2021年09月07日

剛毅木訥仁に近し

 自民党の総裁選について、甘利代議士が「菅首相がダメだとたたかれた一番の原因が新型コロナウイルスワクチンの迷走と言われ、それで(河野)ワクチン担当相の評価が上がるってどういう構図になっているのか良く分からない」と講演で語ったことが今朝のネットニュースで流れています。言われてみればまさにその通りです。
 一昨日の小欄に上野駅での菅総理の事を書きましたが、同様なことをSNSにアップしたところ多くの書き込みがあり、中には菅氏に対する批判もありました。その内容を見ると多くが政策的なものではなく、テレビ画面を通じて感じる菅氏の地味な印象や発信力の弱さにもとづくものばかり。でもどうでしょうか?私は口の上手い総理大臣。上手に言葉を選び、身振りや表情で思いを巧みに表現する総理大臣。時にはにらめつけるような目つきで対立する国を威嚇する総理大臣。最近はそんな人をトップに戴く国が多くなりましたが、私はそういう人が日本の総理大臣になって欲しいとは思いません。

 巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)は論語の一節ですが、言葉巧みに人から好かれようと愛想を振りまく人には、誠実な人間が少ないということを意味します。

 確かに菅総理は口下手で言葉が充分でないし、お国訛りも強い。見た目も地味だし、緊急事態が続く中、この一年ほとんど休むこともできず疲れていることでしょう、目にも力が無くなり、私も心配していました。でも、実際に菅氏と会って対話をしてみれば、その気力の強さや仕事に対する情熱の強さに圧倒されます。

 剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし) 無口で朴訥だけど芯の強いひと。そんな人を私は信じたいと思います。自民党も目先の人気だけで新しい総裁を選ばないで欲しい。かつて小泉人気にあやかり・・やがて政権を失った歴史に学ぶべきではないでしょうか。

posted by おさだ at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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