議員や首長をしている卒業生が一堂に会して情報交換をする場に参加して来ました。今回は渡辺総長の講話があり、本学の第三代学長であった後藤新平先生の精神について話を伺ってきました。後藤新平と言えば関東大震災当時の東京市長で、その震災後の復興事業におけるリーダーシップが、東日本大震災後の現政府の無能ぶりと対比され、最近テレビなどでよく紹介される方です。
その精神を具現した師の言葉は「自治三訣」と言われます。
人のお世話にならぬやう
人のお世話をするやう
そしてむくいを求めぬやう
国家というものは人国民一人一人が例えば体の細胞の一つ一つのように集まってできている一つの生き物のようなもの。その細胞の一つ一つを健全に保つことがひいては国家の反映につながる。いわゆる国家有機体説を信じてやまない方だったそうです。
個人が税を払うことで政府が国民を保護する契約を結んでいる。とする欧米流の考え方、つまり国家契約論とは対照的な国家感であり、私たちの国には有機体説の方がふさわしいと私も考えます。

