2008年04月22日

米軍の軍人軍属による犯罪

 昨日の県議会(防災警察常任委員会)で私が行なった質問に対して神奈川県警は近年神奈川県内で発生した米軍人(含・その家族など軍属)による犯罪の検挙実績は

平成17年 57件(52人)
平成18年 36件(40人)
平成18年 25件(28人)

 にのぼるとのこと。今年もすでに8件であり、やはりその犯罪の多さに驚かされます。
 また今回横須賀で発生した事件に関連して報道されている脱走兵に関する情報の提供については「米軍から逮捕の要請があった者についてのみ知りうる。」ということで米軍を脱走した者のほとんどが野放しの状態であることが明らかになりました。
 しかし現行の国内法では脱走ということだけでは犯罪にならずどうすることもできません。そこで私が訴えたのは、米兵はビザ(査証)に代わって軍のIDカードを所有することで日本国内での滞在資格を得るが、米軍がその脱走兵を除隊処分にした時点でIDカードが失効し、不法滞在となるはずだ、ということ。この点については県警の認識も一致しており、脱走した兵士が除隊処分となった時点で米軍側から情報提供を受けて入管などと協力して検挙すべきである。と訴えました。
 また厚木基地の正門に近いさがみ野駅に交番が無いことも問題であり、周辺住民の不安に配慮して是非交番を設置するよう要望活動を行なってまいりました。

posted by おさだ at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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