2005年06月29日

トウモロコシ

eb74ec88.JPG 私の幼いころ、我が家の家業は養豚でした。100頭ほどの豚を飼育するのが私の両親の仕事でした。父母の体に染み付くブタの臭い。小屋から脱走するブタを捕まえに走る親父。難産の母ブタを助け、血だらけになった父の姿。今となっては懐かしい風景です。
 かつては高座ブタと言えば高級ブランドでしたが、やがて家畜農家は都市化などの飼育環境の変化や採算性の低下から次々と廃業し、我が家もその例外ではありませんでした。

 路地の野菜栽培に転進した父はスイカを作りましたが、三浦スイカ全盛の時代、海老名産スイカの評価は芳しくなく、河原口の市場で競り落とされないスイカが山となって廃棄されるようなできごともありました。行き場を失ったスイカをなんとかしようと県道の脇にムシロを敷いて一山いくらで売ってみたのはまさに苦肉の策。売り子は当時小学3年生の私と二つ上の兄でした。しかしこの直売というやり方がえらく消費者の皆さんからウケて、スイカはたちまち完売。やがてほったて小屋を建て、トマトも売ってみたりでこの直売は大当たり。かくして3人の子どもを大学にまで進学させることのできた父母でした。

 今は消費者の皆さんの好みも変わり、スイカよりもトウモロコシへ・・・・今年も我が家のトウモロコシは収穫期を迎えました。
 県道横浜伊勢原線沿道の直売所にどうぞお越し下さい。売り子はうちの女房に替わりましたが・・・
posted by おさだ at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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