二月は如月(きさらぎ)。寒さのあまり着物を重ね着して、更に着る。そんな「着さら着」から二月は如月と呼ぶようになったとか・・。今日は寒さも少し緩むようですが、来週はまた寒波がやって来るようですね。
アンデルセンの寓話にある「裸の王様」。政治の仕事をしていると社会の中で指導的な立場にある人との付き合いが多くありますが、そうした人の中にはまさに裸の王様だな・・と思ってしまうような人もいます。
アンデルセンが描いたのは、裸のまま街をパレードした王様一人に対する比喩だけではなく、「馬鹿には見えない布」を織り上げた二人の詐欺師であり、見えない布を自分が馬鹿だと知れるのを恐れて「見える」と言った家来たちであり、はたまたありもしない服を着せられて裸のまま街を行く王様に仰天しつつも、それを言えずに「素敵な衣装だ」とほめたたえる街の人々など、王様を取り巻く全ての人たちに対する風刺なのでは。
つまり今風に言えば組織論として、トップの周りにイエスマンばかりが集まり、判断を誤り、やがて組織が崩壊して行くことの道理であると思います。
この人はまったく「裸の王様だな」と思いつつ、でもそれを忠言したところで聞く耳は持つまいと口をつぐんでしまう私自身もアンデルセン童話のキャストの一人なのでしょう。それどころか、自分自身こそ裸になってはいないか?と、自戒しながら自分を胸元から足もとまで見下ろします。
如月の着ぶくれが目に入るばかりですが。
2025年02月15日
2025年02月14日
定例会開会
2025年02月12日
時代
昨日は「建国記念の日」。建国記念日ではなく正しくは建国記念の日。他国から独立した日でも、革命が成立した日でも、戦争に勝った日でもなく、万世一系の天皇を戴く我が国の、その初代たる神武天皇が即位されてから2685年を記念する日。このような国は世界を探しても無い。そういうことを思うと、この国土と国民とお国柄を大切にしなければいけないなとつくづく思います。
そんな瑞穂の国日本ですが。
一昨日海老名市役所へ行くと、ロビーにAIによるご案内係が登場していました。「印鑑証明を取りに来たのですが、どうしたら良いですか?」と話しかけると、左に進んで何をしてこれをして・・と丁寧に説明してくれました。

こういう時代ですよね。
変化に対応することも大切。
生き残れるもの、長く続くものは変化に順応できるもの。
そういう面もありますよね。
県議会は今日から第一回定例会が始まります。
では、行って来ます。
そんな瑞穂の国日本ですが。
一昨日海老名市役所へ行くと、ロビーにAIによるご案内係が登場していました。「印鑑証明を取りに来たのですが、どうしたら良いですか?」と話しかけると、左に進んで何をしてこれをして・・と丁寧に説明してくれました。

こういう時代ですよね。
変化に対応することも大切。
生き残れるもの、長く続くものは変化に順応できるもの。
そういう面もありますよね。
県議会は今日から第一回定例会が始まります。
では、行って来ます。
2025年02月10日
生きる事には意味がある
2025年02月09日
トランプ
石破総理とトランプ大統領。どうやら粗相もなく(両者とも)会談を終えたようでひとまず安心。「この世で美しい言葉と言えば、愛と宗教とそして関税だ」と豪語するトランプ大統領が日本相手に関税の強化を吹っかけて来るのではないかと心配していましたが・・もしそうだったら私たちの国はどうするのだろう。
トランプ「日本はいま、シンゾウが居たころに比べて与党の力が衰えて少数らしいじゃないか」
側近「はい。それでリベラル志向のある総理大臣が選ばれて野党に対して妥協的な政権運営をしているとか」
トランブ「なんだか怪しいな。そのリベラルな政権がアメリカに対して反抗的な態度をとるのか?」
側近「まぁとりあえず真っ先に挨拶に来るのですから、ここはひとまず様子を見ては?」
トランプ「所詮アジア人だ。下手をすれば中国にすり寄って行く可能性もある。それに日本は我々と同盟国だって盛んに言うが、うちの製鉄会社を買収しようなんていう国のどこが同盟なんだ?」
側近「それは確かにそうですが大統領。Mr.イシバが持って来る手土産はカブトだそうです」
トランプ「カブト?それがどうした?」
側近「日本では相手に降参することを、カブトを脱ぐと言うそうです」
脚本・おさだしんじ
そんな会話があったかどうか知りませんが、トランブの心のうちにある日本は、こんな程度なんじゃないですかね?
「トランプなのにハートが無い」とは愛川町の小野沢町長の言葉。
トランプ「日本はいま、シンゾウが居たころに比べて与党の力が衰えて少数らしいじゃないか」
側近「はい。それでリベラル志向のある総理大臣が選ばれて野党に対して妥協的な政権運営をしているとか」
トランブ「なんだか怪しいな。そのリベラルな政権がアメリカに対して反抗的な態度をとるのか?」
側近「まぁとりあえず真っ先に挨拶に来るのですから、ここはひとまず様子を見ては?」
トランプ「所詮アジア人だ。下手をすれば中国にすり寄って行く可能性もある。それに日本は我々と同盟国だって盛んに言うが、うちの製鉄会社を買収しようなんていう国のどこが同盟なんだ?」
側近「それは確かにそうですが大統領。Mr.イシバが持って来る手土産はカブトだそうです」
トランプ「カブト?それがどうした?」
側近「日本では相手に降参することを、カブトを脱ぐと言うそうです」
脚本・おさだしんじ
そんな会話があったかどうか知りませんが、トランブの心のうちにある日本は、こんな程度なんじゃないですかね?
「トランプなのにハートが無い」とは愛川町の小野沢町長の言葉。
2025年02月05日
農閑期
氷点下の朝。

