2017年04月11日

たえて桜のなかりせば

 世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
   在原業平 古今和歌集

 ようやく満開となった桜も今日の雨で散ってしまうのでしょうかね。
 スケートの浅田真央さんが引退するそうです。実は私、オリンピックやワールドカップなどのスポーツを観戦するのが非常に苦手です。それは負けたときの落胆がはげしいから。それでもついつい見てしまうのですが、吉田沙保里が負けた時もそう、ドーハの悲劇の時もそう、そして何より浅田真央がオリンピックで負けた時の泣き顔など見てしまっては・・まさに「世の中にたえて桜の」の気持ちの通り、「世の中にオリンピックなんてものが無ければ、こんな気持ちにならなくて済むのに」そんな思いが湧き上がるのです。

 しかし、散りぎわの美しさこそ、桜の美。浅田さんがまさにそんなタイミングに引退を発表したのも、もしかしたら桜の美意識に自らを重ねたかったのかもしれませんね。

 久々に一句ひねってみました。
 おくれ毛に桜ひとひら名古屋帯

 真央さんには和服の似合うような素敵な女性になって欲しいものです。

posted by おさだ at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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