「安まちメール」・・・いかにも大坂って感じのネーミングですが、海老名市が行なっている「安全安心メール」の警察版です。
「子どもが不審者に声をかけられた。」とか、「ひったくり事件が発生した。」といったときに、所轄の警察署の判断で、発生場所や犯人の特徴などを事件発生から30分程度の時間で登録者に発信するもので、大坂ではこの取り組みによって犯罪の削減、とりわけひったくり事案の50%削減に成功しているとか。
海老名の安全安心メールとの違いは警察が直に情報発信することからリアルタイムな犯罪情報提供が可能なことと、情報受信者からの犯人目撃情報などの情報収集に生かせる可能性があること。
神奈川県警察は6月の議会で私がコレとまったく同じことを実施したらどうか?と提案したところ「対象が県下全域となったら情報量が多すぎるし、受信する側も身近でない情報まで届いてしまって大変なことになる。」と事前に質問を否定されていました。つまり箱根に住んでる人が横須賀のひったくり事件を知らされても仕方がないでしょ。ということ。しかし、大坂では受信申込者が情報の範囲を地域や事件の種類、あるいは受信時間帯で選択することができ、この問題をクリアーしています。
改めて9月議会で議論することになるでしょう。
警察は意味ない、といっていますが、そういうコメント自体がナンセンスだと思います。面倒なことやりたくないんだな、という感じですね。
リアルタイムで海老名で起きた犯罪が箱根や小田原ですぐに情報が共有できる、これはすごいことですし、検挙率のアップや犯罪の低下に繋がると私は思います。実績も出てるんですから、検討くらいはして欲しいと本当に思います。
だから、警察は・・・と思ってしまいました。