2008年11月04日

耐えがたきを耐え・・・とは

 終戦を告げた天皇陛下は「耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぼう」と玉音した。
 それは肉親を失った悲しみや貧困といった国民個々の苦難ばかりを指したのではなく、これから国家として永い事つづくであろう他国からの非難にも耐えていこうという意味をも包含したものだと私は思う。

 田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長が「日本は侵略国家ではない。」という趣旨の論文を発表したことで更迭された。中山前国土交通大臣による日教組批判もそうだが、最近のこうした出来事を見ていると何やら今までと違った言論のフラストレーションを感じる。

 どちらの方も一個人として主義主張したいことは良く分かる。でも自分の置かれた立場というものを考えるべきではないか?大東亜戦争も戦後史観も、是とする者もあれば非とする者もある。そういった国民総体の奉仕者としての自分をこそ守って頂きたい。

 帝国主義の時代。アジアを蚕食する欧米列強、アメリカによる日本包囲網、ロシアの脅威、そんな中、アジアで唯一欧米に伍して戦った日本が、後のアジア諸国の独立に寄与した功績はあると私も思う。ただそれを自ら言ってしまってはいけない。今こそ、そしてこれからも耐え難き批判に耐え、忍び難き屈辱を忍ぶことが日本人としての美徳であらねばならないし、ひいては相互理解の近道であると思う。またそういう精神をこそ子々孫々に伝えたいものではないか。
posted by おさだ at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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