盆休みも終わり、仕事も再開。
それにしても暑いですね・・・屋外で汗をかいて、エアコンの効いた部屋で冷たくなって、また屋外へ出て汗・・というのを繰り返すのが一番身体にダメージが大きいと思いますね。私の場合はだいたいこれで体調を崩します。
今日は海老名市内で創業して60周年を迎える会社のお祝いの席に招かれています。その会社は送電塔を作る会社で、関東一円に高圧の電気を流す送電線網を建設したり高所で保守作業を行なったりするのを業務しています。全国に電気を流す、現在もまさに人々のライフラインそのものですが、昭和の高度成長の頃などは、険しい山奥に鉄塔を建てたりしたわけで、そこに飯場を作って多くの社員が寝泊まりしながら働き、全国に送電線網を張り巡らした、そんな60年の歴史を今日はお祝いするわけです。この会社、私が子どもの頃は大きな社宅があって、社宅の前には専用のプールがありました。私はその社宅に同級生がいたものですから、夏にはよくそのプールで遊んだものです。友達のお母さんが「おーい、スイカだよー」と社宅の三階から声をかけ、知らない子供までスイカに群がり・・・まさに古き良き時代の「会社家族」の風景がそこにありました。
この暑さをしのげるのも、とぎらせることなく、安定した電気を作り、送ってくれる人々のおかげですね・・。
2023年08月17日
2023年08月13日
合掌
2023年08月10日
戦う覚悟より・・
夏空や ここぞと青田 空を突き 長田進治

季語が二つ入っているから失格ですかね(笑)。写真は中河内の田んぼです。
「照りに不作無し」と昔の人は言ったそうです。先人の努力によって隅々まで相模川の水が行き渡っている海老名の水田。今年は作柄が良さそうだと農家の方が言います。先日その用水路に一部地盤沈下があるとのことで現地を見た上で海老名市に相談に伺いました。
昨日は麻生さんが台湾で「戦う覚悟」と言ったそうですが・・・台湾はかつて50年間日本国でした。その台湾の南部の不毛の地に大規模なダムを造り、灌漑用水を引き、豊かな緑の大地に変えたのが八田與一という日本人でした。あるいは当時赤痢やチフスなどの風土病がまん延していた台湾に公衆衛生を敷き克服したのは医師でもあった後藤新平です。
挑発よりも、より充実した経済交流や文化交流こそ両国の未来を拓く礎となるのではないでしょうか。

季語が二つ入っているから失格ですかね(笑)。写真は中河内の田んぼです。
「照りに不作無し」と昔の人は言ったそうです。先人の努力によって隅々まで相模川の水が行き渡っている海老名の水田。今年は作柄が良さそうだと農家の方が言います。先日その用水路に一部地盤沈下があるとのことで現地を見た上で海老名市に相談に伺いました。
昨日は麻生さんが台湾で「戦う覚悟」と言ったそうですが・・・台湾はかつて50年間日本国でした。その台湾の南部の不毛の地に大規模なダムを造り、灌漑用水を引き、豊かな緑の大地に変えたのが八田與一という日本人でした。あるいは当時赤痢やチフスなどの風土病がまん延していた台湾に公衆衛生を敷き克服したのは医師でもあった後藤新平です。
挑発よりも、より充実した経済交流や文化交流こそ両国の未来を拓く礎となるのではないでしょうか。
2023年08月07日
多面的に・・
8月は6日9日15日 (はちがつは、むいかここのか、じゅうごにち)
何を意味するかは小欄をお読みの方にあえて説明する必要もないことですね。
若い頃から、かの大戦について考えることが多く、学生時代には戦没者遺骨収集ボランティアでサイパン、パラオ、硫黄島へと出向いた私ですが、この時期になるとお決まりのようにテレビなどで特集される戦争番組の一面からしか見ない取り上げ方にはあまり観る価値を感じません。
かの大戦と書きましたが昭和20年に終戦した戦争を「太平洋戦争」と呼ぶか「大東亜戦争」と呼ぶかで、この戦争に対する見方は大きく変わります。
