2011年12月25日

農業視察

 師走も押し詰まって来ましたが、放射能汚染に今も苦しむ足柄の茶とを栽培する農家と茶業センターを訪ね、また同じように放射能が出たシイタケ栽培の農家のお話も伺う視察を行なってきました。
茶業センター.jpg
 写真は茶の出荷が無くなり、ガランとした貯蔵庫で状況説明をして下さった足柄茶業センターの職員の方の様子。今年の被害はもとより来年の被害を防ぐため、農家には茶の木の枝を深く刈り込む作業をしてもらいましたが、これだけで来年の収穫は2割程度落ち込んでしまうそうです。しかも、いったん傷つけられてしまった足柄茶のブランドで来年の売り上げがあがるのか?そうした風評被害も補償してくれるのか?と多くの問題を今も抱えています。

 また、県内では茶と同じように放射能の濃度が暫定規制値を超えてしまった原木栽培による干し椎茸。生産農家の話を聞けば椎茸の栽培に使うコナラやクヌギなどの原木の大半が福島県産であり、今回震災以降に福島から仕入れた原木で生産した椎茸から放射能が出てしまったこと。そしてこの時期その農家では新たに三千本以上の原木を仕入れて次の仕込みに入らなければならないが、福島からは入れられず、あちこちあたっているが見込みが立たない現状にあることなどの話を伺うことができました。

 当面はこうした直接的な被害や風評などの二次被害についても東電の補償が得られるよう、私どもも努力しなければなりませんが、本当の意味でこうした農家が元の姿を取りもどすまでいったいどれほどの時間と苦心を強いられるのか・・・。県政は粘り強く取り組んでいかねばなりません。

お知らせ・・
 このほど海老名の街づくりを応援する意味で食に関するブログを二本立ち上げました。是非のぞいてみて下さい。

http://www.osadashinji.com/
posted by おさだ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/52316382

この記事へのトラックバック