2018年03月24日

不安な週末

 私のようなシロウトでも、これは大変なことになるのではないかと不安になっている。米中貿易戦争と言われるトランプ政権による、対中であり対日でもある貿易制裁の問題。
 極東アジアの視点で見れば、これまで中国制裁を「しない」ことで対北朝鮮問題への中国の協力を引き出して来たトランプが、米朝会談を決めたとたんに対中制裁に乗り出した・・と見れば、中国、北朝鮮、韓国、そして日本という複雑なバランスの中に成立して来た極東アジアの関係を、一気に崩すことになりかねないことだ。しかし当のトランプは自国の利益しか頭に無いのではないだろうか・・。
 中国もまた売られた喧嘩は買うといった態度だ。今後両国の対立が深まれば、韓国はともより中国とは地続きの欧州諸国、そして日本もそうだが中国経済に大きく依存している国々は、もはや世界の二大大国の一つとなった中国の顔色を伺わないわけにはいかないのではないか。

 一方日本と米国という視点から見れば、今回の米国による貿易制裁は中国と同じように日本もその対象としており、トランプは「安倍はいいやつだったが、それは過去の事だ」といった趣旨の発言をしているという。米国のねらいは日本との一対一の通商交渉に持ち込むことであり、そこで日本に対して農産品の輸入増を求めたり、自動車への関税強化を発動してくるようなことは当然に考えられる。そしてこうなったとき、TPPなどどうなってしまうことやら・・。

 そしてこの問題による先行き不安は世界的な株安の連鎖を発生させている。

 それなのに・・週明けの国会は相も変わらず森友問題で騒ぎをやるのだそうだ・・・。株高と緩やかな経済回復に支えられて来た安倍政権は、森友や財務省を持ち出すまでもなく、経済不況に陥ればたちまちに国民の支持を失ってしまうだろう。まして、中国と韓国が手を組み、ナショナリズムをかき立てて選挙に圧勝したロシアのプーチンが北から虎視眈々とこちらの様子をうかがい、米国は自国優先の保護主義に陥って行くようなことになれば、日本は孤立してしまう。

 私たちはもっともっとリアルな感覚で国際政治に関心を持たなければならないのではないだろうか・・。


posted by おさだ at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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