2019年06月13日

あまり良くないなぁ・・

 今回の件については政府も下手をうってしまったなぁ・・と、嘆息する思いで新聞を読んでいます。
 金融庁のワーキンググループがまとめた「老後報告書」の問題。そもそも政治筋が了解しないうちに報道されてしまったことに問題はありそうですが、内容は「今後は年金だけでは老後を生きられません」と言ったことも、「2千万円」という具体的な数字を示したことも、「少子高齢化で年金の給付水準が下がる」と言ったことも、至極まっとうで、私のような者でも「やはりそうだろうなぁ・・」と思った内容。むしろ国がこんなふうに正直に将来のことを国民に警告する姿勢に、今までにないことだと評価したいと思ったくらいです。

 しかし、為政者の側からすれば、「これでは国民の不安を煽り、経済のマインドを下げてしまう」あるいは「年金を払わない人を増やしてしまう」と危惧するのもまた当然の事。景気を後退させてしまえばワーキンググルーブの予測以上に未来の財政を悪化させてしまう可能性もあり、年金を払わない人が増えれば制度全体が破綻してしまう。だから「そこはあまりハッキリと正直に表現すべきではない」と考える政治家がいるのも仕方がない面もあります。

 しかし、いくらワーキンググループレベルの事とはいえ、政府内部での作業の一端なのだから、政府は事前にこれをしっかりと受け止めて上手に国民にリリースして欲しかったと思うのです。

 報告書を受け取らないという今回の対応では、あたかも政治サイドが問題の本質から逃げているように思えるし、選挙前だからと不都合な事実を隠そうとしているように国民からは見えてしまうから、それがとても残念なのです。


posted by おさだ at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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