昨日、大晦日の日記にも書きましたが、今年は私たちの国にとって復興元年、あるいは再生元年と将来呼ばれるような年にしなければなりません。
「みんな元気だしていようよ!」「絆が大切だ!」「家族を大切に!」
テレビでも茶の間でも色々なことが語られていることと思います。言霊といった言葉もありますし、そうした前向きな会話や言葉の中から沸いてくる力や勇気が大切だと思います。
ただ、私たち政治家がそうした言葉を発するとき、そこにはそれなりの根拠や方策が無ければならない。と私は思います。
明治維新、関東大震災、太平洋戦争、オイルショック・・・私たちの日本はいつも逆境の中から立ち上がってきた、だから今回もそうなんだ・・といったように政治家が根拠もなく私たちの国が立ち直れるとイメージするのは安直に過ぎます。政府にはこういう目標に向かってこれをこうしてこうする、そうすれば必ずこうなる。というビジョンを示して頂きたい。
そして地方議員である私が考えるニッポン再生への筋道は何をおいても“徹底した地方分権”。
現在の47の都道府県を再編して8〜10程度の州をつくり、州の中には相当規模の市がある。州には米国の州と同じように独立した立法権や課税権が与えられ、市は財政的に自立できるだけの規模を有する。州とは言わば地方政府を樹立するということ。
そして国(中央政府)は今以上に外交や防衛、経済金融政策、そして広域的な治安、安全の維持など国家レベルで行なうべき業務に特化して強力に政策を実行して頂く。
そうしたこの国のシステム改革を実現することがニッポン再生への道だと信じています。
大阪ではすでにそうした地方の時代の到来を予見させるような出来事が起きています。これはやはり厳しい時代の中で首都圏の私たちには無い危機感が大阪の人々を突き動かしているのではないかと感じます。
新しい時代はいつも神奈川から!
武家政権の始まった鎌倉、徳川泰平の世から国民を目覚めさせた浦賀、我が国に平和と近代化をもたらしたマッカーサーの降り立った厚木・・・いつも新しい時代は神奈川から始まっている。そうした気概をもって2012年も努めてまいります。
本年が皆様にとってより良い年でありましように。そして改めて東日本大震災による被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
平成24年元旦 長田進治拝
2012年01月01日
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