2007年12月27日

薬害肝炎を議員立法で救う!?

 国って何?政府ってだれ?

 改めて混乱してしまいそうな話である。薬害によって肝炎に感染したのは行政指導を怠り、不都合な秘密を隠し続けた国の責任であると訴え続けた人たち。裁判では“国”との折り合いが付かず話あいは決裂していた。しかし、そこでいきなり福田首相が「議員立法で解決に乗り出す。」とは・・・?
 福田総理ってつまり“国”の代表なんじゃないの?被害者に「補償範囲の限定できない和解には応じられませんよ。」って言ってた国ってのはだれだったの?総理じゃなくて、つまり役所の役人の人たちだったってこと?

 実に不可解な出来事である。つまりこれまで役人達は感染者の名簿をひた隠しにし、裁判では国民の代表である政治の判断を無視してその方針を決定し、「国民と対峙」してきたということか。つまりこれまで議会や政治や首相や大臣の役人に対する指導力やリーダーシップは機能していなかったってこと、だろうか?だからついに伝家の宝刀、議会の立法権を振り上げて役人の専横を叩き切るって構図なのだろうか?なにやらうれしいような、これまでなんだったの?って悲しいような・・・

 良いように考えればあくまでも行政と議会は別物で立場の違うもの。その原点を見直す良い機会になればと思う出来事なのだが、しかし、地方議会やアメリカあたりと違って日本政府は議会(国会議員)の中から行政のトップである大臣が選ばれ、それらを総理する首相も議会から選ばれるシステムである。つまりそのリーダーと役所は一心同体のものだとみんな信じていた部分はあったのだが、今回もろくもその信頼は崩れ去ってしまったということではないのか。
 役所の側からの実態といえば、1年や2年でひょこひょこと変わっていく大臣など何も分からないうちにいなくなる。だから頭の良い役人の言いなりきなりで役人にしてみれば「政治家なんてうまくおだてておけば・・・」って話だったのだろうことは想像に難くない。もちろんそんな大臣ばかりではなく立派な人もたくさんいたことも事実だと思うし、誠心誠意職責を守る職員も多いことも事実だが。


 私も議会人の一人としてこの立法権を駆使して行政に対する指導力と責任を果たしうる議会を作り上げて行きたいと願っている。役所の職員の皆さんに対しては「威張らず、媚びず、馴れ合わず。」が政治家の大原則ではないだろうか。

 今日も長い駄文につき合わせてしまってもうしわけありません。
posted by おさだ at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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