今は農閑期ですが、すでに春野菜の準備は始めています。キャベツ、ブロッコリー、レタス。温かいビニールハウスの中、夜は保温機を使って発芽させています。収穫は5月になります。

お米の値段が上がっています。先日、JAの直販店へお米を買いに行くと普段と変わらぬ良心価格。よしよしとばかりに二袋持ってレジに並ぶと「ちょっとお客さん、一つだけですよ」。思わず「女房もいますから」と咄嗟の言い訳をしたら店員さん、貼り紙を指さしながら「一家族一つです」だって(笑)。
それにしても昨年は例年通りの作柄であったはずなのに、米の価格がこんなに高騰するのは、流通の過程で値を釣り上げる力学が働いているということでしょう。もっと言えば米が短期投機の対象となっているということではないでしょうか。ファミレスとか給食など、値段が上がっても米を買わないわけにはいかない業界があるので、値を釣り上げやすい。値段が上がると買占めたくなる消費者心理(上記の私ですね)・・かつて米屋で働き、仕入れを担当していた私はそういう事で大変な思いをした経験があります。
私が作る野菜は市価が上がろうが下がろうが、みんな100円ですが(笑)

今は農閑期ですが、すでに春野菜の準備は始めています。キャベツ、ブロッコリー、レタス。温かいビニールハウスの中、夜は保温機を使って発芽させています。収穫は5月になります。

お米の値段が上がっています。先日、JAの直販店へお米を買いに行くと普段と変わらぬ良心価格。よしよしとばかりに二袋持ってレジに並ぶと「ちょっとお客さん、一つだけですよ」。思わず「女房もいますから」と咄嗟の言い訳をしたら店員さん、貼り紙を指さしながら「一家族一つです」だって(笑)。
それにしても昨年は例年通りの作柄であったはずなのに、米の価格がこんなに高騰するのは、流通の過程で値を釣り上げる力学が働いているということでしょう。もっと言えば米が短期投機の対象となっているということではないでしょうか。ファミレスとか給食など、値段が上がっても米を買わないわけにはいかない業界があるので、値を釣り上げやすい。値段が上がると買占めたくなる消費者心理(上記の私ですね)・・かつて米屋で働き、仕入れを担当していた私はそういう事で大変な思いをした経験があります。
私が作る野菜は市価が上がろうが下がろうが、みんな100円ですが(笑)
2025年02月04日
脳と記憶
人間の「脳・記憶」というのはまことに不思議なもので、高校生の時に丸暗記して試験の翌日には忘れてしまった数式を、今になってふと思い出したり・・。昨夜の夢は自分の歌の歌詞を途中で忘れてしまった小椋佳さんに代わって私が「さらば青春」を最後まで間違えずに歌い上げたのですが・・目覚めた今、ちゃんと歌えるかといったら、半分くらいの歌詞が出てこない。ま、そんな私の脳ミソですが、願わくは昔の楽しかった思い出ばかり思い出すようになって欲しいものです。最近はその逆が多くて・・。
ま、どうでも良い話ですね。
県議会は今日議会運営委員会を開いて、来週から第一回定例会が始まって行きます。最近は今村翔吾さんの歴史小説にはまっていますが、相鉄線に乗る30分ほどの時間は誰にも邪魔されない至福の読書時間。
それでは行って来ます!
ま、どうでも良い話ですね。
県議会は今日議会運営委員会を開いて、来週から第一回定例会が始まって行きます。最近は今村翔吾さんの歴史小説にはまっていますが、相鉄線に乗る30分ほどの時間は誰にも邪魔されない至福の読書時間。
それでは行って来ます!
2025年02月03日
早春の集い
昨日は「県政報告会&早春の集い」を開催させて頂きました。

県政報告会ではやはり埼玉での道路陥没事故がありますので、神奈川県の流域下水道の安全確認の内容について、あるいは3月いっぱいで閉館する県民ホールのことなどについて報告させて頂きました。また、7月の参院選に与党の側から立候補を予定している「脇まさあき」さん(自民党)と「佐々木さやか」さん(公明党)のお二人も紹介させて頂きました。

