夏の夜。小学六年の息子とサイエンスな会話になりました。
「パパ、宇宙人ていると思う?」
「お前どう思う?」
「う〜ん・・・分からないけど、いたらいいと思う。」
「宇宙人は100%間違いなくいるんだよ。」
普段は現実的で夢の無い話をしがちな親父から思わぬ答えを聞いて半ば疑っている息子にこう話ました。
「人間がどんなに勉強しても分からないことがある。それが時間と大きさなんだよ。」
「・・・・・」
以下話の概略
地球がこの宇宙に誕生したのはおよそ46億年前らしい。46億年ってすごい長い時間だよね。そして、その地球に最初の人類アウストラロピテクスが誕生したのがわずか400万年前・・・・46億の中の400万・・・わずかな時間だよね。そしてその人類が今のような近代的な生活をするようになったのを産業革命以降としてもわずか200年の歴史でしょ。
しかもこの地球は宇宙の星の中でも若い方の星で宇宙の歴史、宇宙の時間というのは本当に永い永い・・・とてつもなく永い時間の流れの中にあるんだよ。その中で私たち人間が出現してそして消えていくまでの時間なんてのはほんの“一瞬”のできごと。宇宙には必ず宇宙人がいるけど、その宇宙人がやはり人間と同じように一瞬の間出現してもその一瞬と一瞬の時間が同時に重なり合う可能性はゼロに等しい・・・わかるかな?
「タイムマシーンがあればいいんじゃん。」
そうだね・・でももう一つ問題がある。それがサイズ、つまり大きさの問題だ。宇宙の大きさってわかるかい?
「・・・・」
地球は太陽系に属している。その太陽系は大きな銀河系のはじっこのほうにチョコンとある小さなもの。銀河系の外に出てみればまた銀河系と同じようなものがたくさんあって・・・・つまりどこまで行っても行っても行っても、宇宙。人間には分からない広さなんだよ。そして宇宙の外には何がある?分からないよね。
そして逆に小さい方を見てみると、物は分子のかたまりで出来ているのは知っているよね。そしてその分子の中には・・・
「原子?」
そう、原子や原子核がある。その原子核の中に何があるか判るかい?
「わかんない」
そう実はパパにもわからない・・・もしかするとその中に宇宙のような広大なものがあるのかもしれない・・・そんな小さな世界のことなんか分からないけれど、さっきの時間の話と同じように例えば宇宙人がいてもその大きさが、銀河系を手のひらに乗せてしまうようなサイズの宇宙人なのか?原子核の中に生きているようなサイズのものなのか?実は分からないし・・・そうすると例えば同じ時間に人間と宇宙人が生きていても出会いようがないよね。
「へぇ〜・・・ババすごいね。」
さて、夏休みのひととき皆さんいかがお過ごしですか?猛暑のなか、蝉の音に耳を傾けながら目をつむっていると・・・人生なんて夢のようなものだと思えてなりません。
忙しくてなかなか家族と関係の持てない私ですが・・・たまには息子と風呂にでも入ってこんな会話をしてみたいなぁ。
2008年08月07日
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