2008年09月21日

姿を消したセイタカアワダチソウ

E.jpg 写真の雑草をご存知のことと思います。河川敷や空き地、道路わきの植栽に至るまで日本の隅々まで繁殖している大型の植物です。

 戦後北アメリカから移入された外来植物で、当初は養蜂農家がミツバチに蜜を吸わせるために繁殖させた、とか生け花の素材として移入されたとか、由来については諸説あるようです。

 この植物は根の部分から特殊な成分を分泌し、他の植物が繁殖できないようにしてしまう、けっこうイジワルな植物で、瞬く間に全国にその生育域を広げました。秋のこの時期河川敷で銀色の穂を輝かすススキの原もすっかりセイタカアワダチソウに侵食され写真のような風景になってしまいました。

 しかし、この植物に異変が起きています。今年は屋外のどこを見てもこの見慣れた植物が見当たらない。いや一本も生えていないのです。どうぞ皆さんもご確認下さい。
 いったい彼らの身にどんな異変が起きたのか?シロウトの私には見当もつきませんが、環境問題に関心を寄せる身としてはこの異変を「目障りな外来種が消えた。」と、ただお気楽に喜んで良いのか?それとも地球の生態系に何かただならぬ異変が起きているということなのか?だれか何か知っている方がいたら教えて下さい。
posted by おさだ at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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