もちろん普遍的なものとして、戦争というものがいかに悲惨なことで、あまりにも多くの人々が悲しい犠牲となった事実は今も忘れてはなりませんし、この機に不戦の誓いをすることも重要です。ただ、テレビを見ていると我が国が無謀で愚かな戦争を仕掛けたというような一面ばかりが報じられます。でも、戦争に至るまでの経緯は様々にあるわけで、小国日本が大国アメリカを相手に無謀と知りつつも戦わざるを得なかった事情や、国民の多くが開戦を支持した理由などについて報じられることはまったくと言ってよいほどありません。
戦争というものは必ず双方に言い分があって始まるわけで、例えばロシアによるウクライナ侵略もその前段にある「ミンスク合意」について考察することをせず、一方的に批判してばかりでは、私たちは他山の石から学ぶことができないと思うのですがいかがでしょうか。
さて、話は変わりますが、小欄に書き込みも頂きましたビッグモーターによる街路樹への加害について、他にも何人かの人から「神奈川県は厳しく対処すべきだ」というご意見を頂いております。もちろん緑を愛する私としては声を大にしてこのことを県に求めるつもりです。それともう一方で、街路樹を植えて植えっぱなしの行政の姿勢についても質す必要があると思っています。海老名市内で言えば社家小学校付近の県道に植えられた街路樹などを見て頂ければと思いますが、とても不健康な状態で何年も放置されています。もちろんこれはビッグモーターの仕業ではありませんが・・。
他にも街路樹というと、例えば上に電線があるのを承知で道路に高木を植えて、成長すると枝が電線に引っかかるからと、樹勢も考えずに丸坊主にするようなケースは見ていてむしろ悲惨です。幼木の時に支えとしてつけられた添え木が、木が大きくなってもそのまま放置されているケース、低木のさつきには害虫がはびこり、粉塵をまとって見るも無残なケース・・その他諸々。
県の担当者は、とんだとばっちりと思うかも知れませんが、植物もペットと同様に植えた以上は最後まで責任を持って保護すべき。そして並木道は並木道らしく美しくあって欲しいので。
何を意味するかは小欄をお読みの方にあえて説明する必要もないことですね。
若い頃から、かの大戦について考えることが多く、学生時代には戦没者遺骨収集ボランティアでサイパン、パラオ、硫黄島へと出向いた私ですが、この時期になるとお決まりのようにテレビなどで特集される戦争番組の一面からしか見ない取り上げ方にはあまり観る価値を感じません。
かの大戦と書きましたが昭和20年に終戦した戦争を「太平洋戦争」と呼ぶか「大東亜戦争」と呼ぶかで、この戦争に対する見方は大きく変わります。
もちろん普遍的なものとして、戦争というものがいかに悲惨なことで、あまりにも多くの人々が悲しい犠牲となった事実は今も忘れてはなりませんし、この機に不戦の誓いをすることも重要です。ただ、テレビを見ていると我が国が無謀で愚かな戦争を仕掛けたというような一面ばかりが報じられます。でも、戦争に至るまでの経緯は様々にあるわけで、小国日本が大国アメリカを相手に無謀と知りつつも戦わざるを得なかった事情や、国民の多くが開戦を支持した理由などについて報じられることはまったくと言ってよいほどありません。
戦争というものは必ず双方に言い分があって始まるわけで、例えばロシアによるウクライナ侵略もその前段にある「ミンスク合意」について考察することをせず、一方的に批判してばかりでは、私たちは他山の石から学ぶことができないと思うのですがいかがでしょうか。
さて、話は変わりますが、小欄に書き込みも頂きましたビッグモーターによる街路樹への加害について、他にも何人かの人から「神奈川県は厳しく対処すべきだ」というご意見を頂いております。もちろん緑を愛する私としては声を大にしてこのことを県に求めるつもりです。それともう一方で、街路樹を植えて植えっぱなしの行政の姿勢についても質す必要があると思っています。海老名市内で言えば社家小学校付近の県道に植えられた街路樹などを見て頂ければと思いますが、とても不健康な状態で何年も放置されています。もちろんこれはビッグモーターの仕業ではありませんが・・。
