表質問。
では行ってきます。