昨日は神奈川県公衆浴場組合の皆さん、つまり県内で銭湯を営む人たちと対話をする機会がありました。「とにかくこのまま燃料の高騰が続いたらみんな潰れる!」それはとても強い訴えでした。都市部では銭湯を利用して生活している人も多くいらっしゃいますが、湯を沸かすためのガス、または重油の価格が1.5倍以上に高騰していて、月々の経費が50万円以上膨らんでしまっている銭湯もあるとのこと。わずかな収益で細々と営業している銭湯でこれだけ経費が膨らめば営業を続けられるわけもありません。
今日も運輸や酪農など、物資の高騰に悩む業態の方たちからお話を伺います。
「あのオイルショック以来の危機だ」と言った経営者の声が耳に残ります。
原油価格の高騰はウクライナ危機より前の昨年の秋に始まり、その影響が今出ているわけで、それに輪をかけて、ロシアへの経済制裁によるエネルギー需給のひっ迫がこれから世界的に始まるわけです。つまり半年とか一年で落ち着く問題ではないのかも知れません。
政府は緊急対策しとて多額の予算を計上しましたが、おそらくそれでも焼け石に水といったことになるのでは・・、いったいどんなことになってしまうのか、想像がつきません。
2022年06月10日
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