2018年07月10日

下水道

 西日本の水害はここまで被害が甚大になろうとは思いもしませんでしたし、専門家ですら予想がつかなかったようです。

 昨日はとても大事なことで国会へ行って来ました。
IMG_3063.jpg
 大雨による水害にも関係することなのですが、今政府内部では下水道を整備するために自治体に公布してきた補助金を大幅にカットしようという意見が強まっています。例えば海老名市内でも市街化区域内の下水道はほぼ100%整備が済みました。これは海老名だけでなく全国的にそういった状態まで整備が進んで来たということです。国の側から見ると「整備が終わり、今後は維持管理が主体になるのだから、国からの補助はやめて下水道を利用する国民の利用料金で賄うようにしたらいいじゃないか」という考えになるようです。
 ざっと試算してみましたが、国の言う通り下水道を維持管理するために利用者から頂く利用料を値上げして対応しようとすると標準的な4人世帯でも月々1000円程度、あるいはそれ以上負担が増える見込みです。
 それに、下水道は整備が済んでいるわけではなく、例えば横浜市の中区や西区などの中心市街地や藤沢市の海に近い部分など、早い時代に市街地整備が行われた地域では下水道といっても、トイレの汚水も雨水も一緒に流して処理をする合流式の下水道が整備されている地域があります。近代的な下水道はトイレや台所の汚水と雨水は別々の下水管で集めて処理をして海や川に流していますが、古い時代に整備されたエリアでは今でもそういった状況で、そのエリアの住民はとても多いのです。
 で、何が問題かと言うと・・・この合流式の下水道では大雨が降った時は雨水が処理しきれず、トイレの汚水も雨水も一緒にそのまま海に流してしまっているということなのです。

 これは案外知られていない事実です。
 だから大雨の後は海で泳がないほうが良いのかもしれません。

 一面的に見れば全国の下水道の整備は進んでいると見えますが、まだまだこうした課題は残されています。
 ですから、いきなり下水道整備のための予算を国が削ってしまうようなことはせずに、会計制度の見直しなど、徐々に条件整備をしながら制度改革を進めて欲しい。それが自治体としての意見であり、昨日はそれを訴えるために国会へ行ったということです。

 今朝はなんだか長くて政策的な話になってしまいました。

 今日は県議会も明日の採決に向けて様々な調整を行う日です。
 では、行って来ます。


posted by おさだ at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183826783
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック