2022年01月26日

世界に冠たる日本の地方自治

 新型コロナワクチンの三回目接種がなかなか進まないと新聞などで報じられている。このことについて国会の議員さんたちのご意見を伺うと、どうも「国はワクチンを確保しているのに自治体の対応が遅い」と言っているように聞こえて腹がたってくる。
 地元の市役所から臨時号の広報が届いた。A4一枚の紙裏表に白黒でワクチン接種に関する事細かな情報が書き込まれている。これを見ていて基礎自治体の苦労はいかばかりかと思いが至る。8ヶ月だ6ヶ月だ前倒しだと掛け声ばかりの政府に対して、いざ接種会場を押さえ、事前にその会場をしようする予定だった団体等に謝り、打ち手の医師や看護師の確保について医師会、歯科医師会、消防などと協議をし、椅子にテーブル、案内看板その他細かな備品などを発注し、ワクチンの保管体制を確認し、携わる役所の職員のシフトを決め、送迎バスから個別の事情に応じてタクシーを手配できる準備をし、副反応やらモデルナやら情報を集めて相談窓口を開設し、市民に広報して接種券を印刷して間違いのないように迅速に発送する etc.etc....
 ちょっと考えてみただけでもそのために費やす労力の膨大な事。そして間違いは許されず、子細なことでも手違いが生じれば全国ネットのニュースになり、市民から多くの苦情を頂き、更に市町村ごとに接種率が公表され、率の低い自治体は住民から信頼を失うことになる。誠に厳しい現実の中で頑張っているのが、全国の市町村職員とそれを支える医師会や歯科医師会、看護師、自治会や民生委員など地域社会に携わる人々なのだ。
 日本の政府が世界の国々の政府に比べてどのような評価になるか分からないが、北は北海道、南は沖縄、中山間地から半島、離島まで、津々浦々に張り巡らされた我が国の地方自治組織。それは間違いなく世界に誇れる素晴らしい体制だと私は思う。そのおかげで今日までこの危機事象に対処できていることを国会の議員さんや政府関係者の皆さんはもっとご理解頂きたい。本当にそう思う。

posted by おさだ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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