他にも街路樹というと、例えば上に電線があるのを承知で道路に高木を植えて、成長すると枝が電線に引っかかるからと、樹勢も考えずに丸坊主にするようなケースは見ていてむしろ悲惨です。幼木の時に支えとしてつけられた添え木が、木が大きくなってもそのまま放置されているケース、低木のさつきには害虫がはびこり、粉塵をまとって見るも無残なケース・・その他諸々。
県の担当者は、とんだとばっちりと思うかも知れませんが、植物もペットと同様に植えた以上は最後まで責任を持って保護すべき。そして並木道は並木道らしく美しくあって欲しいので。
2023年08月04日
さっぱり
それにしても暑い日が続きますね。
食欲が減退しているのでさっぱりとしたものを食そうと、そうめんを茹でました。というか最近私は食事のそうめん率が高いので、アレンジが必要です。

ま、それなりに美味しくできました。
国会では現行の健康保険証を廃止してマイナカードと統合する件で政権内がガタついています。何より「決めたことは必ずやる」という姿勢が大事です。でもその一方で「君子豹変」というように、あやまちがあったとするならすぐにでも方針を変えるということもまた、政治のありよう。
問題はマイナカードについてのデータの入力ミスなどの出来事が国家の政治方針を変えるに値することかという判断であり、値するなら健康保険証廃止の時期や方針を改めるべきであるし、そうでないなら決然として政策を進めるべきでしょう。そこはひとえに首相が判断する事であり、人の意見を聞くことは当然大事なことですが、それは当たり前のことで、わざわざ口に出して言うから余計な憶測を呼ぶ。
ポイントは健康保険証に代わる資格者証をどう位置付けるかであり、海老名の方からも「家族が障がい者施設入所していて常時健康保険証を施設に預けている。今回保険証が無くなったとき、さすがにマイナンバーカードを施設に預けることはできない」というご意見があります。こうした際にも健康保険証の代わりに使える「資格者証」の位置づけをどうするかが大事だと思います。
その辺りの細かな議論をしっかりと詰めて、準備をするのに時間がかかるなら、若干の延期は仕方の無い事ではないでしょうか。
食欲が減退しているのでさっぱりとしたものを食そうと、そうめんを茹でました。というか最近私は食事のそうめん率が高いので、アレンジが必要です。

ま、それなりに美味しくできました。
国会では現行の健康保険証を廃止してマイナカードと統合する件で政権内がガタついています。何より「決めたことは必ずやる」という姿勢が大事です。でもその一方で「君子豹変」というように、あやまちがあったとするならすぐにでも方針を変えるということもまた、政治のありよう。
問題はマイナカードについてのデータの入力ミスなどの出来事が国家の政治方針を変えるに値することかという判断であり、値するなら健康保険証廃止の時期や方針を改めるべきであるし、そうでないなら決然として政策を進めるべきでしょう。そこはひとえに首相が判断する事であり、人の意見を聞くことは当然大事なことですが、それは当たり前のことで、わざわざ口に出して言うから余計な憶測を呼ぶ。
ポイントは健康保険証に代わる資格者証をどう位置付けるかであり、海老名の方からも「家族が障がい者施設入所していて常時健康保険証を施設に預けている。今回保険証が無くなったとき、さすがにマイナンバーカードを施設に預けることはできない」というご意見があります。こうした際にも健康保険証の代わりに使える「資格者証」の位置づけをどうするかが大事だと思います。
その辺りの細かな議論をしっかりと詰めて、準備をするのに時間がかかるなら、若干の延期は仕方の無い事ではないでしょうか。
2023年08月01日
運命
昨夜は7月が終わると同時に雷鳴がとどろき、海老名一帯に潤いの雨を降らせました。
今朝は目に映る緑も生き返ったかのように生き生きとしています。こんな時の緑は「翠」と書いた方が良いのかも知れません。
そして今朝は義家代議士と海老名駅でのピーアール活動。
そこで残念なことが・・・驚きの顔をして前から近づいて来た女性。「えー、長田さんて甘利さんじゃないんですか!!」一瞬の出来事でなにもできずその女性は怒りの空気をまとったまま行ってしまいました。
