2011年10月25日

とても残念なことだが・・

 不活化ポリオワクチンを県立病院の医師に個人輸入させ、神奈川県が独自に接種しようとする黒岩知事の構想について、この数日は医療関係者や小児の保護者などに会って話を聞く様に努めています。しかし、その中で黒岩氏を支持する意見には今のところ出会いません。

 むしろ小児科に勤めるある女性は「ポリオワクチンは春と秋、年に二度しか集団接種が行なわれないが、その集団接種が行なわれている今の大事な時期にぶつけてこんなことを宣伝されて、現場は大変混乱している。」と日々医療機関に寄せられる問い合わせやキャンセルに困惑しきりな様子。
 また、「国が承認していない(未承認の)不活化ワクチンを使用したときに万が一副作用などで子どもに被害が出たとき、現状の認証薬なら政府が保証してくれるが、県が未認証薬なんて使って保証してくれるのか?まさか個人輸入した医師個人が責任を問われるようなことがあったらどうするんだ?」というご意見もあります。
 更に「麻しん、風しんのV、W期の接種率が国内で47位と最下位の神奈川県、その上おたふくかぜ、水痘の助成もほとんどなく、子どもの命という点ではこうした問題の方がよほど切迫しているのに、いったいなぜ今不活化ポリオの助成なのか?」という医師のご意見などなど、三日前の日記に対する反響は大きなものがあります。

 私は思う、今はこの問題が大ごとになって県民が不安に陥るようなことにならないように、なんとか知事自身が不明を謝すなどの方策で収束を図るほかあるまい。

 28日にはこの問題のため県議会の厚生常任委員会が緊急開催されることになりました。お時間があれば是非傍聴においでください。
posted by おさだ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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