懇親会となる早春の集いには甘利明前衆議院議員をお招きして、40年以上にわたってこの地域で親交を深めて来た皆さんと久しぶりの再会をして頂くことができました。

俺が俺が!で頑張っていた自分でしたが、最近ではとても自然に、だれかのために・・そういう思いでこうした会を催すようになっていて、まぁそんな自分を悪くないなと、思ってみたり。
県政報告会ではやはり埼玉での道路陥没事故がありますので、神奈川県の流域下水道の安全確認の内容について、あるいは3月いっぱいで閉館する県民ホールのことなどについて報告させて頂きました。また、7月の参院選に与党の側から立候補を予定している「脇まさあき」さん(自民党)と「佐々木さやか」さん(公明党)のお二人も紹介させて頂きました。
懇親会となる早春の集いには甘利明前衆議院議員をお招きして、40年以上にわたってこの地域で親交を深めて来た皆さんと久しぶりの再会をして頂くことができました。
俺が俺が!で頑張っていた自分でしたが、最近ではとても自然に、だれかのために・・そういう思いでこうした会を催すようになっていて、まぁそんな自分を悪くないなと、思ってみたり。
2025年01月31日
緊急点検
埼玉県八潮市で起きた道路陥没の事件は大変なことになっていますね。落下したトラックドライバーの方が助かることを祈るような気持ちでテレビの映像を観ています。そして大きな下水道の破損、流出が原因で地下にこのような空洞ができたと報じられています。
そこで神奈川県では相模川と酒匂川に沿って敷設されている「流域下水道」について緊急点検を実施することにしました。
埼玉で事故が発生したからやるのかよ?と思ってしまいますが、当然日頃の点検は実施しているのですが、あの埼玉での状況を見て神奈川としても何もせずにはいられないという事だと思います。
具体的には直径2メートルを超える大口径の管路について、作業員の目視などによる点検を行うとのこと。海老名では相模川に沿って北は下今泉から南の門沢橋までこうした菅が埋められ、市民が流す生活排水は更に南に流れて茅ヶ崎の柳島にある下水処理施設で処理されています。
高度成長期に一気に建設された道路や橋、今回問題の下水管などのインフラが、老朽化しているという問題は今に始まったことではありません。従ってこれからは、都市基盤の新設よりも維持のために予算を振り分けて行かなければならないということ。
県の新年度予算の審議が始まりますが、こうした事も大切なテーマにしなければなりません。
そこで神奈川県では相模川と酒匂川に沿って敷設されている「流域下水道」について緊急点検を実施することにしました。
埼玉で事故が発生したからやるのかよ?と思ってしまいますが、当然日頃の点検は実施しているのですが、あの埼玉での状況を見て神奈川としても何もせずにはいられないという事だと思います。
具体的には直径2メートルを超える大口径の管路について、作業員の目視などによる点検を行うとのこと。海老名では相模川に沿って北は下今泉から南の門沢橋までこうした菅が埋められ、市民が流す生活排水は更に南に流れて茅ヶ崎の柳島にある下水処理施設で処理されています。
高度成長期に一気に建設された道路や橋、今回問題の下水管などのインフラが、老朽化しているという問題は今に始まったことではありません。従ってこれからは、都市基盤の新設よりも維持のために予算を振り分けて行かなければならないということ。
県の新年度予算の審議が始まりますが、こうした事も大切なテーマにしなければなりません。
2025年01月29日
気合一閃
昨日、海老名警察署では新春恒例の「武道始め式」が行われ、剣道、柔道など日頃から鍛錬している署員たちの成果が市民の皆さんに披露されました。

警察官て、皆さんからするとちょっと強面なイメージですかね・・。でも、昨日は試合に出場する若い署員の小さな子どもたちも応援に来ていて、「パパがんばれー」という声に顔を赤らめながら奮闘する姿も見られ、ほのぼのとした雰囲気の中で「警察官」という職務にあたる人たちの、生身に触れる思いがして、良い経験でした。
実は昨年暮れ、海老名では親子無理心中というつらい事件があり、生き残った母親の留置や取り調べにあたっているのも海老名署員。事件対象者と世代や境遇の近い署員もいることでしょう。どうしようもなく悪い連中を取り調べるのとはわけが違う辛さを感じているのでは・・。
そういうことも含めて・・まるっとガンバレ警察官!!