「長田さんて甘利さんじゃない・・・」つまり、甘利さんを応援していたのに、裏切って義家さんを応援しているの?・・と、そういう意味のことを言われたのだと気づくのに若干の時間を要してしまいました。立ち止まって下されば「いいえ、そうではなくて選挙区が変更になって海老名は甘利さんから義家さんの選挙区になったんですよ」と説明できたのですが、時遅し・・。
まだまだ、この選挙区の変更については知らない人が多いのでしょうね。
私も青雲の志を抱いて政治家を目指した身。いつかは国会の赤い絨毯を歩いてみたいと思っていました。しかし、地元に甘利さんという大きな存在がある以上、それは叶わぬ夢と、議員となってからはその思いを封印して来ました。そして今回の選挙区割りの変更。今度は私より若い人を担ぐ立場に。
これも運命と受け入れて、頑張りたいと思います。
今朝は目に映る緑も生き返ったかのように生き生きとしています。こんな時の緑は「翠」と書いた方が良いのかも知れません。
そして今朝は義家代議士と海老名駅でのピーアール活動。
そこで残念なことが・・・驚きの顔をして前から近づいて来た女性。「えー、長田さんて甘利さんじゃないんですか!!」一瞬の出来事でなにもできずその女性は怒りの空気をまとったまま行ってしまいました。
「長田さんて甘利さんじゃない・・・」つまり、甘利さんを応援していたのに、裏切って義家さんを応援しているの?・・と、そういう意味のことを言われたのだと気づくのに若干の時間を要してしまいました。立ち止まって下されば「いいえ、そうではなくて選挙区が変更になって海老名は甘利さんから義家さんの選挙区になったんですよ」と説明できたのですが、時遅し・・。
まだまだ、この選挙区の変更については知らない人が多いのでしょうね。
私も青雲の志を抱いて政治家を目指した身。いつかは国会の赤い絨毯を歩いてみたいと思っていました。しかし、地元に甘利さんという大きな存在がある以上、それは叶わぬ夢と、議員となってからはその思いを封印して来ました。そして今回の選挙区割りの変更。今度は私より若い人を担ぐ立場に。
これも運命と受け入れて、頑張りたいと思います。
2023年07月31日
盆踊り
夏の風物詩。盆踊りが海老名のまちにも4年ぶりに帰って来ました。やぐらを組んで、提灯を飾って、スピーカーから炭坑節が流れて、浴衣姿の女性、ねじり鉢巻きで大太鼓のバチを握る男性、アイスキャンディーの行列に並ぶ子どもたち。そんな当たり前の日常がとてもありがたい。そんな週末でした。

明日からようやく8月ですね。
この暑さ、いつまで続くのかと、それこそめまいのするような思いです。
国会議員の皆さんは会期の外れたこの季節に外遊に出かけるそうですが、外遊って言葉がいけませんね。まるで遊びに行っているように思えてしまいます。ロシアによるウクライナ侵略を機に世界が冷戦時代のような分断の時代に向かおうとしている今、我が国が同盟するべき国々と絆を深めると同時に、中国やロシアとも交渉できるチャネルを持つべきであるし、グローバルサウスと呼ばれるような国々とも多様なパイプを構築することは、政府の役人にはできない国会議員の役目です。
小選挙区制になって国会議員のスケールも小さくなったと言われる昨今。国会の先生方は地元の盆踊り回りに汗を流すことも大事ですが、グローバルな視点も大いに養って欲しいものです。

明日からようやく8月ですね。
この暑さ、いつまで続くのかと、それこそめまいのするような思いです。
国会議員の皆さんは会期の外れたこの季節に外遊に出かけるそうですが、外遊って言葉がいけませんね。まるで遊びに行っているように思えてしまいます。ロシアによるウクライナ侵略を機に世界が冷戦時代のような分断の時代に向かおうとしている今、我が国が同盟するべき国々と絆を深めると同時に、中国やロシアとも交渉できるチャネルを持つべきであるし、グローバルサウスと呼ばれるような国々とも多様なパイプを構築することは、政府の役人にはできない国会議員の役目です。
