さて、こればかりは楽にとはいかないフォーマルを着て、沖縄へ行って参りました。
沖縄、摩文仁の丘に建立されている神奈川の塔で行われた「神奈川県南方諸地域戦没者追悼式」に議長として参列。かの大戦で、沖縄やマリアナ諸島などいわゆる南方諸地域では4万人を超える神奈川県民が戦死しており、その諸霊を追悼するため、県の主催により毎年行われている式典です。
神奈川県遺族会からも多くの会員の皆さんが参列されていましたが、追悼式に続いて行われた研修会では戦争にまつわる朗読劇が行われ、私も出征する兵士の役を演じさせて頂きました。
召集令状が届いた若者に名誉なことだと喜び励ます両親は、生きて帰って来てと言う娘(若者の妹)を「よその人に聞かれたら大変だ」と叱ります。すでに身ごもっていた妻は夫の戦死を知らされ・・・・そんな内容ですが、どこの国でも戦争を始める時には国民の多くが勝利を信じ、強く開戦を支持する。そして、そうでない者は同調圧力に押しつぶされていく。そうしたかつての国民の心理がよく表現されている朗読劇でした。
戦争を肌身で感じた経験のある人が少なくなって行く今。戦争の悲惨さを次代に伝える工夫が大切。そうした意味で大変良い経験をさせて頂きました。

