2005年11月23日

怒りと悲しみ

f6ec5d17.jpg 今日は海老名市内の、身体、知的、高齢など各種障害団体の皆さんと一緒に秋の日帰り旅行に行って参りました。私は資格を持っているヘルパーとして入浴等の介助をするためのボランティア参加です。何しろ目的地があの「旧称スパウザ小田原」現在のヒルトン小田原スパリゾートですから、入浴の介助っていってもそれはもう大変なことなのですが・・・

 さて、そっちの話はともかくも、この根府川の丘の上に立つ立派な施設のあまりにも壮大な姿と豪華さと、そしてこんなものを造ってしまった「厚生労働省(雇用・能力開発機構)」の馬鹿げた偉業にため息と怒りと悲しみと・・・なんとも言えない一日でした。

 私たちが納めている雇用保険から総工費455億円ものお金を出してこんなもの建設しておいて、小田原市に8億5000万円で売っちまった。もう皆さんご存知のことですから今更と思われるかも知れませんが・・・あまりにも憤りを感じたので関係者を捕まえて色々と聞いてみました。
 8億5千万円で買った小田原市はこれをあの一流ホテル「ヒルトン」に賃貸してその家賃収入は売り上げの12.5%、最低年間家賃4億3千万円ということだから、小田原市としてはそれなりに事業として成り立つ計算だろうけれど、つまり世界の超一流ホテルが経営してもこの程度の水揚げしか上がらないということですよ。それに455億円もの建設費がかかってたら元本の償還に何年かかるんだよ? 22世紀を見据えての事業だったったとでも言うのだろうか?

 どうぞお時間のある方はこの先も読んでみて下さい。
  (以下、私がいつも勉強させて頂いている社団法人行革国民会議のホームページの記事より抜粋させて頂きます。)

 このスパウザ小田原を売却したことで同機構に生じる損失は446億5千万円となります。これに限らずこのような「投げ売り」は全国で行われています。厚生労働省によると、全2070の勤労者福祉施設のうち売却済みが1563施設(8億4000万円)。そのうち799施設の値段が1万500円以下、埼玉・川越市の「川越武道館」(建設費2880万円)、和歌山・田辺市の「わかしおテニスコート」(建設費486万円)、鹿児島・川内市の「川内プール」(建設費2770万円)の3施設は最も安い1050円で売却されるなど、常識外の「投げ売り」状態で、回収率は総建設費1980億円の0.4%にとどまっている。
 施設建設の財源は雇用保険料で、失業者の雇用保険のうち、1000分の3.5が同機構に入る。この雇用保険料の使い道は、「失業給付」「雇用安定・能力開発・雇用福祉3事業」の2通りがあり、2001年度の保険料収入2兆9348億円のうち5519億円(19%)が3事業に使われていると言うのですから・・・・

 今日は本当に疲れました。
posted by おさだ at 09:04| Comment(1) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
まさに税金の無駄使い。あれだけの損を出しながら誰も責任を取っていない。民間企業なら損切りをしたときの役員や当時の責任者はマスコミに引き出され、報酬カット、当時の責任者の退職金カットなど大騒ぎになっているはず。役人は誰も顔を出さずにせいぜい課長の談話で済まされる。
当時の高級官僚は責任を問われるどころか、今頃どこかに天下りして、優雅にすごしているのでは?
役人で無ければ出来ないなんてとんでもない。役人は小さい責任はとっても、大局での責任は取らない。民間企業の経営者に比べ
高級官僚はいいですね。霞ヶ関に民間監査役制度を取り入れたらどうでしょうか。
一生懸命やっている役人が大勢いることも事実ですが。
Posted by s/a at 2005年11月28日 11:52
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