2018年12月19日

自然との調和

 イノシシが畑の作物を食い荒らす・ツキノワグマに人が襲われる・ニホンザルが家の中まで入って来る・ニホンジカが山の植生を食い荒らす・ハクビシン・アライグマ・エトセトラ・・・。

 県内で発生している野生鳥獣による被害。この問題が県議会で取り上げられない日は無い、と言えるくらい深刻な問題となっています。

 中でも最近は三浦半島にまでイノシシが進出し、問題となっています。
 私は三浦の山までイノシシがどうやって行ったのか・・とにかく何匹か入り込んでしまったのだろう・・程度に思っていたのですが(実際少し前まではそうでした)、昨日の環境農政常任委員会での答弁では、逗子、葉山、横須賀にまたがる二子山という山では、今年度4月から昨日現在69頭のイノシシを捕獲しているとか。これは驚きの数字ですが、一度に6頭の子供を産むイノシシは年に2回子供を産めるそうですから、それこそ鼠算式・・いや猪算式に増えてしまうのだとか。
 二子山で検索してみたところ「三浦アルプス」という別名が付けられ、身近なハイキングルートがいくつもあり多くのハイカーが訪れる山のようです。このイノシシの捕獲数からすれば、いつ人身被害が起きないとも限りません。

 先日は生態系の回復が良いこととしてアオサギのことを書きましたが、それはともすれば人々の生活を脅かす側面もある現象だということ。ただ、人間は太古の昔から自然とせめぎ合いながら生きてきた歴史があり、ほんの最近、この100年くらいの間だけ、日本では人間が爆発的に繁殖し生息域を広げたということでしょう。しかし、最近ではその人間も減少し始め、自然との間でフロントラインが押し戻され始めた・・・ということではないでしょうか。
IMG_4400.jpg
 話は変りますが・・写真を見て鳥インフルエンザでも発生したか!と思われたかも知れませんが、これは臭いの出ない最新型の豚舎へ私が入ったときのもの。県の畜産技術センター(海老名市)にドイツ製の脱臭システムを取り入れたモデル施設として建設され、先日そのお披露目が行われました。都市農業と言いますが、住宅に近い場所で畜産を行なうために、こういったお金をかけた施設が必要なのです。

 自然をコントロールし、生き物を制して人間が生きて行く・・。
 自然と調和し、生き物と共生して人が生きて行く・・。

 色々考えさせられる難しい命題ですが、太古の昔からずっと続いて来た問題でもあります。



posted by おさだ at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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