2011年10月06日

日本赤十字社に対する誤解

 昨日行なった震災対策調査特別委員会では、日本赤十字社の神奈川県支部の代表者を招いて今回の大震災の中でこの団体が行なった救援活動の内容について聴取致しました。

 何よりもすごいと感じるのは、医療に関する全国的な組織が、災害時に速やかに情報を共有し組織的に活動を展開できる点だと感じました。

 まぁそういったことはともかくとして本題ですが、委員会の中である議員が質問しました。「震災後の募金活動の中で集まった義援金について、赤十字が手数料を取るという話があるが本当か?(要約)」

 これは私も聞きたいと思っていたことでした。

 これに対して日本赤十字社神奈川県支部の近藤局長は明確に「そのようなことはありません。」と否定されました。「確かにそうしたことができる制度はあります。しかし、私たち赤十字は義援金から手数料を頂くようなことは一切せず、一時的に銀行に預けたことで生ずる利息も全て付けて全額を被災地に届けております。」とのこと。更に相当な手間や領収書の発行などの経費がかかるが、これらも全て赤十字の負担で行なっているとのこと。

 うわさって恐ろしいものですね、改めてそう思いました。私もすっかりそのうわさを信じていましたから・・・。
posted by おさだ at 07:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々雑感
この記事へのコメント
こんにちは。海老名在住の赤十字職員です。
誤解が解けたようで何よりです。

もしよければ、赤十字が今回の震災で何をしたか、
どのようなご批判を受けたか、お話してもよいと
思っています。

ちなみに、私は震災3日後、石巻赤十字病院で
約1週間、活動しました。

困ったことなど、話は尽きません。
今後とも頑張っていきたいと思います。
Posted by tortoise at 2011年10月07日 16:42
tortoiseさん・・書き込みありがとうございます。今回日赤の皆さんのお話を伺い大変勉強になりました。そして私も災害時には日赤医療チームの災害ボランティアとして活動したいという強い希望が沸き、その資格を取るべく12月に厚木で行なわれる救急法救急員の講習(3日間コース)に申し込みしました。(汗)務まるか・・分かりませんが・・。
Posted by おさだ進治 at 2011年10月08日 18:42
それから・・・日赤の活動を通じて感じられたことなど、よろしければお話を伺いたいので是非ご連絡ください。
Posted by おさだ進治 at 2011年10月09日 19:18
災害ボランティアから道を広げて、日赤看護大(武蔵野)の講座にかかわっております高田と申します。海老名災害ボランティアネットワークにもかかわっております。

義捐金、支援金、日赤社資、共同募金、そのほか言葉を定義して論ずることが必要です。

(狭義の)義捐金:
 都道府県、市町村が被災者に渡すためのお金。銀行口座を平時から準備しておきましょう(災害対策基本法)となっております。
 都道府県の場合には、TV局、新聞社、該当都道府県の共同募金会、日赤都道府県支部が入って義捐金募集委員会→義捐金配分委員会を作ります
 市町村の場合は、市町村それぞれが独自に基準を作って配分します。
 東日本震災の際には、国のしくみとして、日赤本社、中央共同募金会が県ごとの義捐金の偏りを調整しようとしました。
 なお、この「義捐金」は日赤には一銭も入らないことになっております。


支援金:
 ボランティア団体の活動資金。独自に箱を持って駅頭に立つこともあるが、被災者に渡るお金ではないので、義捐金詐欺視されることがたまにある。

日赤社資:日赤自体の活動資金として集めるお金
 町内会を通じて集められることがある。

共同募金:「赤い羽根」です。社会福祉の目的などに使われます。災害ボランティア活動にも配分されます。町内会を通じて集められることがある。


町内会によっては、募金行為に事務経費がかかることから、「一部を町内会歳入とする、残りを募金とする」として募金を募ることもあるようです。
このへんが手数料を取っている。と誤解が膨らんでしまうのでしょう。







Posted by 高田昭彦 at 2011年10月25日 23:54
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