2013年10月29日

地方自治と政党

 一昨日行なわれた川崎市長選挙では自民党、民主党などが相乗りして支援した候補者が負ける結果となりました。

 私のような者がこの選挙結果について何かコメントするような立場にはありません。選挙は様々な要因によって結果が左右されますし、その総括はこれから陣営の中で行なわれて行くものと思います。

 ですから川崎のことに限らず全体論として、ここのところ首長選挙に政党が関って良い結果を出せないケースがが多いことについて考えてみたいと思います。

 自分達のまちのことを自分達で決める。住民自治の最たる首長選挙に組織力を持った政党が影響力を行使しようとすれば、その分だけ住民の反発を誘ってしまうケースが多いようです。そしてその反発力をうまく自分の力に添加できる対抗馬がいる選挙では、政党候補は勝てないということではないか。特に国(ひいては政党)に対する依存度の低い都市部の自治体では一層そうした傾向が強いのでは・・そんな気がします。ましてその政党の組織力というもの自体が最近ではとてもゆるやかなものになっていて、号令いっかみんなが同一の候補に票を入れるようなことなっていないのもまた現実。

 されば、自民党とか民主党といった、言わば大衆政党とはどうあるべきなのか?

 国政においての政党はまさに政策立案・実行の主体であるけれども、地方自治の場においては「議員個々の政策的、思想的な方向性を示すベクトルとしての役割」を果たせればそれで良いのではないか?と私は思います。最近では一地方議員といえども政党という軸足を定めない議員では有権者や支援者の信用を得られないと考える人が増えてきました。
 しかし、それと政党という組織が地方選挙に関与することは別問題。むしろ党の組織力をもって自治体の選挙を左右しようとしたり、そのまちの政策に党が影響を与えようとすれば先ほども書いた通り住民の反発を買ってしまい、反発の結果としてできたそのまちの体制は力強いものにはなれない。おそらく川崎市政においても反政党、脱官僚政治というアンチテーゼを主体に当選した新市長がリーダシップを発揮するのはなかなか困難であろうと思われます。

 今後私の所属する自民党も地方選挙への関与はより慎重にならなくてはいけない。これからはそう主張して行きたいと思います。
posted by おさだ at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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