小選挙区制になって国会議員のスケールも小さくなったと言われる昨今。国会の先生方は地元の盆踊り回りに汗を流すことも大事ですが、グローバルな視点も大いに養って欲しいものです。
2023年07月29日
ワンマン社長
暑いのと、忙しいのと、ブログを書く時間も無く気づけば週末に。時間の経つのがやたらに早く感じる今日この頃です。
若い頃、広告会社の営業をしている友人の結婚披露宴に招かれたときの事。友人の勤める会社の社長さんが来賓としてスピーチに立ちました。
「社員には三つのタイプがいます。それは赤字社員、黒字社員、トントン社員」
人生には三つの坂があるとか、大事な袋が・・とかそんな挨拶かと思いきや、祝いの言葉もそこそこに新郎と参席している社員たちにハッパをかけ始めたのです。
「いいですか! 手取り給料30万、結婚、マイホーム、そしてかわいい子ども。それが欲しかったら○○君(新郎)のようにガンガン働いて黒字社員になれ!!」
あっけにとられる来客も多い中、なんと新郎もその同僚社員も一斉に立ち上がって「ハイ!!」と。
まだバブル景気も冷めやらぬ時代のことでしたから。こんなワンマン社長もマインドコントロールされたような社員や、そんな社風の会社はけっこうありました。
ビッグモーターという中古車販売会社の不正が話題になっているのを見て、そんなことを思い出したもので・・。売り上げノルマのためにわざと車を傷つけただけでなく、店舗前の街路樹に除草剤をかけて枯らしたという疑惑も・・・。上場企業でもないのに、社長が辞めたところで何の責任をとることになるのでしょうか?
若い頃、広告会社の営業をしている友人の結婚披露宴に招かれたときの事。友人の勤める会社の社長さんが来賓としてスピーチに立ちました。
「社員には三つのタイプがいます。それは赤字社員、黒字社員、トントン社員」
人生には三つの坂があるとか、大事な袋が・・とかそんな挨拶かと思いきや、祝いの言葉もそこそこに新郎と参席している社員たちにハッパをかけ始めたのです。
「いいですか! 手取り給料30万、結婚、マイホーム、そしてかわいい子ども。それが欲しかったら○○君(新郎)のようにガンガン働いて黒字社員になれ!!」
あっけにとられる来客も多い中、なんと新郎もその同僚社員も一斉に立ち上がって「ハイ!!」と。
まだバブル景気も冷めやらぬ時代のことでしたから。こんなワンマン社長もマインドコントロールされたような社員や、そんな社風の会社はけっこうありました。
ビッグモーターという中古車販売会社の不正が話題になっているのを見て、そんなことを思い出したもので・・。売り上げノルマのためにわざと車を傷つけただけでなく、店舗前の街路樹に除草剤をかけて枯らしたという疑惑も・・・。上場企業でもないのに、社長が辞めたところで何の責任をとることになるのでしょうか?
2023年07月25日
人間社会
作家の森村誠一氏が亡くなったとのこと。先日国立公文書館から旧関東軍731部隊の組織表が発見されたというニュースがあったばかり。
中学生の頃、私は旧日本軍による生物化学兵器の開発や人体実験が行われていたことをルポタージュした森村氏の「悪魔の飽食」を読んで、戦争は悪だ、日本はいけないことをした国だったんだと、痛切に胸に刻んだものでした。
またその一方で、こうした自国の恥ずべき過去を、わざわざ現世にさらし、子どもたちに日本は悪い事をした国だと教え込むことの意味について「自虐的過ぎる」と批判する意見もあり、それもまた傾聴すべき意見だと・・それはもう少し大人になってから感じたものでした。
昨日は清川村の村長さんや役場の幹部の方と懇談させて頂きました。県に対する要望の中に毎年載せられることですが、相変わらず宮ケ瀬湖に身を投げる自殺者が多く、そのたび村役場では遺体の引き上げや保管、火葬、遺品の保管など、多くの行政負担に悩まされているとの訴え。県としても自殺の名所とされる橋の欄干を高くし、有刺鉄線を張るなどの防御策を講じているものの、それでも自死者はそれを乗り越えて命を絶つのだと・・・。
私たちにできる事はなに?という思案に出せた答えは、自死者の多くが乗る路線バスに、デジタルサインを表示して自殺防止のメッセージを出そう・・・と、論じていて切なくなるほどの現実。
