2018年04月06日

住民相談

 救命のために土俵にあがった女性のことが世間の話題になっています。
 相撲という国技のうえでのしきたりと、今そこで命の危機にある人を助けるという目的とを比較すれば、言うまでもなく人命救助が優先されるのは当たり前のことです。ただ、だからと言って大相撲が守って来た様式の中に「土俵に女性をあげない」というしきたりがあること自体まで否定するような方向に報道が行こうとしているような気がして、それはちょっと筋の違った話だなと私は思っています。どことかの女性市長さんが「私も土俵に上がらせてくれ」と、日本相撲協会に申し入れて断られたなんて話も続報されていますが、今回の人命救助の問題とは別な問題としてとらえるべきであるし、その可否を判断するのは日本相撲協会の主体的な判断に任されるべきであると感じます。東大寺の二月堂のお水取りにも、高野山にも比叡山にも女人結界というしきたりがありますが、それはそれとして尊重されて良いのではないですかね・・。

 県議会が休会しているこの時期、私は地元にいて、県民の皆さんからの住民相談を積極的にお受けするようにしています。「県立がんセンターを受診したいのだけれど・・」といった医療にかかる相談や、調整区域への建物の建築など建築基準に関する相談、自治会館前の横断歩道が消えてしまっているといった警察行政についての要望などなど、頂く相談は多種多様です。
 そうした相談を頂いたとき、私は関係する役所の窓口に電話を入れて状況を確認したり、法令上の可否を問い合わせたりします。
 昨日もそんなことで県の窓口に電話を入れたあと、相談者の方が私の顔を見て不安そうに言いました。「議員が電話をして、忖度になりませんかね・・」。冗談で言われたのかと思いましたが、やはり不安そうな様子でしたのでちゃんと説明して差し上げます。大事なことは「これをやれ」と、行政の仕事に対して無理を押し通すようなことをしたり、「やらないと議会で追及するぞ」などと議員としての権限を利用して圧力をかけるようなことは絶対にやってはいけないということ。でも、例えばあなたのように、これこれこういうことでお困りの方がいるので、行政の対応としてできることがあればして欲しいと、窓口に照会するようなことは議員としての仕事のうちですよ、と。まして国会のように、議員が選ばれて大臣などになって執行権を持つ制度(議院内閣制)と違って、地方議会の議員には行政上の決定権はありませんから、森友学園などで今問題になっていることとは本質的に違うのですよ、とも。
 それにしても「忖度」なんていうあいまいな言葉で評価されてしまうと、政治家が住民と行政を結ぶ役割に不要な足かせをつけてしまうばりで、これは困った事だと思っています。

 頂くご相談の中には民間企業への就職、縁談、物件探しまで、政治や行政と関係のないものまで幅広くあります。どんなことでも構いませんから何かありましたらどうぞ遠慮なく長田進治までご相談下さい。ただし、無理なことは「無理です」とお答えしますのでその時はご容赦下さい。


posted by おさだ at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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