警察官て、皆さんからするとちょっと強面なイメージですかね・・。でも、昨日は試合に出場する若い署員の小さな子どもたちも応援に来ていて、「パパがんばれー」という声に顔を赤らめながら奮闘する姿も見られ、ほのぼのとした雰囲気の中で「警察官」という職務にあたる人たちの、生身に触れる思いがして、良い経験でした。
実は昨年暮れ、海老名では親子無理心中というつらい事件があり、生き残った母親の留置や取り調べにあたっているのも海老名署員。事件対象者と世代や境遇の近い署員もいることでしょう。どうしようもなく悪い連中を取り調べるのとはわけが違う辛さを感じているのでは・・。
そういうことも含めて・・まるっとガンバレ警察官!!
2025年01月28日
驚かない
拓大というバンカラを気風にする大学で、学ランを着て肩で風を切って歩いていた私。そんな粋がった学生を理事長室に呼んで「ちょっと話をしようじゃないか」とお茶をごちそうして下さったのが椋木理事長先生(大川周明博士の弟子ともいわれる人)。
理事長先生は私に座右の銘を語って下さいました。
「私の座右の銘は、怒らない・威張らない・驚かない なんだよ。君は若いから怒るな、威張るなと言われてもなかなかそりゃ難しいだろう。でも驚くなと言われたら、君は何があっても驚いたりはしないよと思うだろうし、何を言われているのか分からないだろう」
「押忍」(拓大では、はいもいいえも返事はみな押忍)
「でも私のような歳になるとね、怒らないのも威張らないのもなんとかなるんだ。ところが驚いてしまうことが多くなる。例えば夜中に電話が鳴るだけで、家族に何かあったんじゃないか、大学で君のような学生がなにか(笑)したんじゃないか、とかね。歳を重ねて守るべきものが増えるとどうしても驚く、動揺してしまうようになるんだ。しかし、男は何事が起きようとも驚かず、泰然自若としていられるようでなければいかん。それが一番難しいんだよ」
と、そんな話をしてくださいました。
怒らない、威張らない、そして何より「驚かない」これが一番難しい。最近本当に椋木先生の言われた意味が分かるような気がしています。
理事長先生は私に座右の銘を語って下さいました。
「私の座右の銘は、怒らない・威張らない・驚かない なんだよ。君は若いから怒るな、威張るなと言われてもなかなかそりゃ難しいだろう。でも驚くなと言われたら、君は何があっても驚いたりはしないよと思うだろうし、何を言われているのか分からないだろう」
「押忍」(拓大では、はいもいいえも返事はみな押忍)
「でも私のような歳になるとね、怒らないのも威張らないのもなんとかなるんだ。ところが驚いてしまうことが多くなる。例えば夜中に電話が鳴るだけで、家族に何かあったんじゃないか、大学で君のような学生がなにか(笑)したんじゃないか、とかね。歳を重ねて守るべきものが増えるとどうしても驚く、動揺してしまうようになるんだ。しかし、男は何事が起きようとも驚かず、泰然自若としていられるようでなければいかん。それが一番難しいんだよ」
と、そんな話をしてくださいました。
怒らない、威張らない、そして何より「驚かない」これが一番難しい。最近本当に椋木先生の言われた意味が分かるような気がしています。
2025年01月25日
ジャネーの法則
今年の初歳も早25日。過ぎる時間の速さは歳を重ねるごとに増して行きます。
そんな時間の感じ方について「ジャネーの法則」というものがあるそうです。
例えば1年という時間の感じ方について簡単に言うと、5歳の人にとって1年はそれまでの人生の5分の1を占める長い時間です。一方60歳になる私にとっての1年は、人生のわずか60分の1・・。5歳の人にとって1年は様々な経験をして大きく成長する変化の多い濃密な1年。60歳の私にとって1年は・・今年も去年も来年も同じように刻んで行くルーティーンな時間。どちらの1年を長く感じるかは自明。
と、歳を重ねるごとに月日の経つのを早く感じることを説明したジャネーの法則とはそういうものだそうです。
だから、時間の経過を長く感じるために、歳をとっても新しいことにチャレンジして変化の多い日々を送ること。と、考える人もいれば、淡々と日々を流れるように過ごすことに安らぎを覚える人もいることでしょう。
いずれにしても「日々是好日」。
そんな時間の感じ方について「ジャネーの法則」というものがあるそうです。
例えば1年という時間の感じ方について簡単に言うと、5歳の人にとって1年はそれまでの人生の5分の1を占める長い時間です。一方60歳になる私にとっての1年は、人生のわずか60分の1・・。5歳の人にとって1年は様々な経験をして大きく成長する変化の多い濃密な1年。60歳の私にとって1年は・・今年も去年も来年も同じように刻んで行くルーティーンな時間。どちらの1年を長く感じるかは自明。
と、歳を重ねるごとに月日の経つのを早く感じることを説明したジャネーの法則とはそういうものだそうです。
だから、時間の経過を長く感じるために、歳をとっても新しいことにチャレンジして変化の多い日々を送ること。と、考える人もいれば、淡々と日々を流れるように過ごすことに安らぎを覚える人もいることでしょう。
いずれにしても「日々是好日」。
2025年01月23日
オールドメディア
旧来の新聞やテレビ、雑誌などを指してオールドメディアという言葉がありますが、実に言い得て妙な言葉だと思います。
昨今のフジテレビに対する批判の高まりは、フジ一局にとどまらず、女性アナウンサーに接待をさせるような古い慣習を続けて来たオールドメディア全体に対する嫌悪感の高まりが背景にあるのではないかな、と感じます。だって、日本のテレビ局って何か話題が持ち上がると、どの局にチャンネルを合わせてもみんな同じ話題を、みんな同じ角度で報じるばかり。これでは若者のテレビ離れが進むのも当然。
そうした中アメリカでは、オールドメディアの報道をフェイクだと叫び、ネットを通じた発信に力を入れるトランプ氏が大統領に再就任しました。わが国でも昨年の兵庫県知事選挙では、オールドメディアが流す大方の方向と違った情報がネットで拡散し、選挙の結果を左右したと思われます。
この際徹底的に膿を出して自己改革して、生まれ変わらなければ生き残っていけませんよ・・・これまで政治も行政も芸能界も、オールドメディアに言われて来た言葉を、今度はそのままお返ししたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
昨今のフジテレビに対する批判の高まりは、フジ一局にとどまらず、女性アナウンサーに接待をさせるような古い慣習を続けて来たオールドメディア全体に対する嫌悪感の高まりが背景にあるのではないかな、と感じます。だって、日本のテレビ局って何か話題が持ち上がると、どの局にチャンネルを合わせてもみんな同じ話題を、みんな同じ角度で報じるばかり。これでは若者のテレビ離れが進むのも当然。
そうした中アメリカでは、オールドメディアの報道をフェイクだと叫び、ネットを通じた発信に力を入れるトランプ氏が大統領に再就任しました。わが国でも昨年の兵庫県知事選挙では、オールドメディアが流す大方の方向と違った情報がネットで拡散し、選挙の結果を左右したと思われます。
この際徹底的に膿を出して自己改革して、生まれ変わらなければ生き残っていけませんよ・・・これまで政治も行政も芸能界も、オールドメディアに言われて来た言葉を、今度はそのままお返ししたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
2025年01月21日
教養や社会性
兵庫県の前県議会議員が自死とのニュース。斉藤知事のパワハラを百条委員会で審査していたメンバーで、そのことでネットで誹謗中傷にさらされていたとか。お気の毒としか言いようがありません。ネットを通じた誹謗中傷に傷つけられ自らの命を絶ってしまうような例は以前からあり、これは一つの社会問題でもあります。謂れなき中傷をした人がいるならば、その責任は重いですよね。
さて、小中学校では新学期が始まりましたが、学校に通えない子どもの数は増えるばかり。私の地元海老名市でもその数は400人にのぼり、言わば学校一つ分の数といった状況です。多様性を認め合う今の時代ですから、子どもが自分の意志で学校に行かないこと自体を問題にするわけではありません。問題は学校に通わない子どもがその分の時間をどう過ごすかということについて、社会が感心を持ってもっと何かしなければいけないのではないか・・ということ。