戦時も平時も、人間社会は病理を抱えるものだとつくづく思います。
中学生の頃、私は旧日本軍による生物化学兵器の開発や人体実験が行われていたことをルポタージュした森村氏の「悪魔の飽食」を読んで、戦争は悪だ、日本はいけないことをした国だったんだと、痛切に胸に刻んだものでした。
またその一方で、こうした自国の恥ずべき過去を、わざわざ現世にさらし、子どもたちに日本は悪い事をした国だと教え込むことの意味について「自虐的過ぎる」と批判する意見もあり、それもまた傾聴すべき意見だと・・それはもう少し大人になってから感じたものでした。
昨日は清川村の村長さんや役場の幹部の方と懇談させて頂きました。県に対する要望の中に毎年載せられることですが、相変わらず宮ケ瀬湖に身を投げる自殺者が多く、そのたび村役場では遺体の引き上げや保管、火葬、遺品の保管など、多くの行政負担に悩まされているとの訴え。県としても自殺の名所とされる橋の欄干を高くし、有刺鉄線を張るなどの防御策を講じているものの、それでも自死者はそれを乗り越えて命を絶つのだと・・・。
私たちにできる事はなに?という思案に出せた答えは、自死者の多くが乗る路線バスに、デジタルサインを表示して自殺防止のメッセージを出そう・・・と、論じていて切なくなるほどの現実。
戦時も平時も、人間社会は病理を抱えるものだとつくづく思います。
2023年07月24日
足の下の石
豊昇龍の初優勝と大関昇進で幕を閉じた大相撲名古屋場所。
今まで「生意気な若者が出て来たなぁ・・」と、あまり良い印象は持てなかった力士ですが、15才の時にモンゴルから日本にやって来て、血のにじむような努力で、23歳でここまで這い上がった根性に私は惚れました。これからファンの一人になろうと思います。
それに引き換え、大関同時昇進をと期待した大栄翔と若元春の情けないこと・・。大事な14日目の取り組みでそろいもそろって立ち合いの変化。意表を突いた相撲で勝とうとした時点で大関の資格無し。どちらも応援していた力士だけに残念。15日間戦える体と心を養って、一から出直して下さいな。
さて、梅雨明けってしたのかどうか・・気象庁もふんぎりの付かないまま夏本番。
この時期は議会が無いため、議員にとっては大事なインプットの季節。我々自民党の所属議員は連日様々な団体や市町村長と面会して、県政に対する要望をヒアリングしています。
県議会の本会議場を国技館の土俵に例えるなら、こうして地域の声を拾う作業が相撲で言う「稽古」にあたりますね。しっかりとやらなければ・・。今日は厚木の会場で県央地域の市町村長さんと対話をさせて頂きます。
豊昇龍がモンゴルに帰郷したした際に、叔父の元横綱朝青龍氏が与えた言葉は「山の上じゃなくて、足の下の石を見ろ」だったそうです。
今まで「生意気な若者が出て来たなぁ・・」と、あまり良い印象は持てなかった力士ですが、15才の時にモンゴルから日本にやって来て、血のにじむような努力で、23歳でここまで這い上がった根性に私は惚れました。これからファンの一人になろうと思います。
それに引き換え、大関同時昇進をと期待した大栄翔と若元春の情けないこと・・。大事な14日目の取り組みでそろいもそろって立ち合いの変化。意表を突いた相撲で勝とうとした時点で大関の資格無し。どちらも応援していた力士だけに残念。15日間戦える体と心を養って、一から出直して下さいな。
さて、梅雨明けってしたのかどうか・・気象庁もふんぎりの付かないまま夏本番。
この時期は議会が無いため、議員にとっては大事なインプットの季節。我々自民党の所属議員は連日様々な団体や市町村長と面会して、県政に対する要望をヒアリングしています。
県議会の本会議場を国技館の土俵に例えるなら、こうして地域の声を拾う作業が相撲で言う「稽古」にあたりますね。しっかりとやらなければ・・。今日は厚木の会場で県央地域の市町村長さんと対話をさせて頂きます。
豊昇龍がモンゴルに帰郷したした際に、叔父の元横綱朝青龍氏が与えた言葉は「山の上じゃなくて、足の下の石を見ろ」だったそうです。