私の引退について小欄のほかSNSなどでも報告させて頂き、さらにはタウン誌までもが報じて下さり、大変多くの方たちからご連絡を頂きました。「まだ早い」と年齢の若さを指摘して下さるご意見も頂きましたが、大半は「長田らしいね」とか「長田イズムだろうから」と受け入れて頂ける方たちばかりで安心しております。
議員を辞めたからといって何もかも投げ出してしまうわけではありませんから、市の事、県の事、できる事は引退後もやってまいりますし、後継の人をサポートしながら県政についての働きかけもできると思います。
ですので、今日は引退についての「個人的な思い」を述べる事を許して下さい。
「辞めるのはピークのとき」という思いを実はずっと以前から持っていました。例えば、サッカーの中田英寿選手はニッポン代表として活躍した直後にきっぱりとサッカーの世界から身を引きました。歌手の山口百恵さんも人気絶頂の中でマイクを置きました。そういう行き方をする人に私はシンパシーを感じます。その逆にキングカズこと三浦知良選手や和田アキ子さんのように長く現役を続ける方もいらっしゃいます。どちらが良いとかいう事ではなく、こういう事と言うのは人それぞれの性格や人生に対する考え方によるものなのだろうと思っています。「らしい」とか「イズム」と言って下さった方はきっと日頃から私のそんな性分を理解して下さっていたのだろうな・・・と。
では「県議会議長が私のピーク」だったのか・・ということですが、外見的にはそういうことになると思います。でも実態はそういうことよりも「政治家のはしくれ」として、その姿勢が「丸くなってしまった」と、自分自身を顧みてそう思うことが多くなったことで、「このあたりが限度かな」「自分の目指して来たものではないな」と感じるようになった。簡単に言えばそういうことなのです。
32年も政治の現場にいて、自民党県議団の団長や議会全体のとりまとめ役の議長を務めるなどしている中で、いつしか政治課題に対して「うまく丸く収める」的な感性が私の中で主を占め、かつてのように自分なりの正義感や有権者の思いを背に突っ込んで行くような「熱さ」が薄れた。自分自身でそう感じるようになったことが、私はこのあたりがピークなんだろうなと判断した要因です。
とても情けないことだよな。と思う一方、齢を重ねてこうして内面が変化をするのは自然な事なのかもしれないと、肯定的に考えている自分もいます。ま、それであっても少なくとも海老名市民を代表する県議会議員はそんな丸い人間が務めるべき役職ではありません。
あと10ヶ月あまりの任期、監査委員を務めていることもありますし、精一杯自分を奮い立たせて、県民の立場に立った言動に努めて参ります。
2026年07月17日
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先日、久しぶりにブログを拝見し、引退の件を知りました。 非常に驚くとともに、「また“おさだ しんじ”さんらしい決断だな」とも感じました。
物事を突き詰めて考えるほど、理想と現実の狭間で矛盾や限界を感じてしまうものです。 真摯に、そして真っ直ぐ前を向いて歩んでこられた貴殿だからこその結論なのだろうと受け止めています。
ただ、私は特に政治家・議員という立場の方は、尖って鋭敏であることだけが求められるものではないと思っています。
議論は徹底的に交わしながらも、最終的なゴールは日本のため、日本国民のためにあるべきであり、「和を以て貴しとなす」という姿勢こそ大切なのではないでしょうか。
私は貴殿の政治姿勢に、そのような思いを感じ、共感していただけに、今回の引退は本当に残念でなりません。
実は昨日、某所にて本当に偶然、ご子息様と初めてお会いする機会がありました。
若さゆえの未熟さはあるかもしれませんが、その一方で柔軟性と無限の可能性を秘めていることも、また若さの魅力だと考えます。
貴殿の新たなご活躍とともに、ご子息様の今後ますますのご活躍を心よりお祈りしております。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
暑さが厳しい時期です。ご自愛ください。