2008年12月19日

閉会

 平静を装おおうとする知事の顔が一瞬ゆがむ・・・選挙のマニフェストに掲げた「条例イレブン」 つまり任期中に11本の条例を制定する。と公約した条例案のうち今回提案された「自治基本条例」と「犯罪被害者等支援推進条例」の二本が継続審査となった瞬間のこと。

 議会と知事双方が角を立てあいながら先鋭化して行く関係に不安を抱かないわけではないが、双方対立する言わば「ねじれ」た状態も悪くない。と実は内心思っている。有史以来ほぼ全ての自治体議会では、知事や市長などが提案する議案をほぼ全て可決してきた。そんな馴れ合いの議会よりも是は是、非は非と言い合える論戦の場としての議会であることがこれからは必要だと思うからだ。

 一方昨日の議会最終日には議員の側から提案した「議会基本条例」が満場一致で可決された。この任期中すでに三本の議員提案による条例が成立したわけだが、これもまたこれまでの地方議会史に無い出来事だろう。なにしろ議会基本条例では知事が議会に逆質問をする反問権を与えたのだ。

 ひとまず閉会した議会にほっとしているが、年が明ければたちまち2月定例会が始まる。私は予算委員として21年度予算の審議に加わるが、その他「地球温暖化防止条例」や県立病院の独立行政法人化、あるいは話題の受動喫煙防止条例などの重要事案が目白押しなのだから大変ハードな議会となる。

 とりあえず今日も登庁して、山となった1ヶ月分の資料を整理することから次のスタートを考えよう。お陰さまで私のような者のことを「若手の中では論客の筆頭だ。」と評してくれる先輩も居て下さる。
posted by おさだ at 08:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治
この記事へのコメント
地方分権について考えを聞かせてください。
 
県は一番必要ないと考えます。
Posted by at 2008年12月20日 23:21
国・・内政での権限を大幅に地方に譲って世界経済や外交、防衛など、国でしか出来ない業務に専念する。

県道府県・・いくつかの都道府県が合併して道とか州という単位の地方政府を樹立し、住民の生活に直接関わる法律などを自主的に制定する。

市町村・・小規模な市町村が合併し、住民の生活に直接関わる行政サービスを提供する基礎自治体として必要な規模や財力を持つ。

 これが今道州制などの議論で言われている大まかな地方分権の姿だと思います。
 つまり国も都道府県も市町村もそれぞれに姿を変えていかなければならないのであり、県だけが、あるいは県が一番必要ないという議論ではないと思います。
Posted by おさだ at 2008年12月21日 08:20
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