2005年12月24日

ユウキ

b0a724e2.jpg 世界でもこれまで7例しかない難病に侵され、23歳の若さで亡くなった三田雄基君のその前向きな“命の日々”をつづった本が出版されました。

 若い希望をワーキングホリデーに託してオーストラリアへ旅立った日々。
 旅の安宿で知り合った仲間たちとの魂のふれあい。
 異国で出会う病魔との不安。
 帰国。

 顔の骨が溶けてしまう世界で7例しかない難病との闘い。
 闘病の中で出合い、彼の心を励ました恩師や僧侶、バイクや音楽とのエピソード。
 最後の最期まで雄基に勇気を与え続け雄基に勇気を与えられ続けたたくさんの仲間たちの純粋な愛。
 歯が抜け落ち、視力をなくし、食べることもできなくなった夜、ダレよりも愛した愛犬ボンが先に駆け出すように12年の生涯を閉じる命のめぐり合わせ。

 死を前にして片目でハーレーを駆り、沖縄でフルマラソンを走りぬく。かくも人は前向きに生きられるものか・・・・かくも命というものは、心臓が鼓動し血液が身体をめぐるということはかくも、輝きに満ちたものなのか!
 私は自らを省みてその日々を反省し、彼の生に心からの畏敬を感じます。

 彼の生を支えた人々は、海老名みなみ幼稚園の米山先生、中学教諭の根本先生、大谷観音堂の小林和尚など、海老名の皆さんには馴染みの深い人たち、父親は私もかつてはライバルとして市議会選挙を戦った三田高司さん。

 雄基君にとって最大のイベントとなった葬儀、私は葬儀の最中に涙を流す葬儀屋さんの姿を始めて見ました。「クラプトンが好きだったんだな・・・・」とその葬儀屋さんは会場に流れるBGMを震える唇で口ずさんでいました。

 葬儀の帰り道私もCDショップに立ち寄ってエリッククラプトンのティアーズインヘブンを買いました。

 涙無くして読めない本です。でも中学生でも充分に読めるように読みやすく書かれています。若さや情熱を失いかけている中年たちにも、これから人生を考える若者たちにも読んで欲しい一冊です。
 それが23歳で亡くなった若者へのレクイエムだと思うから・・・・
posted by おさだ at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) |
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