2011年05月28日

神奈川の地震研修会

温地研.jpg
 神奈川県温泉地学研究所(箱根町入生田)を訪問しての研修会は昨日行なわれました。このページやタウン紙の広報を見て応募してくださった28名の皆さんが熱心に私たちの地域にやって来る可能性の大きな地震について専門家の話を聞いてくださいました。

 講師の先生もわざわざ「海老名市周辺の地震」ということでデータを集めてくれていました。

 東海地震、神奈川西部地震、南関東地震などの大規模な地震が予測されていますが、海老名の皆さんにとって関心の大きいのは「相模川を上る津波」と「液状化」。

 専門家の考えとしてはこれらの大規模地震で人を飲み込むような津波が相模川を海老名まで上る可能性は無いだろう、ということ。どうやら私たちの神奈川県は伊豆半島と房総半島にブロックされて大きな津波のやって来る可能性が少ないのだそうです。
 また、液状化についてはかつて川が流れていたり、沼地であったような場所についてはたとえ内陸部でも充分に起こりうるとのこと。

 ただし。

 ただしこういう考え方もあるそうです。

 家屋の地盤が液状化するということはそれだけ地震の揺れを“ゆるい地盤が吸収してくれる”ということ。従って激震の際の家屋の揺れや倒壊の可能性は低まる。と考えられるのだそうです。
 液状化で家屋がダメージを受けることはあっても命を落とす人は少ないもの。建物よりも命が大事と考えるなら液状化の問題もいくらか救われる気分にもなった話でありました。
posted by おさだ at 07:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々雑感
この記事へのコメント
温泉地学研究所は 富士山の噴火についても研究しているところなのでしょうね。
海老名市史[7]によると江戸時代の宝永の噴火では 16日間 砂降りが続き 海老名付近では20−30cm 積もったとか。
こういう時の対策については神奈川県としても何か考えているのでしょうけれど 心配になります。

Posted by みずほの住人 at 2011年05月29日 18:10
おっしゃる通り富士山のことについても研究しており、講演の中で少し触れられていました。

講師のお話では富士山はまだまだ若い火山で今後も噴火するそうです。
溶岩流が神奈川を襲うようなことはありませんが火山灰については相当な量が降るとのこと。

これに対応する策が現在あるわけではなく、2年ほど前から神奈川、山梨、静岡の三県で共同研究が始まっています。
火山の爆発が地震と違う点は、ある程度事前に予知することができることだそうです。
Posted by おさだ at 2011年05月30日 08:07
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