こうした子どもたちの受け皿として、フリースクールと言うものが設立されるようになって来ています。海老名でも一生懸命頑張っている小さなスクールがあり私も及ばずながら応援させい頂いています。一方スクールの中には大きな資本を持つ会社が言わば教育産業のようなことで事業を展開するケースもあり、実態は多様と言え、これに対する法整備や行政の支援はほぼ無いに等しい状態です。
子どもたちが何より身に付けるべき教養や社会性、品性といったものは、独りでは身に付けられません。学校に通えない子どもが海老名に400人いるのだから、神奈川県全体なら何万人・・・。多感な子どもたちを独りにさせないための取り組みは県にとっても大切なことだと感じています。
さて、小中学校では新学期が始まりましたが、学校に通えない子どもの数は増えるばかり。私の地元海老名市でもその数は400人にのぼり、言わば学校一つ分の数といった状況です。多様性を認め合う今の時代ですから、子どもが自分の意志で学校に行かないこと自体を問題にするわけではありません。問題は学校に通わない子どもがその分の時間をどう過ごすかということについて、社会が感心を持ってもっと何かしなければいけないのではないか・・ということ。
こうした子どもたちの受け皿として、フリースクールと言うものが設立されるようになって来ています。海老名でも一生懸命頑張っている小さなスクールがあり私も及ばずながら応援させい頂いています。一方スクールの中には大きな資本を持つ会社が言わば教育産業のようなことで事業を展開するケースもあり、実態は多様と言え、これに対する法整備や行政の支援はほぼ無いに等しい状態です。
子どもたちが何より身に付けるべき教養や社会性、品性といったものは、独りでは身に付けられません。学校に通えない子どもが海老名に400人いるのだから、神奈川県全体なら何万人・・・。多感な子どもたちを独りにさせないための取り組みは県にとっても大切なことだと感じています。
2025年01月20日
お風呂のまち海老名
週末は各種団体の主催による新年会へ。各種団体というのは例えば、ボウイスカウトの神奈川県連盟(会場はみなとみらい)だったり、地元の町内会(会場は自宅の近所)だったり・・。
その地元の町内会の新年会で海老名の市長さんが「高座クリーンセンターに温浴施設を作ります」と挨拶の中で言われていました。ゴミ焼却場の余熱を利用してということですが、近くに住む私としてはとても楽しみです。
それにしても私の事務所の近く、海老名警察署の隣接地にも温浴施設ができる予定です。これはかなり大きなものになるというウワサ。更に海老名駅の東口でも小田急さんが温泉の掘削を行なっており、やはり温浴施設を作るそうです。そこへ既存の門沢橋のOYUGIWAと、かしわ台のおふろの王様を加えると海老名市内には五つの温浴施設がそろうことに。
温泉街でもないまちで、これだけの温浴施設があるまちって、そうそう無いですよね。
なんだか、老後を迎えるのが楽しみになって来ました(笑)
その地元の町内会の新年会で海老名の市長さんが「高座クリーンセンターに温浴施設を作ります」と挨拶の中で言われていました。ゴミ焼却場の余熱を利用してということですが、近くに住む私としてはとても楽しみです。
それにしても私の事務所の近く、海老名警察署の隣接地にも温浴施設ができる予定です。これはかなり大きなものになるというウワサ。更に海老名駅の東口でも小田急さんが温泉の掘削を行なっており、やはり温浴施設を作るそうです。そこへ既存の門沢橋のOYUGIWAと、かしわ台のおふろの王様を加えると海老名市内には五つの温浴施設がそろうことに。
温泉街でもないまちで、これだけの温浴施設があるまちって、そうそう無いですよね。
なんだか、老後を迎えるのが楽しみになって来ました(笑)
2025年01月19日
30年
阪神淡路大震災から30年。週末のテレビ放送が特集を組んでいます。
「あれから30年か・・」と、震災の記憶と共に自分の人生を振り返っている方も多いのではないでしょうか。
私もあの頃は、自分の人生、自分の仕事をなんとかうち立てて行かなければと、必死にもがいていた思い出がよみがえります。そしてあの年の11月に周囲の反対などお構いなしに市議選に立候補。あれから30年が経つんですねぇ。
あれから30年と思える今があるなら、あれから40年と思える日に向かって頑張るしかありませんね!!
さて、そんな私にとって今一番責任の重い仕事は、義家氏の引退表明によって空白となっている衆議院神奈川16選挙区の次の自民党公認候補を決めること。これから選考委員会を組織してその先頭に立ってこの国の未来を託せるような人材を見つけ出して行きたいと思います。
このブログを読んで頂いている皆様の中に「我こそは!」と思う方、あるいは「あの人なんかいいんじゃないか」という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非、私までご一報頂きたくお願い致します。
30年前の自分だったら、ダメ元でもなんでも「私が!」と手を挙げて、自分の存在をアピールしていたろうなぁ・・。
「あれから30年か・・」と、震災の記憶と共に自分の人生を振り返っている方も多いのではないでしょうか。
私もあの頃は、自分の人生、自分の仕事をなんとかうち立てて行かなければと、必死にもがいていた思い出がよみがえります。そしてあの年の11月に周囲の反対などお構いなしに市議選に立候補。あれから30年が経つんですねぇ。
あれから30年と思える今があるなら、あれから40年と思える日に向かって頑張るしかありませんね!!
さて、そんな私にとって今一番責任の重い仕事は、義家氏の引退表明によって空白となっている衆議院神奈川16選挙区の次の自民党公認候補を決めること。これから選考委員会を組織してその先頭に立ってこの国の未来を託せるような人材を見つけ出して行きたいと思います。
このブログを読んで頂いている皆様の中に「我こそは!」と思う方、あるいは「あの人なんかいいんじゃないか」という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非、私までご一報頂きたくお願い致します。
30年前の自分だったら、ダメ元でもなんでも「私が!」と手を挙げて、自分の存在をアピールしていたろうなぁ・・。
2025年01月17日
早春の集い
昨日、私を応援して下さっている後援会役員の皆さんにお集まり頂き、2月2日に行う「おさだ進治・早春の集い」について打ち合わせをして頂きました。
今年の早春の集いは下記の通り実施致します。今回はゲストとして7月の参議院議員選挙(神奈川県選挙区)に自民党から立候補を予定している脇まさあきさん(元神奈川県産業労働局長)。特別ゲストとして、政界を引退しフリーの立場で世界経済の中枢に足場を築く甘利明さんにおいで頂く予定です。
このブログを読んで頂いている皆さんもよろしかったら是非おいでください。
「おさだ進治・早春の集い」
日時 令和7年2月2日(日)
午後5時から県政報告会(ゲスト脇まさあき氏)
午後6時から懇親会(特別ゲスト甘利明氏)
場所 ザ・ウィングス海老名
会費 3000円(飲食費として)
※地元の酒蔵泉橋酒造のお酒を試飲できるよういろいろな銘柄で用意しております)
今年の早春の集いは下記の通り実施致します。今回はゲストとして7月の参議院議員選挙(神奈川県選挙区)に自民党から立候補を予定している脇まさあきさん(元神奈川県産業労働局長)。特別ゲストとして、政界を引退しフリーの立場で世界経済の中枢に足場を築く甘利明さんにおいで頂く予定です。
このブログを読んで頂いている皆さんもよろしかったら是非おいでください。
「おさだ進治・早春の集い」
日時 令和7年2月2日(日)
午後5時から県政報告会(ゲスト脇まさあき氏)
午後6時から懇親会(特別ゲスト甘利明氏)
場所 ザ・ウィングス海老名
会費 3000円(飲食費として)
※地元の酒蔵泉橋酒造のお酒を試飲できるよういろいろな銘柄で用意しております)
2025年01月15日
スピーチ
一月の三連休は、各種団体の新年会、どんど焼き、凧揚げ大会、二十歳の祝典、出初式など地域のイベントに参加させて頂きました。
こうした場ではほぼ全てのケースでゲストスピーチを求められます。


