2018年05月11日

医療的ケア児

 昨日は障害のあるお子さんのお母さんたちの会で懇談会を開いて頂きました。
 懇談会では痰の吸引や胃に直接栄養を送り込むような医療的ケアを必要とする子供たちのことについて、切実な話を聞くことができました。こうした子供たちのことを「医療的ケア児」と呼びます。近年NICUなど小児の救急医療が進歩する中で、これまで救うことのできなかった命が救えるようになり、医療的ケア児の人数も増え、全国で1万7千人くらいの子供たちがいます。しかし、その子供たちが病院を出たあとに永遠と続く医療的なケアをサポートする公的な仕組みは整っておらず、保護者の負担はとても大きなものがあります。こうした子供たちを受け入れてくれる保育園はほとんどありません。市役所などに手続きに行っても、託児室の利用を断られることもあります。夜は3時間おきに寝かえりをうたせることが必要だったり、排せつのたびに手助けが必要だったり・・・。そうした中でお母さんは子供のために仕事を辞めて24時間付きっきりの状態が続きます。仕事を辞めたことで経済的にも苦しさが増し、ひいては離婚や家庭の崩壊を招くケースもあります。
 
 衆議院議員で総務大臣の野田聖子さんのお子さんが医療的ケアを必要とする子であることは知られていますが、そうしたこともあり、野田さんはじめ超党派の国会議員を中心に、医療的ケア児のサポートを推進するための法改正が二年前に行われ、現在では神奈川県においても取り組みが始められようとしています。

 私も、昨年の県議会代表質問でこの問題について県の対応を質問した経緯があり、今回の懇談会が実現しました。
 お母さんたちの願いの一つは、医療的ケアが必要な子供でも、何かあった時に一泊、二泊の短期で安心して預けられる医療体制の整った施設が欲しいということ。
 横須賀や世田谷にこうした施設の事例があります。私も是非その施設を訪問して、私たちの身近なところにこうした施設が整備されるよう県に求めて行きたいと、その思いを強くする懇談会でありました。

 
posted by おさだ at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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