2010年03月26日

泣かずに馬謖を斬る

 泣いて馬謖を斬る・・とは三国志の英雄諸葛孔明が、最も愛する武将馬謖(ばしょく)を自らの指示に背いて戦闘を行なった罰で涙をふるいながらも切り捨てたことに由来する故事である。あまりにも有能かつ忠誠厚い武将であったことから処罰を思いとどまるよう説得する者が多いなか、諸葛孔明はあえてそれをした。

 経営者のノウハウ本などでも度々引用される話だが、そこには部下を心から愛する気持ちと併せて組織の規律を乱した者をひいき無く処断する姿勢を示すことの大切さが示されている。

 さて、昨日いきなり発表された神奈川県副知事二名の更迭。私たち議員にはまったく寝耳に水の話であった。不適正経理問題に関する松沢知事の強い姿勢の表れと受け止める人も多いだろうし、まったくその通りだ。しかし、その一方でまたしても県議会が終わるのを待って動くその姿勢には議会の側として怒りすら覚える。

 24日に終了した県議会定例会では、退任した山本教育長が本会議場で退任の挨拶をし、これまではあれほど厳しい叱咤をしていた議員が「お疲れ様!」「よく頑張った!」と、そういった声が議場にこだました。言論とはかくあるべきだ。と、そんなとき私は思う。
 しかし、今回の唐突な、しかも更迭と報道されるような斬り方、陣ヶ岡出納長のときもそうだが、こんなときなぜかいつも松沢知事の様子から思いやりは感じられない。
 これまで採用以来永いこと県政に仕え、公僕のトップに立った人が、議会であいさつをする機会も与えられず、まだ温もりの残るような机の片付けをせねばならない現実を思えば、実に冷たいやり方だと私は感じている。

 せめて綱紀粛正と情愛が松沢知事の中では同居していて欲しい。
posted by おさだ at 08:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治
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