


病院や病床というものはどこにでも自由に作って良いものではなく、この地域に病院はどれくらい必要で、病床はいくつ作って良いか・・・といったことは県の保健医療計画によって決められています。ところが神奈川の県央地域は人口に対する病床数が不足している・・・これが数年前の話で県議会でもこの問題を取り上げて来ました。そこで特に不足している回復期のリハビリ専門の病床を確保しようと県や地元医師会の皆様が努力された結果、湘陽かしわ台病院さんがこの病棟を開設しようと決断して下さり、80の病床を海老名に確保することができました。
コロナ禍も続く中で静かな船出となりましたが、脳梗塞などの病気で身体が麻痺してしまった人たちが、ここでリハビリを受けて機能を回復して行って頂きたいと願います。