私は誠意を込めて祝辞を述べさせて頂きます。その一つ一つの場を勝負だと思っています。政治家としての資質を試される制限時間1分1本勝負。TPOに合わせて、余分な言葉を省いて大事なポイントを押さえて、できれば事例や古事などを交えて「なるほどなぁ」なんて思ってもらえたらいいですね。そういう意味では、毎朝こうして書いているブログは大変良い訓練になっていると思います。
こうして拙文を読んで頂いている皆様に「感謝」しかございません。
こうした場ではほぼ全てのケースでゲストスピーチを求められます。

私は誠意を込めて祝辞を述べさせて頂きます。その一つ一つの場を勝負だと思っています。政治家としての資質を試される制限時間1分1本勝負。TPOに合わせて、余分な言葉を省いて大事なポイントを押さえて、できれば事例や古事などを交えて「なるほどなぁ」なんて思ってもらえたらいいですね。そういう意味では、毎朝こうして書いているブログは大変良い訓練になっていると思います。
こうして拙文を読んで頂いている皆様に「感謝」しかございません。
2025年01月13日
相撲の話ですので・・・
正月の三連休。新年会、どんど焼き、二十歳の祝典・・・その他いろいろな行事を駆け回っています。
興味の無い方は読み飛ばして欲しいのですが、大相撲初場所が始まりました。好角家の私は仕事を終えて、一杯やりながら録画を観るのがこれから二週間続く毎日の楽しみです。
今場所・・前評判では大関の「琴の若」と「豊昇龍」が優勝と横綱昇進をかけた場所と言われていますが、どっこいそんなにすんなり行くとは私には思えません。この二人は強いけれど、他にも強い力士がたくさんいますから。まずはもう一人の大関「大の里」だって優勝する実力は充分。関脇「若元春」もそろそろ優勝を狙える位置。同じ関脇の「大栄翔」だって黙ってはいないでしょう。メキメキと力を上げている「隆の勝」と大鵬の孫「王鵬」、大関陣も無傷でこの二人と戦えるとは思えません。そして横綱、大関がもっとも警戒するのが帰って来た武者「若隆景」初日に見事横綱「照ノ富士」撃破!
まだまだいます元気いっぱいの「平戸海」。猪突猛進、気風の良い相撲の「豪ノ山」。そしてクセモノ「翔猿」と「宇良」が優勝はともかくも上位の力士を食ってやろうと、強い力士と戦うときほど覇気を見せます。まして最後に、平幕下位には「尊富士」がいるんですから、もうこうなるとオールスターですよ。国技館の切符が場所前に完売するのも当然です。
ただね、本当に心配なのは「ドーピング」。相撲界では筋肉増強剤の使用を禁止していませんし、検査もしていません。急激に筋肉が盛り上がり身体が大きくなって立ち合いのスピードも速くなる力士がいます(だれとは言いませんが)。強くはなるけれどそれは命を縮める行為。ある元関脇は「本人も承知の上で命を削る覚悟」をしているとか。そんな馬鹿なことはやらせてはいけない。相撲協会が根絶に向けて動くべき問題だと強く思います。
追記(1/14)・・二日目の取り組みを観ました。いやはやすでに強い力士同士が星を食い合う展開が始まっています。王鵬が若隆景を、豪ノ山が若元春を、阿炎が琴の若を屠る。でもどの試合も勝った方を褒めるしかない素晴らしい取り口で強い力士が圧倒される。それだけ力が拮抗しているということ。この時点で先を占うのは困難ですが、でも豊昇龍の身技の充実には目を見張るものがあります。そして下位で星を稼げる尊富士は終盤に優勝争いにからんで来るんじゃないかな・・。
追記(1/15)・・三日目。全勝負ガチンコ。幕の内の取り組みを観ましたが、どの勝負を見ても立ち合いでかわす(横に逃げる)ような場面がありません。全部の力士が真正面から当たる試合。これがファンを沸かせ、納得させるんですねぇ。群雄割拠、大相撲戦国時代ですね!!
追記(1/16)・・宇良がめずらしい技「つたえぞり」で高安を投げる。宇良って人はこういうことをよくやるけれど、こういう技というのは怪我をする危険があるんですよねぇ。宇良自身も相手の力士も・・。
追記(1/17)・・照ノ富士が引退の意向、とネットニュース。もしそうだとすれば「お疲れ様、とにかく糖尿病とヒザの怪我の治療に専念して下さい」と申し上げたい。身体が悪いのはもうとっくからそうなんですが、それ以上に他の力士が強くなっている中で爆弾を抱えながら命がけの土俵に上がることに限界を感じたのかな・・。
追記(1/18)・・強いのになかなか白星の出せなかった熱海富士が豊昇龍、琴の若の二大関を破る。こういう事があるんですよ今の大相撲は。ただ、気になるのは若元春、若隆景の兄弟が精彩を欠いていること。昨日の若隆景の立ち合いの変化はどうかと思いますが、相手が阿炎ですから目には目をと言う感じかな。若元春は目に見えて足が細くなって力不足。足指の怪我の影響か・・。
追記(1/21)・・中日を過ぎて9日目。横綱昇進のかかった琴の若は勝ち越しも危うい状況。豊昇龍も3敗で横綱昇進は無理でしょうねぇ。全勝の金峰山や1敗の千代翔馬がこのまま最後まで行くとは思えず。終盤は混沌とした状態になるでしょうね。優勝は?と言ったら2敗の王鵬が最有力と私は見ます。
追記(1/23)・・11日目。初場所もいよいよ終盤。優勝の行方は分かりませんが、たぶん王鵬でしょう。それにしても負けた力士が清々しい顔をするほどの良い相撲というのがあるものです。昨日の尊富士と翔猿、伯桜鵬と大栄翔。この二つの取組はまさにガチンコの良い相撲でした。一方問題なのは大の里ですよねぇ。自分から出て圧倒している時は良いけれど、昨日の金峰山戦のように押されるとあまりに弱い。我慢して長い相撲に持ち込んで勝機をつかむような相撲がとれるようになって欲しいです。
追記(1/27)・・千秋楽。優勝の巴戦の結果豊昇龍。王鵬が優勝するという私の予想はわずかに外れましたが、本当に良い相撲ばかりが見られた初場所でした。これから横綱豊昇龍の時代が続く・・なんてわけがありません。確かに彼は強いし、優勝することもあると思いますがまだまだ強い力士が出て来てこの先の優勝争いは3敗くらいの混戦が続くと思います。ただ・・気になるのは強いのに成績が振るわなかった力士たち。若元、若隆兄弟や熱海富士など。しっかり体と心を立て直して来場所には優勝にからむ戦いを見せて欲しいものです。
