2007年03月21日

2b544330.JPG カラリと晴れ上がった日、大谷の峰から冨士と丹沢を望みます。冨士と大山が一望にできること。その美しい様子にしばし戦いを忘れます。

 桜の花はすべての花が咲きそろうまで散らないそうです。早く咲く花、なかなかつぼみを開かない花、一本の木のうえにも個性のある一輪一輪ですが、すべてが咲きそろうまで散り始めないから満開の桜は本当に美しい。
 今日はPTAの会長として出席をした小学校の卒業式でそんな話をさせて頂きました。春は出合いと惜別の季節ですが、桜の花を見上げたら「仲間はみんな咲きそろっているかな?」そんなことを思い出してみて下さい。と。

 敷島の 大和心をひと問はば 
   朝日に匂ふ 山桜花
       本居宣長


 敷島=日本 の人々の精神をどんなものかと聞かれたら、それは朝日に香る桜の花のような清々しいものだ。

 こんな日の冨士の美もまたしかりかな・・

 散るさくら 残るさくらも散るさくら

 最後の挑戦でも良し、究極の挑戦でも良し、要はだれしもいずれは去って行く者。盛者必衰もまた世の常。政治家として社会のために本当に尽くそうとする精神があるならば、むしろひとときでも永く咲いて欲しいと願われるもの。多選など問われようはずも無いのだ。
posted by おさだ at 08:26| Comment(1) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
桜はキレイで潔い。しかし毛虫の餌。華々しく登場してすぐ散って行く「長者」に似たり。一方薬として使えるドクダミは、陰気で臭いと刈り取られてしまう。その邪魔者扱いされる姿に今の庶民を重ねてしまう。日陰の花に目を向ける政治を目指そう。
Posted by 雑木林 at 2007年03月21日 09:05
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