
神奈川県の環境保全のあり方について審議する神奈川県環境保全審議会のメンバーとして先日会合に出席してまいりました。
昨今神奈川県内で起きているの大きな自然環境問題の一つに、日本の国土に定着し繁殖してしまったアライグマの問題があります。農作物に被害が出たり、絶滅危惧動物のサンショウウオやアカテガニにどを捕食してしまう。そして見た目によらず獰猛で人に危害を加えることもあるなど様々な問題を起こしています。
現在県では市町村と連携してこのアライグマの捕獲作業を行なっていますが、生息域は当初の三浦半島から広がりをみせ、今では足柄方面などでも捕獲されるようになっています。ちなみに海老名でも数年前から姿が確認されるようになり10頭以上を捕獲した年もありました。
今回の審議会では県下全域を対象とした捕獲作業の進め方などについて協議が行なわれました。
また、審議会のメンバーとして参加されている山北町の町長さんからは昨年町内の住民5人がツツガムシに刺されることによって発症するツツガムシ病にかかったケースの報告がありました。つつがなくお過ごしください。といった言葉の語源はこのツツガムシに刺されないように・・・という意味から来たと聞いたことがありますが(正確な情報かは未確認)、怖い病気だとか・・・。
県下には実に色々な問題課題があるものです。