豊昇龍おめでとう!あなたの勝気な様子が好きです。謙虚な気持ちで相撲道にまい進して下さい。
興味の無い方は読み飛ばして欲しいのですが、大相撲初場所が始まりました。好角家の私は仕事を終えて、一杯やりながら録画を観るのがこれから二週間続く毎日の楽しみです。
今場所・・前評判では大関の「琴の若」と「豊昇龍」が優勝と横綱昇進をかけた場所と言われていますが、どっこいそんなにすんなり行くとは私には思えません。この二人は強いけれど、他にも強い力士がたくさんいますから。まずはもう一人の大関「大の里」だって優勝する実力は充分。関脇「若元春」もそろそろ優勝を狙える位置。同じ関脇の「大栄翔」だって黙ってはいないでしょう。メキメキと力を上げている「隆の勝」と大鵬の孫「王鵬」、大関陣も無傷でこの二人と戦えるとは思えません。そして横綱、大関がもっとも警戒するのが帰って来た武者「若隆景」初日に見事横綱「照ノ富士」撃破!
まだまだいます元気いっぱいの「平戸海」。猪突猛進、気風の良い相撲の「豪ノ山」。そしてクセモノ「翔猿」と「宇良」が優勝はともかくも上位の力士を食ってやろうと、強い力士と戦うときほど覇気を見せます。まして最後に、平幕下位には「尊富士」がいるんですから、もうこうなるとオールスターですよ。国技館の切符が場所前に完売するのも当然です。
ただね、本当に心配なのは「ドーピング」。相撲界では筋肉増強剤の使用を禁止していませんし、検査もしていません。急激に筋肉が盛り上がり身体が大きくなって立ち合いのスピードも速くなる力士がいます(だれとは言いませんが)。強くはなるけれどそれは命を縮める行為。ある元関脇は「本人も承知の上で命を削る覚悟」をしているとか。そんな馬鹿なことはやらせてはいけない。相撲協会が根絶に向けて動くべき問題だと強く思います。
追記(1/14)・・二日目の取り組みを観ました。いやはやすでに強い力士同士が星を食い合う展開が始まっています。王鵬が若隆景を、豪ノ山が若元春を、阿炎が琴の若を屠る。でもどの試合も勝った方を褒めるしかない素晴らしい取り口で強い力士が圧倒される。それだけ力が拮抗しているということ。この時点で先を占うのは困難ですが、でも豊昇龍の身技の充実には目を見張るものがあります。そして下位で星を稼げる尊富士は終盤に優勝争いにからんで来るんじゃないかな・・。
追記(1/15)・・三日目。全勝負ガチンコ。幕の内の取り組みを観ましたが、どの勝負を見ても立ち合いでかわす(横に逃げる)ような場面がありません。全部の力士が真正面から当たる試合。これがファンを沸かせ、納得させるんですねぇ。群雄割拠、大相撲戦国時代ですね!!
追記(1/16)・・宇良がめずらしい技「つたえぞり」で高安を投げる。宇良って人はこういうことをよくやるけれど、こういう技というのは怪我をする危険があるんですよねぇ。宇良自身も相手の力士も・・。
追記(1/17)・・照ノ富士が引退の意向、とネットニュース。もしそうだとすれば「お疲れ様、とにかく糖尿病とヒザの怪我の治療に専念して下さい」と申し上げたい。身体が悪いのはもうとっくからそうなんですが、それ以上に他の力士が強くなっている中で爆弾を抱えながら命がけの土俵に上がることに限界を感じたのかな・・。
追記(1/18)・・強いのになかなか白星の出せなかった熱海富士が豊昇龍、琴の若の二大関を破る。こういう事があるんですよ今の大相撲は。ただ、気になるのは若元春、若隆景の兄弟が精彩を欠いていること。昨日の若隆景の立ち合いの変化はどうかと思いますが、相手が阿炎ですから目には目をと言う感じかな。若元春は目に見えて足が細くなって力不足。足指の怪我の影響か・・。
追記(1/21)・・中日を過ぎて9日目。横綱昇進のかかった琴の若は勝ち越しも危うい状況。豊昇龍も3敗で横綱昇進は無理でしょうねぇ。全勝の金峰山や1敗の千代翔馬がこのまま最後まで行くとは思えず。終盤は混沌とした状態になるでしょうね。優勝は?と言ったら2敗の王鵬が最有力と私は見ます。
追記(1/23)・・11日目。初場所もいよいよ終盤。優勝の行方は分かりませんが、たぶん王鵬でしょう。それにしても負けた力士が清々しい顔をするほどの良い相撲というのがあるものです。昨日の尊富士と翔猿、伯桜鵬と大栄翔。この二つの取組はまさにガチンコの良い相撲でした。一方問題なのは大の里ですよねぇ。自分から出て圧倒している時は良いけれど、昨日の金峰山戦のように押されるとあまりに弱い。我慢して長い相撲に持ち込んで勝機をつかむような相撲がとれるようになって欲しいです。
追記(1/27)・・千秋楽。優勝の巴戦の結果豊昇龍。王鵬が優勝するという私の予想はわずかに外れましたが、本当に良い相撲ばかりが見られた初場所でした。これから横綱豊昇龍の時代が続く・・なんてわけがありません。確かに彼は強いし、優勝することもあると思いますがまだまだ強い力士が出て来てこの先の優勝争いは3敗くらいの混戦が続くと思います。ただ・・気になるのは強いのに成績が振るわなかった力士たち。若元、若隆兄弟や熱海富士など。しっかり体と心を立て直して来場所には優勝にからむ戦いを見せて欲しいものです。
豊昇龍おめでとう!あなたの勝気な様子が好きです。謙虚な気持ちで相撲道にまい進して下さい。
2025年01月12日
どんど焼き
冷えますねぇ。今が一年で一番寒い時期ですかね。そうは言っても日本海側の大雪を知らせるニュースなど見ていると、日中は毎日のように陽射しに包まれる相模平野の気候は申し訳ないほど恵まれたことだと思います。
昨日、今日と地域ではどんど焼きが行われていて、けっこう多くの人が集まるものですね。考えてみれば松が明けた後のお飾りの処分は悩みもの。燃えるゴミとして出すのも気が引けるし・・そういう意味ではどんど焼き、助かりますね。

