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経済不況と雇用不安が増す中で若者が“安定”した職業を求めている証だと言う。確かにマスコミが・・派遣を切られたら明日から住まいも無く所持金はたったの5000円・・・みたいな極端な人の例を取り上げて、みんなそんなふうだ、というような伝え方をしては若者が不安になるのも、安定はイコール公務員だ、と胆略的に考えてしまうのも無理は無い。もちろん国民の信頼を勝ち取れない政府の迷走にこそ最も大きな原因があることは言うまでも無いが、安定のため、公務員になりたいという理由だけで警察官や教員になられたらこれもまた困ったものだ。
私のようなこれもまた極端な例をもって例とするのは日本のマスコミ以上に無謀なことかも知れないが・・自身の経験から言えば「好きなこと」を生業とできることがやはり安定につながる最も大切な要素だと考えている。
私自身これまで6回もの転職を繰り返して生きてきたし、同世代の仲間を見ても社会人になってから一度も職場を変えていない者などほとんどいない。ただ、私の場合そんな中で常に“政治”という“好きな職業”を手放さずにこれたから今日があるし、それが長い目で見れば安定ということにつながるのだろうと思っている。
今、政治がやらなければならない喫緊の雇用政策を教育論みたいなものにすりかえようとしているのではなく、別な意味で、改めて若者には自分の好きなことを見つける経験を重ねて欲しいと思う。その好きなことというのは友達と音楽がやりたいとか、週末にサーフィンをしたいみたいな趣味や遊びのことではなく、職業として何がしたいか、どんなことをしていると飽きずに楽しく働いていることができるか、ということだと思う。
市役所の試験会場を埋め尽くす人たちの中に“公務員という職業が好きだ”という人がどれほどいるのだろうか。これもまた困った話だ。
写真・昨日行われた、カローリング大会にて。その他この週末は・・・青少年会館はつはるまつり・自民党青年局選挙・今里福寿会誕生日会・甘利明後援会役員会・本郷神社みこし保存会親睦旅行・飛鳥ライオンズクラブ創立20周年式典・高座施設組合焼却炉使用に関する集会・通夜参列など・・・