2013年03月21日

裁判

 平成16年、神奈川県が独自に制定した「臨時特例企業税」条例は違法だとして、いすゞ自動車が納付した計約19億4千万円の返還などを求めた訴訟の上告審は今日の午後、最高裁の判決が出ます。2月18日に弁論が開かれた経緯から、二審で神奈川県が勝訴した判決が見直される見通しが強いようです。

 臨時特例企業税は、県内に事業所があり資本金5億円以上で、当期利益を上げながら欠損金の繰り越し控除により法人事業税を納めなかった企業が対象で、平成21年に廃止されるまでに県は約478億円を徴収しています。

 仮にこの裁判に負けるようなことになれば、いすゞ自動車に限らず徴収した他の企業に対してもこのお金を返さなければならず、478億円という金額は神奈川県にとって大変大きな負担となります。

 裁判の結果次第では臨時の議会を招集して今後の対応を審議しなければなりません。

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 写真は先日の予算委員会にて・・・議会局の職員が撮ってくれました・・自分で言うのもなんですが・・中身はともあれ、何か言おうとしている様子は伝わってきますなぁ・・(笑)。

追記・・午後1時半、たった今裁判の判決が出ました。神奈川県は全面敗訴という厳しい結果となり、今後上記の478億円に利息を含め、635億円の返済義務が神奈川県に課せられます。国(総務省)の同意も得ながら制定した条例に基づく課税がこうして全面的に否定される事態は、議会人としても極めて遺憾。今後の対応を早急に協議しなければなりません。
posted by おさだ at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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