今年もこうして邪気をはらうというどんど焼きの炎を見つめていたら、子どもの頃、祖母に手を引かれて同じ火を見つめていた時の事を思い出しました。祖母は後ろから私の体を包み込み、左手で私のほほを覆い、右手で煙を手繰り寄せるようにして顔をなで「はたけが治れ、はたけが治れ」と念じていました。
「はたけ」って知ってますか?知らない人はググってみて下さい。少年期特有の皮膚の病気で顔の一部に円形の脱色が見られるもの。私の顔にはそれがあって祖母はそれを治そうとどんど焼きの火に祈りを込めてくれていたのです。ありがたいなぁ・・と思うと鼻の奥がつんっとして、煙にむせたふりをして袖口で顔をぬぐいました。
あの頃はずいぶんと老けたおばあちゃんに見えた祖母ですが、数えてみるとまだ60代前半だったんですよねぇ。
俺も今年は還暦か。
昨夜頭に浮かんだ一句です。
靴下が 夜具の一つに 年男
昨日、今日と地域ではどんど焼きが行われていて、けっこう多くの人が集まるものですね。考えてみれば松が明けた後のお飾りの処分は悩みもの。燃えるゴミとして出すのも気が引けるし・・そういう意味ではどんど焼き、助かりますね。

今年もこうして邪気をはらうというどんど焼きの炎を見つめていたら、子どもの頃、祖母に手を引かれて同じ火を見つめていた時の事を思い出しました。祖母は後ろから私の体を包み込み、左手で私のほほを覆い、右手で煙を手繰り寄せるようにして顔をなで「はたけが治れ、はたけが治れ」と念じていました。
「はたけ」って知ってますか?知らない人はググってみて下さい。少年期特有の皮膚の病気で顔の一部に円形の脱色が見られるもの。私の顔にはそれがあって祖母はそれを治そうとどんど焼きの火に祈りを込めてくれていたのです。ありがたいなぁ・・と思うと鼻の奥がつんっとして、煙にむせたふりをして袖口で顔をぬぐいました。
あの頃はずいぶんと老けたおばあちゃんに見えた祖母ですが、数えてみるとまだ60代前半だったんですよねぇ。
俺も今年は還暦か。
昨夜頭に浮かんだ一句です。
靴下が 夜具の一つに 年男