2008年11月24日

丹沢へ

 塩水林道を経由して堂平へ登ってまいりました。今回は県の技術者も交えて丹沢の植生の回復状況を確認するための登山でした。

O2.JPG

 この写真は斜面のあちこちに器具を設置して落ち葉や土壌が流出するのを抑えている様子で、これは神奈川県の職員がオリジナルで考案したもの。設置から数年経過した現在はかなりの効果が出ており5ヶ年計画で丹沢の中でも崩壊の激しい地域に設置されます。

 「丹沢の植生の衰退と土壌の流出は鹿が原因だった。と結論づけて良いか?」との問いに研究者は「間違い無いと思います。」とキッパリと答えていました。その証拠として例年ならこの時期まったく見られないいくつもの植物が繁茂を始めており、「これは管理捕獲によって鹿の数が減り、食べられなくなったためです。」とのこと。

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 この写真は鹿が入り込まないようにテニスコートほどの面積で柵を囲い植物を保護している様子。ちょっと見にくいかもしれませんが、柵の手前は鹿の食圧で植物の姿は無く、向こう側には草や大小の樹木が植生しているのが分かって頂けると思います。

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 それでもまだまだ丹沢の荒廃はわずか数年の努力で抑えられるようなものではなく、私の背後には大規模な崩落現場が写っているのがお分かり頂けると思います。
posted by おさだ at 08:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治
この記事へのコメント
その管理捕獲についてですが、疑問が。

法により定められている狩猟期間は10月15日から4月15日の6ヶ月間。
それを、神奈川県では一部の地域を除き11月15日から2月15日の3ヶ月間に短縮をされています。

結局の所、管理捕獲についても猟友会を通してハンターに依頼が来て、実施されている訳ですが、それをわざわざ狩猟期間中ではなく夏場の暑い時期に実施しているのが良く判りません。


山の木の葉が繁茂している夏場の時期、発砲時の矢先確認もしづらく、危険ですし、山ビルの活動期、暑い中での山野の移動や捕獲後の搬出作業等と夏場の管理捕獲は過酷を極めているそうです。

また、銃を使った捕獲(射殺)ですから、公安委員会から発行されている銃砲所持許可証で所持が許可されている銃の使用目的を、狩猟目的から有害鳥獣捕獲用に追加申請せねばならず、この際の手続きや手数料も個人の負担となります。

そういった理由から、猟友会から捕獲メンバーとして推挙され参加した人員からは“一回やったらもういいや!との声が多く聞かれ、その結果、猟友会では、県からの要員確保の要請に応ずるにあたっては苦労をしているようです。これらの事により、私も再三の猟友会からの管理捕獲参加要請にも応じておりません。

数を減らすのが目的であればメスが腹に子を持つこの狩猟期間中が効率的にも最適な時期の筈。
狩猟期間の延長などで対応すれば、行政は管理捕獲に関する税金支出も少なく、ハンターが自らのお金を使いシカの個体数を減らすのではないでしょうか。

この日記にもあるように、山の荒廃は一朝一夕には戻せないのでしょうが、環境問題にも大きな関心を持つおさだ議員にはぜひこれからも、こういった分野でのご活躍をも期待しております。

Posted by ぞうさん at 2008年11月27日 10:12
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
0zxC8MVU
Posted by hikaku at 2009年06月18日 01:09
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