箱根駅伝は往路優勝から快走を続けた創価大学がゴール手前で駒沢大学に抜かれるという劇的な幕切れとなりました。初優勝を目前に敗れた創価は悔しいだろうなぁ・・と思って見ていましたが、アナウンサーの言葉に救われました。「二位に終わって悔しいと思えるチームになった」と。
さて、政府は要請内容を限定した形で、特措法上の緊急事態を宣言する事を念頭に検討に入った。と今朝一番のニュース。要請内容や対象地域をどのように限定するかはまさに知恵の出しどころとなります。
すでに神奈川県では横浜、川崎市内の飲食店に対して、午後10時までの営業とするよう時短の要請をして来ました。しかし、実態としてはこの要請に応じて頂けない店舗が多数となっていました。そこで今回特措法によって宣言が発せられると、実は都道府県知事に法律上の権限が与えられることになります。政府はすでに飲食店に対する時短の要請を午後8時までと強化するよう県知事に求めてきていますので、今回宣言が発せられることになれば「飲食店に対する知事権限に基づいた午後8時までの時短要請」といったあたりが肝になるのだろうと思われます。もちろん、その際には店舗に対して、できるだけ手厚い補償をすることが前提です。
一方で、緊急事態宣言による経済的なダメージは計り知れないものがあります。それを思えばこそ菅総理もこのことには極めて慎重な姿勢をとって来られたのでしょう。しかし第一波、第二波をはるかに超える第三波の感染拡大と医療体制のひっ迫を踏まえ、なおかつワクチン接種までの時間を考えて、ここは「国民が健康であればこその経済」という観点に立つことが肝要だと思います。
2021年01月04日
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